魔法学校シリーズ25・私の命を繋ぐものは

 

そして、野宿3日目の朝日が昇った。

私は3日間で、
お水を200CCしか飲んでいない。

「はーはー、ゼィゼィ・・・
くるちいっす

脱水症状になると分かっていても、
寒くて、これ以上、体を冷やす事は
出来なかった。

お腹も空かないし、喉も乾かない。
オシッコもうんこも出やせん。

ただ私は寒いのだ~

すると、

 

先輩が、様子を見に来た。

 

先輩:「豊岡さん、
身体の調子はどうですか?」

 

私:「寒さのあまり、心臓の動機が
どんどん酷くなっています。
心臓の近くが痛くて苦しいです。」

 

先輩:「残念だけれど、何にもして
あげれないの。
今回のチャレンジを断念する意外は
方法はないのよ。どうする?」

 

私:「このまま冷えると、私は心臓の
病気も持っているし、もうギリギリな
気がします。また今夜も雨が降る
かもしれない。その時はどうなって
いるか、微妙です」

 

先輩:「副校長に相談してきます」

 

その後に、副校長がやって来た。

みかん5キロが入る段ボールを
持って来てくれた。

副校長:「これで雨風をしのぎなさい。
3日頑張って来たのだから・・・
もう少し。」

 

お~~~~~、
段ボールだ。

お~~~~~~、神よ。

助けてくれてあんがと。。。

 

神様

 

 神ちんに、お慈悲を戴けたでやんす

 

段ボールは、本当にありがたい。

 

小学校5年生の反抗期時代。
何だか知らないけれど、

意味もなく母親に怒られたくて、
わざわざ嫌がらせをして、

自分で自分を怒らせて、
家出をしたことがあったっけ

あの時は、お金も行くあても無く、
最期は庭にスノコを敷いて寝たん
だったなぁ。

晩秋の頃で、夜はめっちゃ寒かった。

そのとき、古新聞と段ボール
見つけて、
身体中に巻いて寝たものだ。

結局、夜中の12時過ぎたら、
辛くて断念して、

玄関をガラガラっとあけて入って、
母親の寝姿を確認しながら
自分の部屋に戻ったのである。

今、思うと母親はきっと寝ては
いなかったと思う。

自分で何に腹を立てているのか
分からない若かりし頃のわたし。

あの時は小学校5年生

今は中年生

今の私の姿は、毒蜘蛛に顎を刺されて、
アントニオ猪木状態。

配給されたトイレットペーパーで
グルグル巻きミイラになっております。

それプラス、段ボールをかぶっておりまする。

ハロウィンの一人仮装プレイを

楽しんでいる訳じゃないですよ!

 

私、必死で何とか生きているのじゃ〜。

 

中年になって同じことを
やっている私が、面白過ぎる

はずかしい犬

 

 <続く>

このシリーズはなかなか終われません。