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前回、投稿した人気ドラマ「義母と娘のブルース」

今更持ち出すのは既に時代遅れかもしれぬが、

最終回の感動のセリフ・・・、

なるほど、コレが本質だったのね〜。
っと、頷いてしまいました〜。

 

最終回の感動のセリフはコレ!!

じゃ〜ん

 

・・・と〜、その前に、
ドラマを見ていない人は、何がなんだか
わかんないよね〜?

そういう私も、全編10話のうち、7.8.9&最終回、
プラス5.6話をダイジェスト版をチラ見した程度で、

前回のブログを書いたのだけど、

その後、どうしても気になって、
オンデマンドで一気に1〜6話まで
観たのだ〜。

だもんで、
最終回のセリフの意味の深さを更にコレで理解し、
感動したわけなのです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

背景をめっちゃ簡単過ぎるくらいに説明すると、

9歳の一人娘を持つ良一(竹内豊)は、
3年前に妻に先立たれ、
自分が余命幾ばくもない事がわかり、
死後の娘の養育の事に悩んでいた。

良一のライバル会社の
敏腕営業部長のキャリアウーマンである
亜希子(綾瀬はるか)
後継養育役として白羽の矢を立てた理由は、

彼女だったらきっと自分の子を責任持って
育ててくれるだろうと思い、
偽装結婚を持ちかけた。

良一:
「貴女しか頼りになる人が他に見つからないのです」

一方亜希子は、
仕事以外の人間関係を作らない機械人間
みたいな堅物女史であり、

仕事だけに没頭して来た自分の人生を振り返ると、
ふと、心に穴が空いている事に気づき出していた。

亜希子:
「そういえば私って、どうでも良い様な
クダラナイ話を聞いてくれる人っていたかしら?」

そういう意味で、
亜希子にとって、良一の偽装結婚の話は
そんなには悪い話では無かった。

しかし、良一の亡くなる間際には、
お互いの心に愛が芽生えていることに
気づいたのだった。

 

(真面目過ぎて突飛な事をする義母が、
みゆきに名刺を渡しているところ)

〜〜〜(その後色々ドラマはあるが)

良一の死後9年経ち、
娘のみゆきは大学受験するまで成長した。

今までキャリアのある仕事を辞めてまでも
自分を大切に育ててくれた義母に、
みゆきはずっと恩義を感じていた。

だから義母のこの先の人生も自分の犠牲に
なって欲しくは無かった。

そんな時、亡くなった夫の上司から、
夢の様な仕事の依頼を持ちかけられた亜希子。
しかし亜希子はそれを断ってしまった。

何故ならば、みゆきと離れて暮らさなくては
ならないからだ。

亜希子がそんなチャンスを断ったのを知ったみゆきは、
それを阻止するために義母に内緒で
大学進学を諦めようと考え、

志望大学を受験しては
落ちるといった偽装工作を企てた。

それを知った二人の会話です。

 

(あ〜、こんなへぼっちい説明じゃダメだ〜。
オンデマンド、観てください。)

 

義母の亜希子(綾瀬はるか)

「生意気で強がりで、可愛すぎて。
初めは娘だなんて思えませんでしたが、
良一さんに心配をかけまいと我慢している
あなたを見て思ったんです。

この子は私なんだって。

この子を安心させてやりたいと思いました。
思い切りわがままを言える場所を与えてやりたい。
私が欲しかったものを全部この子にあげたい。

そのうちにあなたが笑えば、
私まで笑っているような気になりました。

あなたが傷つけられると、
自分が傷つけられたかのような怒りを覚えました。

あなたが褒められると、
まるで自分が褒められたかのように舞い上がり、
私はあなたと自分を混同した状態に至りました。

要するに、あなたを育てると口では言いながら、
私はその実、満たされなかった自分を哀れみ、
育て直していたんです。

あなたは私に利用されただけ。
私はそんな女です。
だから恩に着る必要など何一つないんです」

娘のみゆき
「お母さんバカなんじゃないの?
そういうの、そうゆうのをね、

世間じゃ”愛”って言うんだよ!

