魔法学校で学んだなかで、
想像をはるかに超えた出来事を
お話しします。

魔法学校の役職の中で、
ガイドとサードステップに関しては、
他の役職と違い、

いくらお勉強を学んでも、
多額なイニシエーションを
受けたとしても、

校長先生のチャネリングによる任命
無しには、決して就けない
仕組みになっています。

だからこそ、
「特別な価値ある能力を備えた人」

っと魔法学校の中では見られています。

但し、
この組織を出たら、
「ただの普通の人」な訳ですが・・・ね

この特別感を見せしめる事は、
魔法学校にいる生徒たちにしたら、
憧れでもあり、ジレンマでもあります。

ガイドやサードステップになったら、
立場上、美味しくてやめられません。

例えば、社会であまり認められたことが
なかった人などは、

ここにいれば、ぐぐ~んと自己価値が
上がる訳ですから、なかなか手放せない
でしょう。

そうは言っても、深入りすると、
美味しい事ばかりではないようですが

どんな社会でも組織になると有りがちな
事ですよね!

 

実はスピリチュアル度的にいうと
ガイドより、サードステップの方が
威厳があることになっています。

 

私が駆け出しの頃は、
サードスッテップにもなると、

「悩みがなく、愛そのもので、
何でも願いが叶う人」

と、根拠なく漠然と思っていました。
多分私以外の人も同じだと思う。

**********

 

さ~て、説明はこれくらいにして、

私がサードステップに任命された
時の話をしましょう。

ただし、任命されたとしても、合宿に
行かないとサードステップの称号は
貰えません。

確か、3泊4日で、5万円くらいの
合宿料金だったと思います。

今回は魔法学校のべらぼうに高い
合宿料金に比べたら随分安いなぁと
誰でも思ったとことでしょう。

やっぱり、ここに至るまでに、
破産するほどお金を出しまくって
来たわけだから、

今回はお祝いなんだし、
これからも魔法学校の為に働いて
くれる人達なんだから、

一度くらい良い思いをさせても
良いんじゃないって、
普通に誰でも思うでしょう。

今回の合宿は、
先輩のサードステップの方たちとの
仲間づくりの合宿なんだろうなって、
本気で思っていました。

いっそのことタダにしても、
良いくらいなのに、
そこは魔法学校のセコイところだわ

くらいな考えでいました。

私は本当に甘かった。

が~~~~~ん

ガーン犬

 

さて、バスを降りて合宿所に着きました。

あら、まぁ相変わらず、
大した宿泊先ではありません。


「お昼ご飯を食べてください」
っと
トップに言われ、

昭和初期の社員食堂みたいな貧相な
テーブルには、

おにぎりが、一人1個だけ
置いてあります。

「ええっ

先輩たちのテーブルには、
カレーライスがありました。

私は、昨日は昼も夜も食べ損ねて
いたので、めっちゃお腹がすいて
いたのに・・・、

なんじゃこりゃ??

の世界。 

バカボンのパパ

 

 

おにぎり、いっこ・・なのだ~。

 

<続く>

 

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