NESは、肉体的にも精神的にも
次元を超えて作用するのが解る様な
体験が実はあるんですよ。
こういった体験は、
クオーレテラピーのセラピーでは
NESだけに起こると限らないの
ですが、
前回に引き続き、
NES限定でお話ししていきま~~す。
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こんなクライアントさんの
体験がありました。
NESのインフォシューティカルを
飲んでから、
「20年位前に骨折した腕の
痛みが再発しました。」
という話を聞きます。
実は、同じ様なことが
他の方でも起きているんです。
先ほどもお話ししたように、
NES以外でも、セラピーをした後に
同じような事が起きたので、
私の中では、「お~~~よしよし」
って落ち着いて聞いてられます。
それは、
例えばこのクライアントさんの例で
お話しすると、
20年くらい前に腕を骨折した時の
時間や感覚や感情に、
戻っている様なんですね。
なんで、そんなことが起きるかと言うと、
忘れられた心や体の痛みを再体験
することによって、
癒しのプロセスを味わわせようと
宇宙の意思はしてくれているので
はないでしょうか?
クライアントさんは、
骨折したことに対する過去の
ショックや痛みや悲しみを、
ちゃんと味わわないで来た
からかもしれないです。
例えば、
「こんな程度の怪我で、いちいち
仕事を休んでられないのよ!」
と、からだの声を聴いてあげてなかった
のでは?
それとも、「こんな大事な時に
骨折なんかして、足手まといだわ!」
なんて事を誰かに言われて傷ついた
けど、傷ついていないことに
しちゃったとか・・・。
もしかして、骨折したと同時に、
大切な人の別れを体験してしまい、
その時の心と身体の傷の痛みを
感じてしまったら、
生きていられないと思ったかも
しれません。
いずれにせよ、身体の細胞(筋膜)
に刻印されているショックを
今再体験することによって、
本来の調和のとれた状態に身体を
戻そうと、時間を超えて
気づかせようとしています。
だからといって、
その時の事を思い出して、
誰かにセラピーをして貰ったり、
消したいほどの
すごく辛い体験を思い出さなくては
ダメなのでしょうか?
NESの面白いところは、
痛みを体験した時に、
あっ!そうか、20年前に骨折したん
だったわ。
えぇ?なにこれ。治ったはずなのに
どういうこと?あれ以来、痛くなった
ことなんて一度も無かったのに・・・」
と言った感じで、
現代と過去を行ったり来たりと
頭で回想するわけね。
いよいよ、腕がズキズキして、
どうにもこうにも、
気になっちゃったりして・・・。
「これって、やばいじゃん。どうしよ。
そういえばあの時、無我夢中で生きて
いたからさ~~、
色々あったよね。あの時の私って、
結構頑張ってたし、辛くて辛くて、
歯を食いしばって、
バカにされない様に必死だった。
でも、本当は辛かった。
え~~~~ん、なんで私って
弱音を吐けなかったんだろう。
あの時、助けて!って言えなかった
んだろ・・・。
わたし、本当に悲しいよ~
え~~~~~ん。」
って、本当の心に触れてみると、
途端に、
「なんざます。コレ!」
と言う具合に、
腕の痛みが消えるのです。
「ひぃえ~~、錬金術」