 

泣けるで〜

 

亜希子はみゆきと同じ年頃に
両親を事故で亡くし、

その後祖母に引き取られたが、
祖母も中学生の頃に亡くなり、

施設で育ち、辛いこともあったが、
周りは自分よりも小さい子ばかりで、
亜希子は人に弱音を話すことができない
環境の中で育った。

そして祖母から教えられた言葉を守って、
人を頼らずに独りで生きられる様に、
ガリ勉で成長期を過ごした。

社会に入ってからは、
秀吉の様に必死で下積みの仕事をして
やがてどんどん出世して行った。

そんな亜希子の幼少期の人生を
最終回で明かした。

********************

「愛って?」

 

私は何を言いたいかと言うと、

この亜希子の言葉は、
自分の癒されなかったインナーチャイルド
を、みゆきの成長をを通して、
ずぅっと癒す作業をしていたという話です。

 

「育て直し・・・」

 

 

インナーチャイルド(傷ついた子供の自分)
を癒す事は、

自分の人生を好転させるにおいて、
いかに重要であるかを私は訴えたいのだ。

最近、セッションをしていて、
こんな事をクライアントさんに
言われました。

しかも違うクライアントさんに2日連続で。

 

クライアントさん:
「那旺さん、愛っていったいなんですか?
私、愛ってどういうものなのかわからないんです。

誰にも教えても貰ったことはないし、
与えてもらった覚えもない。

自分の中に愛があるとは到底思えないんです。

愛って、どこにあるんですか?😰」

 

那旺:
「う〜む」😶

(あじゃま・・、この子、混乱して泣いちまったで)


また、次回!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あ、そうそう、11月3日から14日まで
アメリカコロラド州に行ってまいります。

5月のカナダでも音叉のお勉強に行き、
コロラドも音叉の講座です。

帰ってきたら、お茶会します。

11月22日か23日あたりかな〜。

11月17日くらいに募集しますね。

今回はな〜んとなく超超超、少人数で、

クオーレテラピーセッションルームで
和菓子を食べながらやりたい感じ。

何をするかは一切未定。

万が一、人数が多くなってしまったら、
くじ引きさせてくださいまし〜。

 

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私、「樹木希林」にもう会えないロスと、

綾瀬はるかのドラマ「義母と娘のブルース」
終わっちゃったロス状態に、

ただ今なっており、

心にポッカリと穴が空いています。

 

だからと言って、特に「樹木希林」のファン
だった訳でもなく、

「義母と娘のブルース」なんぞは、最終回を
入れて後ろから4話だけしか見ていない。

 

なのに・・なぜに???

 

この二者(樹木希林と綾瀬はるか演じる岩木亜希子)
には侮れない共通点があるのだ。

※(ドラマ、観ていない人ごめんくさい。
有料配信でも観てくださいまし)

 

それは、・・・

 

情熱的で一途である事・
類い稀な洞察力を持っている事・
家族を愛している(大切なものを守る力がある)事・
礼儀を知っている事(気遣い、慎み深さがある)・
努力を惜しまない事、

 

自分の人生に責任を持っている事・
他人と比較しない事・
愛を基準に選択している事・

そして・・・・今を生きている事。

 

このどれもこれもが、
私が美しいと思えているものであ〜〜〜る。

だから、それを体現してくれている人がいると、
私はとても嬉しいし、
震えるほどに同感できるし、
有難くて仕方ないのです。

 

樹木希林の死は、
友人がフェイスブックで投稿してくれて知った。

直ぐにびっくりした旨をコメントしたら、

友人は、「那旺さんって希林さんに生き方が近いかも・・」
って返信されたから、

「とんでもない、畏れ多い事です」って答えた。

 

「近い」というより、
そう在りたいと思っているのだろうな〜・・・、
って気づきました。

だから共感できる人がまたこの世を
去ってしまった事が寂しいのだ。

 

(私、綾小路です♪)

上に挙げた共通点の中で、最後の4つは特に大事です。

自分の人生に責任を持っている事!

