意外にもセラピーを難しくしているパターン⑩

 

 

子供にとって辛いのは、

目の前に起きた不安な出来事に
自分がどう対処したらいいかを、
誰にも教えて貰えない時なんです。

 

しょんぼり

(ボク、どうちよう。わかんね~でげす)

 

子供の心はシンプルなので、
か不快を判断基準で生きています。

 

目の前でお父さんやお母さんが
怒っていたり、機嫌が悪ければ、
恐いし悲しいし、不安になります。

 

悲しい

 (僕が悪いのかなぁ?
どうしたら怒られなくなるのかな?)

 

両親が楽しそうに笑ってくれていれば、
幸せだし安心できます。

嬉しい

(あっ!ママが楽しそうにしてる。。
ボク、嬉しい!)

 

 

例えば、

お父さんに凄く怒られちゃったとします。

怒り方も千差万別いろいろありますね。

ねちねちしていたり、
爆発的だったり・・・。

ここでは、怒りについてのお話しには
触れないで進みますが、

同じ怒り方でも、
子供にとって、自分が悪い事をしたと
自覚して叱られているのなら大した
問題は生じないのですが、

 

ところがどっこい、

 

自分が何で怒られているかわからない
場合は・・、

どんなもんだと想像しますか~?

 

それは、大抵の場合は親の感情を
子供にぶつけている時です。

親だってイライラすることもあるし、
思い通りに子供が事を進めないと、
腹が立つこともあります。

ただ、それが日常だったり、
子供に逃げ場が無かったときには、
子供は不安になり混乱するものです。

 

そんな時に役に立つのが、
お母さんやお婆ちゃんの存在ですね。

 

親子

(坊や!パパもママも坊やの事を
愛しているからね~)

 

お父さんの、陽のエネルギーが
炸裂したときは、

お母さんやおばあちゃんの陰の
エネルギーで静めてくれるのが、

バランスのとれた形です。

 

もし、お父さんから何で自分が
怒られているのか分からなかった時には、

それを丁寧に教えてあげるのが
お母さんの役目。

その反対のバージョンもありますね。

要するに、

子供にとって、
対処方法が分からない時や、

逃げ場がない時に恐怖と混乱が
生まれます。

つまり、お母さんが守ってくれなかったり、
お父さんの側だけについて見て見ぬ
フリをされたり、・・・・と、

何のフォローもしてくれなかったら、

子供は混乱が極まって絶望してしまう。

 

そして自分なりに、
どうやったら、こんな痛い目に
合わないで済むのだろうかと、
一人で色々考えるのね。

この時、つたない子供の頭で必死こいて
考えた結果、

 

これをするっきゃない!

 

と決めた思いが、

この子にとってのその後の生き方に
繋がって来ます。
これが、ビリーフね。

 

人に嫌われない様にしなければ・・・、

 

痛い目に合わない為に本音は言わない

でおこう・・・と、

 

先回りして相手に気に入られるように

せねばならぬ・・・・

 

心を閉ざして相手を近づかせない
様にしよう・・・、

 

っと、人との親密な関係が作れなくなって
しまいます。

 

 

子供の時に親の顔色をみて
身につけた対処法を、

 

大人になってからも同様に、
全ての人間関係において
無意識にやってしまいます。

 

そういうプロセスを踏んで、
自分が傷つかないで済むための
学習を繰り返した結果、

人生脚本を描いていくのだ。

 

子供の頃は親の保護がないと
生きていけなかったから、

自分が考えた対処法でなんとか
凌いで来れたけど、

大人になってから、子供の時に
痛いほど学んだ方法で、
人と接してみると、
違和感を感じる時がくる。

恋愛して・・・結婚して・・・、

結局は親密な関係が
出来ないではないか!

 

前回のブログで書いた様に、

 

親が社会的に評価を受けていたり、
立派な人だとか名手とか、
言われていたとして、

実は、家に帰った途端に、
子供や母親(父親)に酷い言葉を
吐いたり、

暴力を奮っていたとしたら、
子供はどんな子供に成長する
でしょうか

 

何が正しくて、何が間違っているのか
本気で分からなくなるのです。

親にののしられた言葉をそのまま
信じて、

自分はダメな人間なんだ。

 

自分は怒られてばかりいる。
きっと僕は嫌われているに決まってる。

 

自分はこの世に生まれてきて
本当は良かったんだろうか?

 

って、思うようになってしまうんです。

 

最初から最後まで暗いネタですまぬ顔

 

 

(続く)