やっぱり人間は面白い。
興味深すぎて、研究観察をやめられない。
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この人、愛ちゃん。
でも、この家、わたしんち。
そういえば、愛ちゃんと会ったのは
去年のお正月。
彼女と会える時は毎回突然で、
偶然みたいなものの繰り返し。
約束という約束はしたことがない。
でも、お互いの想いが重なれば必ず引き寄せ合う。
***** ****** ******
ネガティブな感情や観念、
しょうもない判断や思い込み、比較、嫉妬・・、
PM2.5みたいなモクモク蔓延した自我だらけの
この世の中にいると、
たまに面倒臭くなることがある。
まるで自分は一切それをやっていないみたいな、
言い方してるよね。
ハイ。。やってます。やってます。
でもさ〜、
たまに本当に面倒くさくなって、
誰だかわかんない上の人に、
那旺:
「わたし、そろそろそちらにお邪魔
させていただいて、
死んじゃっても良いっすか?」
って、天井を仰ぎながら呟く時がある。
・・・・・
神様:
「。。。。。無言(笑っているだけ)」
そんな時に、この「必殺元気人の愛ちゃん」が
突如として現れる。
そうすると・・・、
もうちょっと生きてみようかな〜って
思えるようになるのだ。
もう、嫌になっちゃうのが、
ヤマダ電機で買った、ドラム式洗濯機がデカくて
洗面所に入らない。
いえいえ、ドラム式洗濯機は普通サイズなんだよ。
洗面所のドアの厚み分が入らないの。
たまたまさっきまで家にいた、
腕のいい大工さんが
体のメジャー(これが職人技なんっす)を使って、
大工さん:
「ここはドアを外さないと微妙にドラム式は
入らないかもしれないなぁ。
まぁ、搬入業者さんが外してくれるだろうから
問題ないだろうけどね!」
と、一言残して帰っていった。
しかしですよ、
ヤマダ電機さんは、
「この入り口のサイズではドラム式洗濯機は
無理です。また店頭にいらして通常の洗濯機に
買い換えてください。
もしくは、ドアを外してから、また搬入の
申し込みをしてください」
と口は丁寧だが、仕事モードの対応。
那旺:
「例えば、ドアをどこかの業者さんに頼んで
外してもらったとして、
最短で搬入してもらうにはいつになるの?」
っと聞いたら、10日くらいかかるらしい。
那旺:
「ひぇ〜〜〜〜。この夏、真っ盛りな時に、
10日くらい、洗濯機を使えないの〜。
無理無理。。」
っとゴネようが、全然響いてくれないご様子。
ヤマダ電機:
「私たちが対応させて頂いて、
もしドアを傷つけたとしても、
責任が取れないので、それは出来ません」
と言われて、
冷蔵庫も洗濯機と一緒に購入していたので、
冷蔵庫だけは設置してもらい、
ドラム式洗濯機は泣く泣く返品する
ことになったのだった。
古い洗濯機は、既に息子の手に渡っていた。
fu〜〜どぅちよか。。
そんな時、洗濯機と同時に現れたのが、
必殺元気人の愛ちゃんだった。
愛ちゃん、なぜか自分のサロンのお客様を
意味もなく連れてきて、
愛ちゃん:
「那旺さん、突然、お客さんまで
連れてきちゃってすみませ〜ん。
早く那旺さんに会いたかったのに・・、
あ〜、でもやっと会えた!」
那旺:
「ううん、こちらこそごめんね、
業者さんが入っているからさ、
ガチャガチャしちゃっているんだわ〜。
ちょっと放ったらかしになっちゃうけど、
そのお客様とおしゃべりでもしといてね。
それにしてもさ、ドアを外さないと洗濯機が
洗面所に入らないって言われて、
どうよそれって!
でも、私にはどうすることも出来ないからさ、
とりあえず返品することになっちゃったんだ〜」
っと言ったら。。
愛ちゃん:
「那旺さん、何を言っていらしゃるのですかぁ?
この私の前で。
私を誰だと思っているんですか?
那旺さんも一度ご覧になった、
あの半端なくエネルギッシュなお父さんの子ですよ、
この私は。
小さな頃から、なんだって出来るように
お父さんに仕込まれて来た私が、
目の前にいるじゃないすか?
なるほどね〜、そういうことか!
今日は那旺さんのお手伝いをするために
私は来たんだ!
まだ間に合います。
急ぎましょ!
業者さんが冷蔵庫を設置している間に、
洗面所のドアを外しちゃいましょ!」
マジですか???
愛ちゃん:
「ネジまわしちょうだい!
これはプラスね。
かなり固いわ。
濡れタオルください。
滑っちゃうから。
あ〜、こういう仕組みね。
こりゃ簡単だわ。
那旺さん、簡単に出来そうだから
良かったですね!」
この惚れ惚れする姿。
足でバランスをとっている。
「男らしい。
結婚してください。」
と、ため息が漏れてしまった。
彼女の武勇伝は山ほどあります。
若い時からなん億円も稼ぎます。
人に裏切られることもありました。
そんな時は、サレンダーして、
じぃ〜っと待って。。
またそれを糧にして復活します。
こんな人がまだ地球にいてくれると
思うと、
地球のことをたくさん思ってくれる
人がいると思うと、
私はまたやる気になる。
ちなみに、
愛ちゃんと私が出会って2回目の時に、
変な経緯で、愛ちゃんの両親との外食に
誘ってもらい、
なんと、愛ちゃんの父ちゃんの食欲に
人間とは思えないものを感じてしまった。
熊ですか???
ライオンですかぁ?
(どちら様ですか??)
父ちゃん・・・なんと・・・、
串カツを、40本食べていた。。
父ちゃんはママをすごく愛していて、
ママも父ちゃんを愛していて、
両親は愛ちゃんを愛していて、
愛ちゃんは両親を愛していて・・・、
そして産んでくれたことを感謝している。
もう4年くらい前のことだったか、
この日は言葉にならない溜め息が出てきて、
だって、人間が美しく感じられて・・、
幸せの溜め息が・・、
ふんわ〜りふわふわ
と、出たのを鮮明に覚えている。