他人と比較しない事!

愛を基準に選択している事!

今を生きている事!

これが出来る様になったら二度と
人間に生まれ変わる事はないでしょう。

生まれ変わる理由が無いと言って
良いかもしれない。

だから人間である以上、
この4つを心掛けて生きて行きたいものだ〜!

良いか悪いかはさて置いて、
2年くらい前のテレビに出演していた
樹木希林さんのあの衝撃的な態度が忘れられない。

 

一人旅だったか?連れが居たか?は忘れたが、
希林さんがアポなしで旅をして、
街の人に声を掛けたりする番組に出演していたときのこと。
(多分「鶴瓶の家族に乾杯」じゃなかったと思う)

希林さんが街を歩いていたら、
70歳近くのお店のおばちゃんに声を掛けられて、
なんやかんやちょっとした会話をし終え、
希林さんが立ち去った時のことです。

そのおばちゃんが希林さんを追いかけてきて、
スーパーのビニール袋に入ったお土産を
渡そうとした時のやり取りだった。

 

おばちゃん:
「ハイ、これあげる。お土産・・・持って行って!」

 

樹木希林:
「いりません!」

おばちゃん:
「えっ??なんで、良いから持って行って!」

樹木希林:
「いらないものはいらない!」

っと、希林さんはビニールを振り払った。

 

おばちゃんはせっかく親切にあげると
言っているものを断られてビックリとしたのと、

バカにされた気がしたのか、
プライドを傷つけられたのか、
希林さんの無頓着な態度に怒ったのか、
凄い形相をして闘争モードになっていた。

 

テレビ放映中のスタッフも、
この緊張感のある映像を撮ってしまって、
ドキドキとうろたえているのが読み取れた。

観ている私も、とんでも無いところを
うっかり観てしまった様な気がした。

いずれにせよ、ビニール袋を突き返された
おばちゃんの背中からは、
振り上げた拳を下ろせない雰囲気が漂っていた中、

希林さんは、ひょうひょうとして立ち去った。

 

希林さんがその時になんてコメントしていたかは
忘れたが、多分こんな意味合いを私は感じ取った。

 

「要らないものを渡された方の気持ちはどうなのかしらね!
お土産を渡すにも気遣いってあるでしょ?

もし、私が世間体を考えて、要らないお土産を
あの場面で貰ったとしたら、
どこかに捨てなきゃならないじゃない?

そうしたらゴミになってしまう。
例えば、それを要らないからと言ってスタッフに
あげたとして、

押し付けられた方は断れなくて迷惑じゃない?
だからハッキリと言った方が良いのよ。
欲しくないものは欲しくないって。

例えば、ものを貰えばお返しとか
しなきゃならないこともあるし、
そういうのって、勿体無いでしょう?」

私がこの番組で受け取ったメッセージは、
こんなニュアンスだった気がしました。

考え方は色々あって良いです。
そのおばちゃんの立場や思いを考えたら
また違った考えが出て来ますね!

「朱に交われば赤くなる」的な生き方は、
ある意味、問題提起をしなくて楽です。
争いも起こらないし批判もされないし、
意地悪もされない。

ドラマ「義母と娘のブルース」のPTA対決の
場面を思い出す。
(私、ダイジェスト版でしか観てないのだが^^;)

 

(義母はかつてキャリアウーマンだった)

 

確かこんな内容だった。

P TAの母親達の卑劣な行動対して、
無駄な刺激はしないで
引き下がる事を勧める教師に対し、

亜希子は毅然としてこう言った。

「子どもに手本を示すためにも親は
言うべきことを言わなければならない!」
と。

更に、

「先生!子供がこんな発想になって
良いのでしょうか?


