<お話は前回から続いてます>
前回のお話は、魔法学校のトップが
突然、ネットワークビジネスの
サインナップをし始め、
「アバンダンスのお誘い」と称して、
中堅どころの生徒たちが、
「私達、豊かになるはず、」
「美しくなること間違いなし」と、
こころを時めかせているところ
までお話ししました。
周りを見ると、皆さん目を輝かせて
頷きながら校長先生のお話しを
聞いています。
マジっすか?
この光景。
トップ12の面々は既にサインナップ
しているとの話で、
益々、しもじもの者は安堵と
希望に溢れている雰囲気。
なんせ、サイキックの頂点の人達が
サインしているんだから、
なんちゅう好都合な条件に私達は
出くわしているのだろう
と、殆どの人たちは思ったのでしょうか?
私はこの時、心の中では、
「もう終わったな。
潮時だ」
って、密かに思いました。
仲の良い友達は、
当たり前の様にサインナップしています。
確か入会するのに、10万以上は
かかったはずです。
お金のない人は、入会さえすれば
直ぐにお金を取り戻せると信じて、
親にサインナップさせたりしていました。
私は友人に聞きました。
「何で登録したの?」って。。
友人は、
「えっ何を言ってるの?那旺ちゃん、
気がつくと、
誰もがみんな入会していました。
それからのセミナー会場には、
ジュルジュル飲んでいる光景が
日常
魔法学校の太めの役員は、
広告塔の様に見えました。
その割りには一緒に飲んでいる
奥さんは痩せてないなぁと、
私は首を
役員のダイエットが成功している
のを見た生徒達は、
尚更に自分の選んだ物は間違いないと、
「凄いね!」と、
わーわー喜んでいます。
しかし、
半年もすると、
痩せた役員は前以上に太って
いました。
半年過ぎた頃、
このビジネスで、そう簡単に銭は
稼げない事に皆さん気付き出しま
魔法学校に来る人は、
うまく行かない人が割と多く
集
そんなタイプの人が突然、
成功することが出来ますか
魔法学校の中堅どころまでなって、
皆さんは、天使と繋がるサイキック
能力はあっても、
と、ブツブツと、つぶやくわたし。。
皆さん1時間のセッションで、
2万円くらい稼いでいる、
売れっ子ヒーラーです。
<続く>