釜山神社は三峯神社と同じく狼信仰なので、狼様が鎮座してます。

三峯神社に向かう前に、釜山神社のオオカミ様にもご挨拶にいきました。

私の大好きなグニャグニャ道を車で走る走る。
かなり山奥です。

ここは、結構建物が古いですよ。
建物が古いというのもあるけど、人が誰もいないし、全体的にさみしい感じ。
活気が見えない。でも静かに命を感じさせる気配もなくもない。

釜山神社の参道には6頭のオオカミさんが見守ってくれています。
写真の3番目のオオカミさん、可愛いでしょ?
こんな顔したおばちゃんは、人間でもいますよね?
お顔がいい味し過ぎて、おばちゃんだかおじちゃんだか、
もう、この際どっちでもいいじゃん・・・、みたいな雰囲気。

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創建は紀元504年、第9代開化天皇の皇子、日之雅皇子命が武蔵国を巡幸した折、この山で旅の安全と国内の平定安泰を祈ったのが始まりとされてます。

御祭神には、この世の五大要素の「木、火、土、金、水」の霊神が祀られていると書かれていましたが、実際どなた様なのかよくわかんない。
説明してくれている立札が、ここには何もないのだ。
全体的に寂れていて、お守りが置かれている社務所はあるものの、かなりの時間、この社務所は使われていない感じ。
何らかの祭典や行事が行われない限り開けていないのかも。
ちゅうか、行事もやっているのかなぁ?

宮司さんの自宅らしいものがあるけれど、
そこも手が入れられていない雰囲気。(余計なこと言ってすみません)

同行した友人は、「ここの宮司様は80歳を過ぎていて、
数年前に奥さんを亡くされてお一人で暮らしているらしいよ。」

宮司さんは、月に一度、「お炊き上げ」という神事をされているとのこと。
お米を研いだものを櫃に入れ、背中に背負って険しい山を上がり、
奥の宮のどこかにお供えするという神事。
それをずっと守られているそうな。
お子さんもいらっしゃらないようで、どなたが継承されるんやろか。
まさか、継承されず絶えていく可能性がある・・の?

今のところ、この境内の様子をみると、その確率は高く感じられる。
まずいじゃん。オオガミ様、どうなっちゃうの?

<続く>