前回と前々回の投稿した人気ドラマ
「義母と娘のブルース」

最終回の感動のセリフ・・・、
しつこいが、もう一度、おさらい。

 

義母の亜希子(綾瀬はるか)

「生意気で強がりで、可愛すぎて。
初めは娘だなんて思えませんでしたが、
良一さんに心配をかけまいと我慢している
あなたを見て思ったんです。

この子は私なんだって。

この子を安心させてやりたいと思いました。
思い切りわがままを言える場所を与えてやりたい。
私が欲しかったものを全部この子にあげたい。

そのうちにあなたが笑えば、
私まで笑っているような気になりました。

あなたが傷つけられると、
自分が傷つけられたかのような怒りを覚えました。

あなたが褒められると、
まるで自分が褒められたかのように舞い上がり、
私はあなたと自分を混同した状態に至りました。

要するに、あなたを育てると口では言いながら、
私はその実、満たされなかった自分を哀れみ、
育て直していたんです。

あなたは私に利用されただけ。
私はそんな女です。
だから恩に着る必要など何一つないんです」

娘のみゆき
「お母さんバカなんじゃないの?
そういうの、そうゆうのをね、

世間じゃ”愛”って言うんだよ!

 

この亜希子の言葉は、
自分の癒されなかったインナーチャイルド
を、みゆきの成長をを通して、
ずぅっと癒す作業をしていたという話です。

「育て直し・・・」

ここからは、

中学生の娘さんがいらっしゃる方で、
娘が大好きで大好きで、大大だ〜い好きな
Cさんのお話です。

Cさんとお嬢さんは亜希子の様に義理の
関係ではないけれども、

亜希子と同じ様に子育てをしながら、
自分を癒して来た人です。

自分が親にやって貰えなかった事、

自分が本当に欲しかったもの、

・・それは世間体を気にして、

「これが出来ないと将来大変なことになる」

とか、

「ちゃんとしないと人様からの笑い者の種になる」

と、恐れを植え付け、
子供を脅迫する親ではなく、

条件付きでなく、ただありのままで
愛されることだった。

無条件に愛された子供は、
底知れぬパワーがあるものだ。

 

(おら、お元気モリモリでヤンす)

 

自分には不可能な理由が探せないほど
自己重要感があるのです。

Cさんが亜希子と大きく違っていた所が
ありました。

亜希子はそもそも自己重要感が高かった。

9歳で両親を失い、中学生で祖母を亡くし、
施設に入った亜希子なのに、

何故に自己重要感が高かったのか!

亜希子には不可能を可能にする程、
逞しく生きる力が有った。

それは、事故で両親を失う9歳までの間に、
親に心から愛されたからだろう。(想像です)
両親の死後、祖母にも愛されたのかもしれない。

 

(毅然として、いじめっこと向き合わせる義母)

 

Cさんは残念ながら、そうでは無かったから、
生き辛く、パニックになって
クオーレテラピーに訪問されたのだった。

意外にも問題なのは、

親の言う通りに
必死こいて頑張ったお陰で、
それなりの有名な大学に入れた。

物質的なものもちゃんと与えてもらったし、
特に不自由なこともなかった。
親も世間ではちゃんとしている。

そんな親に何の文句があるはずがなく、

それなのに、あ〜それなのに

社会に出たものの、
仕事や人間関係がうまく出来ない自分を
責めてしまうものだ。

でも、内心世間体ばかり気にする
親が大嫌いなのだった。

小さい時、うまく出来ないと父親に罵られ、
母親は宗教がかった事に心が追われている。

要するに安心する場所が無いのだ。
いつ、親にキレられるかわからない恐怖に
怯えて、

何をやったら叱られるのか、
どうやったら親は機嫌よくしてくれるのか、
そんな事ばかりビクビクと考えている幼少期。

ここが亜希子とは大きく違っている。

大人になっても、
子供の頃の恐怖は消えない。

常に緊張しているからゆっくり眠れた記憶もない。

だから親と同じ様な人が世間にはゴロゴロいる
様に見えてしまい、

ちゃんと役割を熟せないと、
自分はどうなってしまうのだろうと
予期不安の中で生きていく事になる。

例え、親が死んだとしても、
別居しようとも、認知症になっていても、
子供の頃の親の陰影を引き連れて生きるのです。

 

(も〜う、付いてこないでちょんまげ)

 

でも、それでもCさんの素晴らしい所は、
親にされた事を繰り返さなかった事ですね。

大抵は、親にされた事を無意識に連鎖させるものです。
Cさんは心理の勉強をして、それだけは
回避されたのはご立派です。

しかし、心理とは面白いもので、
親と似た様な世間体を気にする伴侶と結婚し、
再度同じご苦労を繰り返すこともあるのだ。

 

今日のブログ、いつになく真面目だよね!

 

言いたいことは、

出来る事なら結婚する前に、
心の問題は整えておくと、

後で苦労しなくて良いですよ〜。

 

今日、妊娠8ヶ月になる
40代の妊婦さんが来てくれました。

 

(お腹、赤ちゃんでポンポコリン)

2年前の彼女の心は悲しみでグジャグジャでした。

自分の人生なんて・・・って、
一生独身で、孤独に生きていくしか
想像できなかった人でした。

母親も嫌いで関わらない様に逃げていました。
人ともうまく繋がれない。

そんな彼女がこの全ての難問をクリアにして、
お母さんになろうとしています。

今日のセッションは心の問題解決は、
全然なくて、
妊婦姿を見せに来てくれたのと、

赤ちゃん揃ってエネルギーチャージをされに
来てくれました〜。

(惑星音叉の周波数にまみれて熟睡しとる)

 

しっかり自分と向き合って、
本来の自分を取り戻したお母さんから
生まれてくる子供は、

ほんまもんに幸せ者なのだ〜

 

人生は、愛ある選択によって、
決まってまうのじゃよ。(この人、どなた?)


また、次回!

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