魔法学校シリーズ24・火事場のクソ霊能力

 

魔法学校の 

野宿二日目の深夜になりました。

さっき毒蜘蛛に刺されて、
顎が小型マウスの様に掴めます。

このまま毒が、脳まで到達したら、
ヤバいかも。

今こそ、靈氣師範の腕の見せ所。

(でも、ここは、一人ぼっち
誰も、見てね~んだよ~

 

かつて、私はこんなに集中して
靈氣をしたことが有りませんでした。

必死こけば出来るじゃんね~。

2時間くらい真剣に手当てをしまし
たところ、パンパンに腫れていた
顎が、少し緩みが出てきたようです。

これで峠は越えたようです。

鏡があったら、心が憂いて、却って
治る気力も失せたかもしれないが、

今回の場合は、鏡が無くてよかったぜぃ。

間違いなく、
アントニオ猪木君だもんね。

「1.2.3.ダー

アントニオ猪木

 

顎の方の峠は越えたけれど。。。

 

今夜も私は忍び雨

↑演歌のタイトルじゃないけれど、
雨が降って参りやした。

 

今日もかよ。勘弁してくれや

 

また、樹の下につま先で立ちます。
今日は、昨日の雨よりは強いです。

しばらくすると、樹の下でも身体は
濡れてしまった。

副校長の命令を聞いて、
あの時、傘を手放した自分が
恨めしい。

 

こうなったら霊能力を使うしかない。

「頼もう~~。お静まりやす

 

 

すると、雨はピタリと止んだ・・。

 

幼稚園の頃、晴天の日にベランダで、
雨乞いをしたことが有る。

あの時と正反対だけど・・・、
同じことが起きたわぃ。

 

偶然か??

この際、そんなのどっちでも
いいのじゃ。

 

すまぬ、かたじけない!」

 

っと、私は、形が有るようで
無いものにお礼をいった。

黒田官兵衛になった気分っす。

黒田官兵衛

私、官兵衛さまのファンです。

 

そして、野宿3日目の朝日が昇った。

 

水は、200CCしか飲んでいない。

 

<さらに続く>

※みなさん、長~いシリーズを
続けて読んでくださってありがとう