マトリックス・リインプリンティングって、なぁに?
クオーレで行なっているカウンセリングのテクニックの中で、
マトリックス・リインプリンティングという方法があります。
マトリックスとは、
量子力学、つまり科学者がいう量子フィールド、
または、多くの人が神の意識、自然の意識、ソースなど、
様々な別称で呼ばれています。
プリンティングとは、我々が育っていく中で、
親や周囲の人を観察したり、何か言われたりすることによって、
自分の性質(コアビリーフなど)になっていくもの。
要するに刷り込みです。
マトリックス・リインプリンティングは、それらの刷り込みの中で、
ネガティブな記憶を何らかの新しい思いや記憶に、
リインプリンティング(再刷り込み)をしていくテクニックといえます。
記憶を変えるという場合、
その記憶や事実を全く無かったものにするのではなくて、
そこで起きた出来事の内容を変えて行くのです。
新しい記憶の設定を、
どういうふうにしたいかは、セラピストではなく、
その方の潜在意識に決めてもらいますので、
ご本人が一番納得できる形に収まります。
ときどき、記憶を変えること自体に罪悪感を感じたり、
事実を否定しているから良くないと考える方もいますが、
量子学でも、また、スピリチュアルな教えでも、
時間は思考が作り出した幻想だと言っています。
ある量子学者などは、
世界全体がパラレルワールドだと考えない限り、
量子の世界は説明がつかないと言っています。
時間と空間が存在するのは、三次元の世界だけで、
宇宙は多次元であって、すべてのことは同時に起きている。
ですから、記憶といっても、
その出来事は現在と同時進行(パラレルワールド)で起きていると、
考えるんです。
そして、同時進行で悲しんだり、傷ついている自分と会いに行き、
話をよく聞いてあげて、そして感情を解放し、癒してあげるワークが、
マトリックス・リインプリンティングなんです。
ですから、事実を否定しているのではなく、
逆に、事実としっかり向き合って、きちんと受け止め、
そして解放をしていく方法になります。
例えば、罪悪感や不安、後悔、欠如感などの感情を解放することができます。
また、解放するだけではなく、ポジティブな感情も刷り込むので、
自分のエネルギーフィールド(自分の意識全体)に、
ポジティブなエネルギーが増えていきます。
きちんと自分と向き合った癒しには、必ず気づきがあります。
そして、気づきは、成長につながり、成長は幸せにつながります。
つまりこれは、魂の成長の旅なんです。
マトリックス・リインプリンティングとは、
トラウマの解放にも最適だと思いますが、
またコア・ビリーフ(潜在意識にある思い)の解放にも、とても効果があります。
私が、このワークを体験したとき、
脳の仕組みがどうなっちゃっているのか、
不思議で仕方がありませんでした。
ワークで、私が過去に起こったシリアスな体験のところに行ったとき、
私の潜在意識は、そのシーンを漫画に書き換えてしまう選択をしました。
だから、今ではそこのシーンを思い出そうとしても、
何故か全く思い出すことができなくなりました。
というか、現実に起こった事実は確かに覚えているのですが、
その現実を見る目が変わってしまったので、
悲しいとか、悔しいとか、確かに思っていたはずなのに、
その感情が思い出せないのです。
同じシーンなのに、その感情に代わって、私は自信に満ちあふれ、
笑っているんです。
漫画のように真っ白の歯を「キラッ!」て剥き出しにして、
目は、いたずらっぽい目をして、
「ガハハハハ(#^.^#)」状態になり、
歴史は塗り替えられてしまいました。
今の思いが変われば、過去は変わります。
過去が変われば、今の現実の見方が変わります。
も~、どっちでもいいです。
そうしてみたかったら、やっちゃたもの勝ちだと思います。
是非、みなさんも体験してみてくださいね!
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!