<前回のお話の続き>

なんでこんなにネズミさんが怖くなって
しまったかというと~、

 

これも、ネガティブな体験からくる
トラウマなのじゃ。

何て言ったってさ、
母親がビビらすのだわ。
も~~~ 酷いよ~。

でも、私は3姉妹の末っ子だけど、
私一人だけ異常に反応している
のだから、母親だけが原因とは
言えないのね。

私の性格や感性も影響するし、
母親の言葉を裏付けるような
体験がプラスされたとしたら、
トラウマになる大きな追加点
なっちゃうのだ。

母が言うに、
「ねぇねぇ、なおちゃん、
コレ見てごらん、
この凹んだ足の傷。
これって、神棚から突然ネズミが
落ちてきて、私の布団に入ってきて
噛まれたんだよ!
あ~、ネズミって恐い。
ゾゾっとするわ!イヤだ、イヤだ!」

この時から、神棚から、ネズミが
落ちて来るのではないかと思い、
私は決して、顔を上に向けて
寝ることはなくなった。
最低でも、顔だけは勘弁してくれと
思ったのだ。(3歳のころだった)

さらに、母親は、
「おばあちゃんはね、
顔にもネズ公が落ちて
来たんだってさ。おそろしいね~」

私は、半端ない想像力で、
まるで自分も同じ事件が起こる
ものと、その時点で思い込んだ。

これからが、母の言うことが
どんどん真実味が帯びてくる
体験が現れる。

コレって、もしや、
「ネガティブ版引き寄せの法則」かな?

こんなことが起きた。

ひと一人が通るのがやっとの
狭い路地で、私は見はいけない
物を見てしまった。

猫が、ネズミを捕まえているところ
を発見する位までは、
「きゃ~~」っと
逃げれば済むのだけど、

この時は、そんなんと、
ちゃうちゃうでんがな~

なんと、
(ご飯食べている人は下の
薄紫の字は飛ばしてね)

な~んと、
猫が~
ネズミの身体を~
頭・胴体・尻尾と

3段切りにして転がして遊んでた。

私は固まったまま、動けなくなった。

猫は、
「見たな~~~」って
恨みがましい目で私を睨み、

猫の顎は、ヨダレやらなんやらで、
濡れていた。

絶体絶命のピンチです。
5歳のなおちゃん

わたち、既に、動けません

 

そのあと、誰かが助けてくれた
様な気もするけど、
全く覚えてましぇ~~ん。

このあと、極めつけの体験が
私を襲うことになるのだ。

<続く・明日もこうご期待??>