魔法学校シリーズ26・期待を裏切らない

 

魔法学校合宿は
3日目の夜も雨模様。

 

夜の雨
湖の近くは、夜中になると雨が降るの?

と法則に感じるほど、3日間連続
雨になった。

 

地面が濡れているから、
座ることはできない。

立つか、かがむしかないのが
辛いところです。

かがむウルトラマン

みたまんまのスタイルです

 

今夜は副校長からお慈悲で
戴いたありがたい段ボールがあるのだ。

日中は、段ボールを体に巻いて、
風よけが出来たわ

夜はこうやって、雨をしのいでいる。
段ボールは、雨でクタクタになり
かけていた。

もう限界かな?

・・・・・・・・・・。

 

とうとう4日目の朝がやって来た。

朝

 

 

まさか!

今日は最終日。
副校長のお迎えは時間は、きっと朝に
決まっていると思っていたら、

またもや魔法学校は期待を裏切らない。

迎えに来たのは、午後3時を回っていた。

野宿や断食期間も、
すでにまるまる4日は過ぎていた。

4日も経つと、精神状態は
きゃぴきゃぴしていない。

どっしりと腹が据わった感じがする。
精神が静かになっている。

「何が起きても大丈夫!」。。みたいな。

西に陽が動き出した頃、
副校長のお迎えが来た。

つまり下山しても良いという意味だ。

 

新米サードステップのメンバーは
おのおのが、おのおのの場所から
現れて、下山をし始めた。

この時、

魔法学校のサードステップって、
やはり只者ではないなぁと、
感じたのでした。

 

これだけのインパクトのある経験を
した=いいえ、させられたのにも
関わらず、

4日ぶりに仲間と対面した時には、
微笑んで会釈しただけだった。

誰ひとり愚痴や文句や、苦痛を
訴えるものはいないのだ。

だだ、起きたことを受け入れている。
起きたことに各々が最大限の力を
発揮し、責任をとる覚悟がある人が
集められていると思う。

下山の途中で、ある女性が副校長
から、「失格である」ことを伝えられた。

その理由は、
1日目の初めに自分たちの陣地を
決めた後、半径5メートル以上は、
決して動いてはいけないと言う決まりを
違反したそうだ。

彼女は、自分の陣地が決まってから
動いてしまったらしい。

それは、近くにいる仲間に
何かを親切に伝えに行ったとのことで、

事実は仲間を思っての行動だった。

初日の最も早い時間に、
既に失格が決まっていたのに、

この試練を4日も経験させられた
挙句に、いまさら失格なんで・・・

なんて気の毒なんだろうと、
私は本当に同情した。

 

でも、彼女は、その采配に対して
全く愚痴も自分を責める言葉も
言わなかった。

「そうでしたか。わかりました・・」
っと、言葉を残しただけだった
のです。

私は、本当に感動しました。

自分のした行動にきちんと
責任をもち、

起きることに対処し、
今出来る事は何か!と考え、
即行動する。

こういう姿勢が身についている
のだと思いました。

私が同じ立場だったらどうだった
でしょうか。
彼女の様に出来ただろうか?

今回の様な想定外の体験をすると、
物事に対して、良いも悪いもないん
だなぁと、素直に思えてくる。。

 

 

さ〜〜て、下山をして、これから
お風呂に入れると思いきや、

猿 温泉

 

 

私達はある場所に連れて行かれた。

サードステップになる儀式は実は
これからが本番だったのだ。

 

<続く>