ここまで、

「意外にもセラピーを難しくして
いるパターン」

というテーマで進めてきましたが、

 

社会的にはちゃんと
面倒をみてくれたはずのお母さんに、
育てられたのに、

何故か原因が分からないけど
自信がないとか、

 

微妙に人間関係が生き辛いとか、

 

一歩大きなハードルを
超えられないとか、

 

上手くいきそうになると、
無意識に壊してしまうとか、

 

「どうせ私なんか」って、
ついつい思っているとか、

 

自分を制限している思い込みを、
あなたはいつの間にやら、
持っていませんか?

 

赤ちゃんの時は、こんな考えって
微塵もなく生きていたはずです。

 

おっぱい

(わ~い、おっぱいおっぱい。ママ~)

 

「私なんか、おっぱいを飲ませて
貰える価値がない」

なんて思っている赤ちゃんって、

そんなにいないはずですよ。
多分いないっしょ?

 

赤ちゃんの時は、
これからの未来において、
たくさんの可能性を見出すだけの
パワーがあったのに、

いつの間にか、満たされた感を失い、
幸せを生み出すエネルギーが喪失して
いく・・・、

そのきっかけは、

両親からの何らかのメッセージを
受け取っていると疑うのが、
心理デカとしてはしっくりくる。

 

だが・・、

 
でもですよ・・、

 

両親から、そこそこ
普通に育てて貰えているのに、

自分を生き辛くしている理由って、
何なんやろか?

 

どうやって、その根本原因を
探していけばいいの?

 

~~~~~~~~~~~~~

 

こんな、ドラマを作ってみました。

 

一郎と次郎とういう名の
双子の男の子が生まれました。

ふたご

(一郎ちゃん、わてら一緒やな。。)
二人は
同じ環境に育てられながらも、

一郎と次郎は全く違う性格で、
違った人生を生きています。

 

前もお話ししたように、
環境全てがその人の性格を作る訳
ではなく、

その子がその環境に置いて
何をピックアップするかによって
生き方の違いが現れます。

 

一郎がピックアップしたのは、
両親のこんなところです。

 

両親は、とても働き者でした。
事業経営者である両親は、
収入が安定していません。

豊かな生活を送るときもあるけれど、
それこそ、全くお金がない時も
やってきます。

 

両親はお金が無くなると、借金をして
なんとかやりくりをして生活しています。

仕事がうまくいかなくなると、

両親はお金を借りるために奔走し、
いくら働いても働いても、

いつでもお金の事で苦労している。

 

そんな親をみて、一郎は思います。

サラリーマンがいい。
あんなに働いていても、ちっとも
楽にならない。

お金を借りるために頭を下げている
両親をみて、

お金を生み出すことの大変さも身に
染みてい
ました。

「父ちゃん、かわいそう」

「僕は愛する奥さんにあんなお金の
苦労なんて決してかけやしない。

母ちゃんがかわいそう。」

人間とはなんて冷たいものなのかと、
両親に借金を冷たく断る人達を見て、

僕は決して事業経営者には
ならない。

お金は人を裏切る。

僕は不安定な経済はうんざりだ。
給料をもらえる生活をしよう。

 

一方、次郎の方は、
両親が一生懸命働いている姿を見て
いるし、

親がお金に困って借金をしている
姿を見ていますが、

まわりの人に支えられながら、
両親が仕事にかかる問題を一つ一つ
クリアーしつつ、

意欲的に生きている姿を見ています。

 

「困った時に人は必ず助けてくれる
ものなんだな~、

両親の様に、やれば必ず成果がでる
ものなんだ!」

 

仕事が順調な時は、
家族で豪華旅行も連れて行ってもらった。

僕は、この身一つでお金を
生み出す仕事を成し遂げてみよう。

 

双子でありながら、
こんなに違う人生が繰り広げられて
いきますね。

 

二人が何をピックアップしたかに
よって、人生の困難さが変わります。

たまたま、一郎は両親が借金を
断られているところばかりを見て、

深く心にその姿が刻まれてしまって
いたのだろうか?

 

それにしても、その偶然さえも
なにをもって一郎と次郎に
そうさせているのだろうか?

と考えると、
もう記憶の域を超えてしまい、

運命論とか前世とか、
ただの推測しかないスピリチュアル&占い
に頼るしかない。

そう言う私も、それを知りたくて
魔法学校やヒプノセラピー、
タロット、姓名鑑定や九星気学、

いやはや何でもやりました。

しかしどれを採ってもしっくりいきません。

普通の親に育ったのに、
たいしたトラウマももっていないのに、

 

何で、私はこんなにイジケタ性格に
なってもうたのか・・・、

幸せになると、壊したくなるって
いかがなものなのでしょうか?

 

それが知りたくて知りたくて、
も~~仕方なかったのね。

 

しらね~

(おら、どうなっちゃっているのか、しらね~~)

 

 

 

 (続くけど・・さ・・)