前回から引き続き、
サードステップになった
お祝いの合宿の話です。
昭和初期の社員食堂みたいな
貧相なテーブルには、
おにぎりが、一人1個だけ
なんじゃこりゃ??の世界。
副校長先生は小さな声で、
なんか変なことを言っています。
「これが、最期の食事だから」
って。
聞こえちゃった私は、
「また~、何言っちゃってるの?」
と事の重要さに気づいていない。
取りあえず、言われたまま、
サードステップになる卵の諸君達と
一緒に、おにぎりを1個食べました。
「では、これから出かけるから。
荷物は何も持たないでここに置いて
行きます。
着替えも必要ありません」
っと、副校長はいいました。
今、着いたばかりで、
おにぎり1個しか食べさせて
くれないで、
これから直ぐに湖で
※リチュアルでもするのかな?
※(神と繋がる儀式のこと)
相変わらず、魔法学校のすることは、
厳しいじょいな~。しぶしぶ
っと、副校長の後に付いていこうと
すると、
何か、視線がきになるんだよな~。
サードステップの先輩たちの視線が。
死刑を宣告された人を見るような、
同情に似たエネルギーを先輩たちは
送ってる。
意味わかんね~~だ。
どうも、湖ではなく、山を登るようだ。
途中で、外人組の新米サードステップ
と合流した。
10人位はいる外人たちは、
半袖の季節だというのに、
全員ダウンジャケットを着て、
毛糸の帽子をかぶっている。
ポケットにはチョコレートやお菓子や、
ポットには温かいコーヒーとか、
何やらリュックまで背負って、
たいそう荷物が多いじゃん。
こやつら、大層な装備して
ななな、な~んだい。
こちとら、江戸っ子で~ぃ。。
(なに、外人と競争してるの那旺ちゃん?)
<続く>
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