子供は、親が嫌われるようなことをしたら
自分も嫌われると思っている。


親は、子供が嫌われることを恐れて
言葉を飲み込み、陰口で憂さを晴らす。

その背中を見て育った子供は思うでしょう。

長いものには巻かれればいい。
強いやつには逆らうな。
本当のことは影で言うのが正しいんだ。


だって、大好きなお父さんとお母さんが
そうやっていたんだから!

私事で恐縮ですが、
私は大事な一人娘にそんな背中を
見せたくはありません!」

 

この言葉、鳥肌が立ちました。

 

(義母の勇気ある言葉を理解した子供)

 

尊敬すべき人

 

(まだあなたが居ないなんて信じられない気持ち)


本当の事を言える人、

嘘のない人、

味のある人、

また、一人この世から去ってしまった。
最後の最期までご立派でした。
本当にお疲れ様でした。

来年公開の遺作
「エリカ38」楽しみにしています。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

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いよいよ、このテーマは最後です。

本当はもっと深い気づきがあったのだけど、
何でもかんでも書けるものじゃない。

お茶会とか、セミナーでしか言えないのぅ。

***************

でも、その中でも、
おめでたい事は発表できるよん。

じゃじゃじゃ〜ん。

オーガナイズしてくれた方の息子さんが
日本でご結婚をされたのち、

多分、このインドで新婚旅行を兼ねての
旅なのか、良くわかんないけど、

シュリダリアムホスピタルに、
お嫁さんのお母さんも一緒にアーユルヴェーダを
されにいらっしゃったんです。

息子さん夫婦もTM瞑想のティーチャーで、
お嫁さんのお母さんもTM瞑想歴が長いし、

どこもそこもTM人口だらけです。

皆さん、本当に穏やかな方ばかり。

で〜、日本でも既に結婚式をあげられたのだけど、
ホスピタル内にあるインドの寺院でも、
結婚式をしてくれることになったのだ。

(この方、この寺院の神様です)

 

(こんな感じで結婚式)

 

男子は、寺院内では上半身裸にならないと
いけないらしく、

せっかく素敵な洋服を新調したのに、
あれれれれ〜、になってもうた。

ちなみに、写真には出てないが、
私の結婚式出席の姿は、
何と下がパジャマのまんまだった〜。

何故か、ノリでそうなっちまった。

 

(結婚式のレイを掛けてもらった
両サイドの私達)

この場所は食堂で〜す。

 

(みんなで集合写真だよん)

ここに居ない人もまだいま〜す。

(これって、お坊さんがヤギャしてくれている)

ヤギャって何?

ゴマ焚きみたいにして、
色んなお祈りをしてくれるのです。

 

(これ、ワシです。ゴマ焚きしてもらっている最中)

朝、予約で5時15分に来るように言われたけど、

全然、始まる雰囲気もなく、

結局は、ビチョビチョの中で1時間待たされた。
トイレも寺院も何でだかビチョヌレなのがインド。

ちなみに、待たされるのも当たり前のインド時間。
風習には従わねばならぬ。

*******************

さ〜てさてさて、今回でこのテーマは最後
になりますが、

総評として・・、

私、夢だったんです。

インドの本場でアーユルヴェーダを体験する事が。

で〜、その夢が本当に叶い、
しかも、グレードが飛び切り高いものに
当たってしまいました。

まさにご褒美です。

何故ならば、前にも書いたけど、
世界一とも言われるマノハ先生の脈診を体験でき、

東洋医学と西洋医学を合体し、
しかも食事も丁寧に作られて、
日本食が恋しいとかいう事もなく、

雨期だったから毎日雨が続いて
湿っぽいのは仕方ない事ですが、
お部屋も広くて綺麗で、掃除も行き届いているし、

スタッフも皆さん親切で優しい。

ここで一番記録しておかねばならないのは、
間違いなく体調が改善して、
あらゆる問題が調整されたのがわかります。

「ここに行けば何とかなる!」

って思える逃げ場と言いましょうか、
それが有るのと無いのとでは人生の
豊かさは大きな違いです。

クライアントさんにお客様を
紹介いただくときに、
皆さん同じことを言ってくれます。

「いざとなった時に那旺さんの所へ行ける
という安心感があるから、
とっても心が自由になります。

だから大事な人にも、ここを教えてあげたい」って。

 

