(前回からの続き)

 

お金の神様:
「引越し費用の金額を教えてください」

と促された私は、

とうとう、キネシオロジーの力を借りて、
なに一つひるむこともなく、
罪悪感もなく、

当たり前かのように、
予想外の金額を言えちゃいました。

那旺:
「では、思い切って、
・・・・・・・・・・

びっくりしないでね。
正解は、じゃじゃジャ〜ン〇〇万円だよ」

 

お金の神様:
「あっあっあ〜そうですか
(汗)確かに自分の用意した金額とは
ちょっと違っていました。

でも、どう考えても他の人との
バランスが・・・・

金額の差が・・違い過ぎまっせ〜。
それは難儀なことですぅ。

ちょっと待ってくださいね〜」

 

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(大阪商人かに見える凛々しい電卓姿)

 

っと言って、お金の神様は、
汗を拭き拭き電卓をポチポチ
と押し出した。

 

お金の神様:
「正直言いますとですね〜、

イエ、私は絶対に嘘をついてませんからね。
何故ならどうせバレるし顔

嘘をつくって結構大変なんですわ〜。ホント。。
(やけに言い訳をしているのが、かわゆい)

今、お宅さんが交渉の最後の人だと
いうのは知ってますよね?

で、このマンションで一番金額が
高かった人は、
こんな金額です。
(と電卓に金額を入れてみせる神様)

ですからですね〜、
どんなに私が頑張ってみても、

こんなところですわ。(ポチポチ
(金額を訂正してみせる神様)

ホント、ここの仕事は利益は出ませんわ。
もう、ホント・・諦めました顔
(前も同じことを言っていたなぁと客観視する私)

 

ここで、久しぶりに弁護士を装った、
というかとっくにバレている友人H君
思わず会話に参加してきた。

 

弁護士風H君:
「わかりました。
はい、その金額で手を打ちましょう

 

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(パチパチと手を叩く野次馬くん)

 

あれれれ??

 

今までずぅ〜っと黙っていたくせに、
部外者のあんさんが何で
この大事な場面で決断するん??

 

っと、私もお金の神様も
その言葉を聞いて、
一瞬シーンとなった。

 

でも、H君とは10年来の親友なもので、
私は、「またやられた〜」と思いつつも、

彼が大事なところで的違いな
発言をするのは慣れている。

H君は真面目だから、私のやり取りには
もういっぱいいっぱいで付いて
来れないのだ。

今、お金の神様なりの誠意ある対応を
してくれたことに、

勝手に満足した H君は、

「もう、この金額で十分だ!」
と思い込んで
つい本音が出ちゃったんだろう。

 

那旺:
「ねぇ、H君さぁ。
あなた、この後に及んで・・・聞くけどさ、
もしかして・・誰の味方なんだっけ?

私は自分が表した金額が
(根拠はないけど、)最適なんだと
信じているんだよ。今は。。顔

 

(何を以って最適だか知らぬが、
今はキネシオロジー中毒にハマっている
装いで演技している真っ只中であ〜る)

 

H君には、私の考えをこれまでに
何度も伝えている。

というのは、
私は引越し費用のお金は取れても
取れなくても全く構わない。

家賃が6ヶ月無料で、敷金がまるまる
返ってくるだけで十分幸せなんだと
本気で思っていることも。

私はただ実験したいだけなんだ!

「地上げ屋さん」を「お金の神様」と
本気で思えた時、

エネルギーがどう変わっていくのかを
確認したいだけなんだ!
(悪趣味かもしれんが、知りたいんだもん)

 

H君の頭には、それがどうにも入って
いかないみたいだから、
モゥしゃあないのです。

 

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(この脳天気くん、いい人ですから)

 

そうこうしていると、

 

お金の神様:
「ちょっと上司と相談してきます。
電話するので外に行かせて貰います

と言って、部屋を出た

 

H君は、お金の神様がいなくなった途端、
「またやってもうた〜」

というような顔顔真っ青をしているので、

那旺:
「これって、私の交渉なんだから、

あなたはここに居てくれるだけで
十分なんだからね!」

って言って終わらせた。

 

お金の神様は、多分上司に電話を
しに行ったのではない気がする。

いっぷくするために行ったのだろう。

 

帰ってきたお金の神様:
「すんません。上司と相談した結果、
私はこの交渉を降りることにしました。

お宅さんとの交渉は、
占いだとか弁護士とか、
なんや私にはようわからなくなりましたので。

 

次には、上司の〇〇という名前のものが
お邪魔しますので、よろしくお願いします。

上司の〇〇は、
かなり圧力をかけてくると思いますぅ。
結構恐い態度で来ると思いますが・・・、


でも、お宅さんの意志をしっかり
持って、それを貫いてください。
そう簡単に心根をひるがえさないでください。

 

そうじゃないと私が困ります。
何故なら私に能力がないと思われる
じゃないですかぁ。」

 

それを聞いた私は、

那旺:
「そっか〜顔うん、いいよ。
また違う地上げ屋さんとお話が出来るのね。

本当に残念だな。

せっかくお知り合いになったのに
これでもうお会い出来なくなるのは寂しいな?

次回は上司と一緒に来てくれたら
いいのに・・、

でも経費がかかっちゃうもんね。
長い間、色々と教えてくれてありがと。顔

 

多分、この反応って、地上げ屋神様
からすると、カックンと来たかもしれん。

 

何故なら、後でわかったことだが、

「恐い人が来る!」と聞かされたら、
大抵の人は、コレにビビって、

 

「この金額で手を打たせて貰います」

 

って言って、
契約の運びになるはずなのだ。

でも、私は地上げ屋神様の
意図にちっとも気づかずに、

 

「また新しいお金の神様に会えるんだ〜顔

 

って、本気で喜んでしまったから、
地上げ屋神様の経験則でいうなら、
お約束通りの
ちゃんと怖がる顔顔反応をしそびれて
いたのだった。

 

すまん、お金の神様。こんな私で。。
あなたのことが大好きなの

 

(これでもまだ続くかい??)

 

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