毎朝あるマノハ先生の脈診では、
体の状態を尋ねられる。
マノハ先生:
「グッドモーニング!ナオ・トヤゥオカ ・・どう?」
今までの脈診の度に、
私はあっちが痛いこっちが辛いと
実際よりは少しオーバー目に言ってみた。
何故なら言ったもの勝ちもあるかもって、
へへへ・・・ただの悪知恵です。

(U〜n。。ちょっとズル那旺)
何故なら・・、
上手くすると多めにトリートメントを
してれるかもしれないからだ![]()
ココは目の治療では有名なホスピタル。
耳の問題も言うだけで言ってみるのも
手だと思い、症状を伝えてみた。
だってアーユルヴェーダなのだから、
全体性を診てくれるだろうし、
目のダーラ(油とかハーブを垂らす)が
あるのなら耳のダーラとか煙をモクモクするの
とかの治療があるはずだもんね。
実際、メンバーの人が、
耳もトリートメントして貰えたと聞き、
「マノハ先生に言うだけ言ってみるといいわよ!」
と、アドバイスを受けたからだ。
通訳のH氏はこのツアーのオーガナイザーを
ご夫婦でされているご主人の方です。
東大出と言われたらその通り・・
物静かで誠実な学者肌の方。瞑想歴も長い。
良く言う相性というのでしょうか、
マノハ先生にまで、私の伝えたい言葉が
うまく伝わらない感じがしてならない。
私もそれなりに伝えている。
→H氏も理解してくれている。
→で、マノハ先生にH氏が伝える。
→要件は伝わった。終わり。
・・・みたいな、・・でも、
ちょっと違うんだよ〜って思ってしまう。
言葉も大事。
言葉と言葉の間の表情(エネルギー)も大きく大事。
カウンセラーの私は、
言葉にならない言葉を大切にしているので、
相手が気づいていない事さえも、
心の奥で何をメッセージしたいのかも感じ取り、
さらに問題点を探っていく。
それに私は価値を置いている。
他の人には一線を画する私の最大の特技なのだ。
ここにおいて、
心のプロみたいな事をして欲しいのではないが、
体のヒストリーって、
長く生きていると色々とあるでしょう?
私がいけないのかなぁ・・。
英語がうまく伝わらなくても、
ハートがあれば交流は出来るとか人は
言うけど、
いやいや、問診となると、
そうはいかないでしょ〜(と私は思う)
英語がペラペラの人は笑いながら
冗談なんか言っちゃって、
いいよなぁ・・と・・やっぱり英語力・・大事。
(すんません、ぼやきです)

(ねぇ〜私の言いたいこと、聞いてけろ)
マノハ先生:
「耳がどうしたの?」
那旺:
「左耳が詰まる感じがするのです。」
マノハ先生:
「痛い?」
那旺:
「いつも痛いということはないのですが、
左だけ綿が入っている感じがするし、
かつて激しい運動をした時とか凄く寒い日に
耳に突かれたみたいな感覚が有りました。
たまに痒くなる時もあります。
今回飛行機の気圧で左の耳だけ、
ガガガ〜って痛かったです。」
マノハ先生:
「じゃ、耳のドクターに検査を頼んでおきます」
那旺:
「そして気になるのは、
他の人には聞こえない電波みたいな音が
ウインウインとウエーブの様に聞こえて、
家の寝室では特にずっと電子音が聞こえます。」
マノハ先生:「それは耳の外で聞こえますか?内で聞こえますか?」
那旺:「外でも聞こえますが、
頭の中で聞こえると言えば聞こえます」
マノハ先生:「OK!」
多分西洋医学ではそんな感じのやりとりが
普通だと思います。
でも、ここは私の期待の
アーユルヴェーダなのだよ。
そもそもマノハ先生は、
脈診だけで全てわかるっていらっしゃるのか??
だが、このH氏もおっしゃっていたが、
そして他のメンバーも同様に、
マノハ先生の脈診はもちろん世界一だけど、
何気ない会話でその人の性質も見抜いている
とのこと。
確か、マノハ先生との一番最初の問診の時に、
マノハ先生:
「最近観て面白かった映画は何?」
と、唐突に質問されてびっくりしたけど、
その時の私の反応も、
しっかり洞察されているのでしょうね〜。
ちなみに最近はあまり映画に興味が無かったので、
私は「マトリックス」って答えたけどさ。
ちっとも最近じゃないじゃんねぇ。
てな訳で、マノハ先生が
そこまで凄いのかは私には、
まだまだわからん。

(那旺、少しグレ気味)
で、それから5日後に
西洋医学の女医さんが私の部屋に見えて、
音叉を右と左の耳に聞かせて、
同じ様に聞こえるかどうかを聞かれ、
あとは普通に懐中電灯で耳の中を見た。
顕微鏡みたいなものも付けていないし、
どうやら耳の専門医ではない感じ。
女医さん:
「聞こえにおいての左右差異はないです。
気になるなら日本で検査してみてください」
と言われた。
私はにこやかに「OK」と言いつつも、
先生を見送った後に、小声で
那旺:
「西洋医学で診察してもらいたくないから
訴えているのにさ〜」
と下を向いて呟いた。(まだグレています)
私の部屋にまだ残っていらした通訳のH氏が
私の嘆きを聞いて、
苦笑した。
翌日脈診のマノハ先生:
「耳はどう?問題なかったみたいだけど」
那旺:「はい」
で、耳の問題はおしまいだった。
ただ、色んなトリートメントの中で、
間接的に耳に関することもやっているので
様子を見ましょうとのことだった。
多分、脈診の結果では、
治療の優先順位が他にあるんじゃないのかな?
と、思うことにしよ。
でも、な〜んか・・・違うんだよなぁ。
その数日前の夕飯の時に、
H氏の奥さんとお話しをした。
彼女はTM瞑想のティーチャーで、
本当に面倒見の良い方です。
私と近い年齢の様だが、
顔自体が笑っている形状のまま、
ずっととどまっている。
いつも口角が上がっていて、
目尻を細めてニコヤカにされている。
要するにそういうのを恵比須顔と言います。

(えびす顔:形状記憶されています)
H奥さん:
「いかがですか?トリートメントは順調ですか?
何か困ったことはありませんか〜?」
那旺:
「はい、毎朝脈診の時に耳の検査が
まだ来ていないと伝えているのですが、
全然伝わっていないみたいです」
H奥さん:
「まぁ大変。明日の朝、
もう一度強く言ってくださいね!ところで、耳がどうかされたの?」
那旺:「はい、これこれ・しかじか・・・・
*****  #### ★★★★ ××××  」
と旦那様のH氏に通訳してもらったのと
同じ事を伝えた。
H奥さん:
「まぁ、そうでしたの〜。
それはお辛いですねぇ。
いつ頃からそんな状態なの?」
コレ、コレ、コレです!

(これだったのじゃ〜。・・おっと、アゴ抜ける)
「共感して
・・
問題のルーツを
聞いとくれっちゃ〜!」
なのだ〜。私がして欲しいのは。
カウンセリングでやっている極フツーな事を。
(続く)
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