😂本当にありがたい事です。

インドとなると金額も掛かるし、遠いし、
思い立ったら即行ける訳では無いけれど、

今回、夢が叶っただけで、
私は本当に幸せ者だって思っています。

肝臓、視力、左股関節、心臓、左耳、頭も、
良くなっているのがわかります😊

 

 

さ〜ぁ、コレからが必見!

下の動画を良かったら観てね!

*******************

こんな感じの10回続いた、
「レポート・アーユルヴェーダ:インド」となりましたが、

最後にシュリダリアム病院の副院長先生の
Dr.アンジェリーさんに

インタビューしましたので、
17分はちょっと長いけど、
(突然聞きたい事を聞いてみて!
と、フラれて、何のこっちゃ〜状態だった)
ご覧くださいませ。

私が真っ黒なサングラスをしているのは、
目のトリートメントをした後2週間くらいは、
蛍光灯や直射日光から避ける様に言われているので、

こんな風貌で失礼いたしま〜す。

(編集していないので、途中でミステイク修正なしです)

 

まんまってことです

(左から通訳の原田氏=超越瞑想の翻訳などでも活躍されている知識人
 シュリダリアム病院の副院長先生の眼科 Dr.アンジェリーさん
 クオーレテラピーアソシエイツ ・豊岡那旺(私)
 右手は原田季代子さんで、ツアーにおいて色々とお世話されています。)

 
ユーチューブのリンクが見れない方はコチラ

 

原田季代子さんの連絡先は、こちらですので
情報を知りたい方はお尋ねください。

haradakiyoko@maharishi.or.jp

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(前回からの続き)

私をインドツアーに誘ってくれた愛しき
K姉ちゃんは、

その場に一緒にいてくれて、
私が感激しているのを嬉しそうに微笑んでくれた。

 

何を感激して、何で微笑んでくれたかというと、

この話は、前回と前々回のブログから続くので、
お手数ですが、
初めてこのブログを読む方は、
2つ前のブログに遡ってください。

 

要約すると、インドのツアーを
オーガナイズしてくれたH奥様が、
私の
過去に起きた「耳のトラウマ」の話に、

すご〜く親身に共感してくれたお陰で、
中学1年生ぶりに癒しが起き、
耳の調子が快適になった話なのだ。

 

後日、K姉ちゃんに私はこう言った。

 

那旺:
「K姉ちゃん、私ね、H奥さんに共感貰ってから、
本当に耳の調子が善くなったんだよ。

共感するって凄い力だね。

でもね、私は以前K姉ちゃんにも
凄く共感してくれて
心を救って貰ったことがあるよ。」

 

それはある講座でK姉ちゃんに
偶然会った時の話です。

 

その日は愛犬のメリーが死んで3日目だった。

 

那旺:
「K姉ちゃん、メリーが死んだんだ。
私がちょっと目を離した隙に
一人で死んじゃった。」😣

と、子供みたいに駆け寄った。

 

K姉ちゃんは、周りの目も気にせずに、
目を真っ赤にして私を見つめて、

暫く何も言葉を発しなかった。

 

そして涙を流して、私に触れた。

K姉ちゃん:
「那旺ちゃん、ここじゃ人が居て何だから、
ちょっとあっちに行こうね」

 

(こっちだよ。)

 

と言われて・・・・、

そういわれてみれば、
周りにはこれから講座を受講する人たちが沢山居た。

 

