青物横丁にある、
携帯スマホ禁止の鰻屋さんは、
10席ほどのカウンターがあるだけ。
見た目は、
仕事帰りサラリーマンが
ちょいと一杯寄る立ち呑み屋と、
何も変わらない、たたずまいです。
私は京急青物横丁にある歯医者さんに
行く道すがら、
間違っても綺麗とは言えない
鰻屋さんが、
何故にいつも
満席なのか気になってい
昼からビールなんぞ飲んでいるお客の
姿が、
こうやって
ウインドウ越しに見えるんだな~。
(おっ、お客さん
紳士な姿勢がいいっすね)
鰻の匂いは、欲情をそそる
えっ!欲情????
ちゃいまんねん。
それは食欲・・・では、ありませぬか??
ううん、
私はどっちもそそられるのよん。
(あ~ん、おいちい)
20代から80代の老若男女が、
欲情しながら黙々と、
くねくねしたものを〜〜〜、
ウハウハと〜〜食べとる。
(ウナギの匂いに興奮して過剰表現を
お許しください)
今日は、
わたくし那旺の欲情記念日。
あ〜〜ん、本当のこというと、
歯に麻酔を掛けられる前に、
歯茎さんが可哀想だから、
元気づけに
鰻を食べさせてあげましょうね~と
(ただの言い訳です)
3本のブリッジ歯科治療なので、
きゃ~~~、194,400円ざます。
といっても、歯に不備がある訳では
なく、金属を取り外して、
セラミックにする為の贅沢?治療です。
(わたし、静電気帯電のビリビリ女なんです)
このブリッジ治療をした歯には深い
思い入れがありましてね、
もう30年も前のことになりますが・・・。
(おっとっとっと〜また話がそれるので、
これについてはまた今度)
おっ!
鰻屋に入って気づいた
「携帯スマホ禁止」
の張り紙。
スマホは絶対に、見ても、覗いても、
手に持ってもなりませぬ。
(もしもし、お客さん!携帯見ないでね)
なるほど、それなりに理に適った
店の法律を作ったものだ。
さて、場所は変わって、
大船駅近くにある居酒屋「新海」は、
そりゃあもう、
実は、お店がさらに混んじゃうと
私が行けなくなるので、
誰にも教えたくないのだ。
でも、ブログ購読の皆さんには、
つい言っちゃいました。
聞かなかったことにしてください。
「なるべく行かないでください。
(ちゅうのはうっそ~)
お刺身が美味しすぎる」
友達から聞いた話だが、
その「新海」の兄ちゃんは、
日本全国の居酒屋で初めて、
「居酒屋・新海」を禁煙にしたらしい。
これは、
当時では画期的な事でした。
居酒屋=酒飲み=喫煙
が、ふつうじゃ~、ありませんか!
それが世間の常識だから、
禁煙にしたら客足は遠のくはず
・・・・・・・なんです。
だが、しかし・・・・・、
その常識は覆されたのね。
かえってその発想がお客さんの
欲情をそそり(ここも欲情ってか?)、
さらにお店は繁盛したのだった。
仕事に自信があるんだよね。
仕事を愛しているんだよね。
こだわりを持っているんだよね~。
話は戻って、
青物横丁の鰻屋さんのうな丼は、
普通盛りが2,000円。
鰻の値段が高騰している昨今では
リーズナブルなお値段になるので
しょうが、
器も、駅構内にある立ち食いソバのものと
なんの変りもなく、プラスチックっぽい。
お吸いものが付く訳でもなく、
小皿にきゅうりと大根の糠漬けが、
ちろっとある。
老舗の鰻屋さんみたいに、
「飛び切り美味しい!」
と言えるほどでもないのだ。
中くらいの中上くらいです。
(評価が細かいっすね)
気になるのは、10席しかない
お店なのに、
働いている人が4人もいる。
税理士事務所で長年決算を
担当してきた私は、
原価計算やキャッシュフローを
ついつい気にしてしまう。
客に携帯・スマホを見させないで、
鰻に集中して、
さっさと食べちゃってもらい、
客足の回転を素早くせにゃ~
ならぬのか。
実際私がお店に入って出るまでの
時間は20分も掛かっていない。
間違ってもゆっくりしたい気分では
ないのだ。
(ちぇっ!してやられたぜぃ)
さてさて、
私が一人、鰻を食べているとですよ、
カウンターの隣に座った3人組の
おばちゃんから、
「あなた良いわね、このお店が
近くにあって!」
って、声を掛けられた。
私を鰻屋の近所に住む常連さんだと
勘違いしたのだろう。
このご婦人は、鰻屋さんに高い評価を
もっているんだな~と、
普通にわかるコメントでした~。
いずれにしても、経営者のスタンスは、
学ぶところがあるよな~。
個人事業主の私としては、
その心意気が
大いに気になるところであります。
セラピストとして、さらにもうひとこと。。
30分でセッション料金が32,400円で、
しかも3年待ちのチャネラーさんがいます。
新規の顧客はもう取れないと言う話しで、
クライアントさんを2年でも3年でも
待たせちゃう、
その人気と、これまた誠実な佇まい。
そしてその実力は、私のあこがれです。
こうやって、目標になる人が
私にはいるので、
本当に有り難いことでありま~~す。
(では、また、ごきげんよう)