誘導される様に窓際に行って、

K姉ちゃん:
「那旺ちゃんの気持ちわかるよ。
メリーのこと、大好きだったものね。

でもね、メリーはきっと那旺ちゃんに
死に顔を見せたくなかったから、

那旺ちゃんが居ない隙に死んだのよ、きっと。

それがメリーの意思かもしれないね。

那旺ちゃん、でもその思いがトラウマに
なっているみたいだから、ちょっと外そうね。

ほら、あのやり方、
那旺ちゃんも知っているよね。」

 

と言ってK姉ちゃんは
私のトラウマ記憶をトントンとタッピングし、
外してくれた。

(那旺ちゃ〜んK姉ちゃん〜ん)

 

この時私は、
共感力と叡智を持ち合わせたK姉ちゃん
温情に救われたのだった。

 

この時の話をK姉ちゃんにしたら、
K姉ちゃん:
「メリーって聞いただけで、
何だか涙が出てきちゃう。不思議ね」

と言われて、
本当に目が潤んでいるK姉ちゃんを
見た私もウルウルした。

 

コレぞ・・
「観音しゃま・・降臨〜〜〜」

(ありがて〜な〜。美しか〜)

 

これを言うのも何だけどさ〜、

やっぱりコレからは、共感度が大得意な、
こちとら・・女の時代到来ですわ。

そこいらの男にゃぁ、わからんけんのう。
(性差別用語でした〜)

**************

 

さて、もうちょろっと「インドにて」について
お話ししましょうかね〜。

これ、私の足。
スネ毛を剃ってブツブツ出来たんじゃない
からね!

(解毒中の姿です)

 

多分、薬草が少しキツかったのか、
1日に下痢を20回ほどしたと先生に言ったら、

マノハ先生が驚いて、
西洋医学の下痢止めを飲むように
指示があったのだ。

私的には、下痢歴が長く
下痢には何も抵抗はなかったのだけど、

些か20回は多いと判断されたのか・・・。

でも、下痢止めを飲んだ途端に、
下痢は治ったけど、
最初は体の深いところで水泡みたいなのが
出来て、

1日経過してから、全身に赤いブツブツが浮き
上がってきた。

やっぱり、下痢とか発熱とか大事だなって
改めて思うのだ。

体は頑張って毒素を出そうとしてくれる
訳で、体が持つパワーを認めてあげたい
って気持ちになる。

せっかく熱が出ているのに、
冷やしたり、解熱剤で止めてしまうのは、
やる気になっている体に協力していない気がする。

ただ、あまりにも体力がなくなったり、
我慢を超えた不快を伴ったりする場合は別だけどね。
体力とか年齢にもよるかな。

でも、薬草やトリートメントで、
ここまで解毒させるって、
アーユルヴェーダはなかなか興味深かった。

トリートメントの後半には、
どデカイ浣腸もしました。

マジ、それはキツかった。

トイレで用を済ますのに
お腹が痛くて30分くらいは
トイレから出れなかったし、

その後、寒気がして、
布団を被って震えてたけど、
それも30分くらいしたら治った。

 

以前、肝臓の解毒のレバーフラッシュ(個人差あり)
という、超ヘビーな奴をやったことがあるが、

心臓の悪い私は、

このままトイレで発作を起こして
死ぬのではと思ったくらい、
気を失い暫くはトイレで倒れていたことがあったっけ。

それに比べたら、まだ楽勝ではあるが・・・、

出来たら今後は2度としたくないなぁ。

 

(次回、このテーマ最後になりま〜す)

 

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今日のブログは前回からの投稿を
見てくださると
繋がりが分かるので、
1ぺーじ戻って下さいね。

 

要約すると、
西洋医学の耳鼻科には行きたくないし、
行っても治らない気がするし、

誰にも言わないで、一生この問題は抱えて行こう!
・・多分もう無理だ!と諦めていたけど、

アーユルヴェーダの全体性を診る治療なら、
もしや、改善するかも・・・って、

中学1年生からずっと抱えていた耳の問題を
マノハ先生に言ってみたのだ。

よくよく考えてみると、
マノハ先生は、朝から晩までずうっと、
今回は日本人だけでなくロシア人の
相談にものっていて、

一人に時間をかけるのには限界があることは
私にはよくわかっていた。

こう見えても、
私って物怖じしなくてハキハキしている様に
誤解されているが、

意外と人見知りだし、

相手に私の事で煩わせたら悪いな〜とか
思ってしまい、

気遣い過ぎるところもあって、
言いたいことを自己主張しないから、
いつも順番とかが最後になってしまうのだ。

有事の時は、ご飯をもらえないで、
一番先に死んじゃうんじゃないかなぁ。
(な〜んちゃって)

 

(ご飯くだせ〜。オラ何も食っとらんけん)

で、話を戻しますとですね、

結局、耳の問題を訴えたものの、
やっぱり言わなきゃ良かったって、
思ってしまった。

何故なら、
マノハ先生にちゃんと
伝わった感じがしなかったから。

こんなに忙しいんだからシャァないよね。

それに、私は肝臓とか、心臓とか、
デトックスとか、色々と先にしなきゃならない
ことがあるのだから、

来年、万が一、
お金が有り余っていたら(え〜マジ?)

また、インド:シュリダリアムホスピタルに
来ればいいやって思ったのだ。

ただ、私は、前回の後半に書いた、
H氏えびす顔夫人の共感度に
度肝を抜いたのだ。

*******************

前回を振り返って再度記載すると、

H奥さん:
「いかがですか?トリートメントは順調ですか?
何か困ったことはありませんか〜?」


こうやって気遣ってくれる態度。
私にも興味と関心を寄せてくれる思いやり


那旺:
「はい、毎朝脈診の時に耳の検査が
まだ来ていないと伝えているのですが、
全然伝わっていないみたいです」


ずっと悩んでいたことを訴えたのに、
5日くらい放ったらかされてイジケている。
英語も出来ないのにも勝手にイジケている私。


H奥さん:
「まぁ大変。明日の朝、
もう一度強く言ってくださいね!
ところで、耳がどうかされたの?」


私の何気無い一言に、耳を傾けてくださった。
言葉もいつも敬語だし。
実はこの方がここでは一番忙しい人なんです。


那旺:「はい、これこれ・しかじか・・・・
*****  #### ★★★★ ××××  」


と旦那様のH氏に通訳してもらったのと
同じ事を伝えた。


H奥さん:
「まぁ、そうでしたの〜。
それはお辛いですねぇ。
いつ頃からそんな状態なの?」


コレ、コレ、コレです!

共感して、問題のルーツを聴くこと

 

私にして欲しかったのは、

コレだったのだ〜。

 

(那旺ちゃん!やっとだぜ・・泣けるドバドバ)

 

カウンセリングでやっている極フツーな事を、

私もこの時はやって欲しかったのだ。

*****************

 

さて私が話したい本題はここからなのだ〜。

 

那旺:
「そうなの。私、中学生1年の時に
酷い事されたのです。」

H奥さん:
「えっ??」

・・H氏奥さんの恵比須顔が変わった。

真剣な目で5センチ前のめる。

 

(えびす顔から超真剣顔。食い入っている)

 

那旺:
「中学1年の時です。

夏になってプールに入る為の
身体検査をやった時、

耳垢があるから耳鼻科でとってもらう
診断が出たのです。

中学1年生の時の私はとても大人しい子でした。

だから耳鼻科に行って悪ふざけなんかしていないし、
静かに診察される順番を友人と待っていました。

その時、耳鼻科の女医が診察室の
キャスター付きの丸椅子に座った私の耳を、

グイと引っ張ってキャスターごと私の体を
自分の方に引き寄せ、

「も〜、何をやってるのよ!
さっさとこっちに来なさい!」

(女医はスゴイ形相のヒステリーになり・・
那旺ちゃんは・・・)

 

とイライラの怖い顔をしながら、
凄い勢いでステンレスの棒らしきもので
左耳を突っつきました。

私はとても小さい頃から我慢強い子で、
注射でも怪我をしても泣かないし、
お産の時も難産でしたが1度も声をあげたことはない人です。

でもその時は

「痛い!」

・・しか、声は出せなかったけれど、
あまりの痛さに勝手に涙が溢れて来て止まらない。

・・・鼓膜が破られました。

その後、違うおじいちゃん耳鼻科医の
治療を毎日3ヶ月間通ったけど、

痛みは直ぐに気にならなくなったから
待ち時間が長すぎて、
途中で通うのをやめてしまった。

それからというもの、
寒い日とかプールで泳いで冷えた時、
疲労した時に耳に、

ガガガ〜っと激痛が走るのです。」

 

私が話している間、

H奥さん
「うん、うん、うん」

と声に出さないでゆっくりと頷き続ける。

聴くごとに、

まるで親より子供の方が先に死んでしまった
お通夜のお悔やみの時みたいに、

 

この人にどう言葉をかけてあげたら良いのか!

 

何をして差し上げたら良いか!

 

分からない時みたいな顔で
H奥さんは私の話を聞いていた。

 

(涙顔の、こんな顔してくれた)

 

私は、ハッと我に返ったかの様に、

那旺:
「すみません。他人ごとの話なのに、
どうしてそんなに悲しい顔をして聞いてくれるの?」

 

H奥さん:
「だって、当たり前じゃない。
悲しくって、自分がされているみたいな
痛い気持ちになったわ!

本当に悲しかったね・・」

 

那旺:
「私、こんなに深く共感してもらった事
なんて滅多にない気がするの。

なんか嬉しい。癒された。」

 

H奥様:
「やだ〜、そんなの当たり前じゃないの。
でも、あなたにそう言って頂けて嬉しいわ」

 

那旺:
「アレ〜、何だか左耳が善くなっている
気がして来た。

もしかしたら、
トラウマが消えたのかもしれない。」

 

(左耳、ここ、ココ、いい感じカモよ)

 

かつて、この耳鼻科事件を何人かの友人に
話したことはある。

何故ならこの女医さんの息子は芸能人で
有名な人だから、

余計に話題性があるもので。😆

 

で、それを聞いた友人達は、

「その女医、酷いよね!告訴ものだわ。」

って怒ってくれて、有難かった。

 

でも怒ってくれる人はいたけれど、

あの時の中学1年生の私は、

切なくて、

恐ろしく、

そして悲しかった。

 

(お母さん、私は何にも悪いことなんてしていない)

 

私はこの感情を、
本当は分かって欲しかったのだ。

本当だったらお母さんに、
共感して欲しかったし、

女医さんを怒って欲しかったし、

あなたは悪くないって言って欲しかったのだと思う。

 

でも、その時のお母さんは、
あまり感想は言わなかったし、
関心も示さなかった。

私は相手にされなかった気がして、
何か大切なものを諦めたのだった。

 

H奥さんの
「うん、うん」

の頷きだけで、

トラウマが解消され、左耳が善くなっている。

・・だんだんそんな気がしてきた。

 

那旺:
「コレ、凄いです。心が晴れると体も晴れる!
と言うことを、

私、初めて体験しました・・」

 

そうなのです。
私の仕事で一番大事にしている
ところはソレなのだ。

 

心、体、スピリットの

   三位一体セラピーです。

 

その後の脈診で、
H奥様がしてくれたトラウマ解除話を

マノハ先生にも
ご主人のH氏にも伝えたかったけど、

アーユルヴェーダ的には、
この事も含めて、

 

「全ては完璧に上手く行っている」

 

と思えたので、あえて告げなかった。

これこそが、覚者マハリシの伝える、
アーユルヴェーダ

🚀宇宙的、治療だ〜

 

(続く)

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