(前回からの続きです)

まぁ、相変わらずあっちこっちに
話が飛ぶブログですね。

 

洞察するに、
シリアスな場面に行くのが
嫌なんだと思いますよ。

かなり前になりますが、
姉の話の時もとん挫したままです
ものね。

実際に話してみたら、

「な~んだってなレベル
だと思います。

全然大したオチじゃないはずなの。
(多分

 

自分にとってセンシティブな事柄は、
人に触れて欲しくないものです。

それはどなたにとっても、似たような
反応が起きます。

 

クライアントさんのセッションにおいても、

真の思いに触れられる時は、
心が騒いでジタバタするもの
なのですね。

 

 

さ~て、そろそろ、

「自分が信じているポジティブな記憶
・・・真実の思いを見逃している」

のテーマに戻りましょうかね。

 

~~~~~~~~~~~~~

 

 

私が子供時代に心に残っていて、
一番の宝物にしている思い出は、

大好きなおじいちゃんとの
デートです。

 

土曜日になると、
おじいちゃんは私を近所の
甘味屋さんに

連れて行ってくれるのが
日課でした。

 

おじいちゃんは洋品店を経営
していたけれど、
それを息子(母の弟)に譲ってからは、

家に居づらいらしく
(母からの情報によると)
どこかで泊まり込みのお仕事を
するようになっていた。

 

それまでは、坂の下にある
おじいちゃんの家に私は毎日の様に
遊びに行っていたが、

母親から禁止されて、
行けなくなってしまいました。

きっと、母と母の実家の対立が起こした
大人の事情によるものでしょう。

 

そうはいっても、週末におじいちゃんは
ちゃ~んと帰って来てくれます

 

待ちに待った土曜日が来ると、
おじいちゃんが迎えに来るのだ。

 

おじいちゃん:
「ナオや~!じいちゃんと
甘いもの食べにいこ

 

私は、祖父のことを、
なんで大好きなのかというと、

美味しいものを食べさせて
くれるからという訳じゃありません。

 

祖父は、私にとって
最大の味方だったからです。

 

最大の味方って?

 

 

自分を誰よりも特別に扱ってくれて、
守ってくれる
存在だったんですね。

 

祖父は、私を甘味屋さんに
連れて行く道すがらに、
私の手を繋いで、

年子の姉に私がいじめられて
いないかと尋ねます。

 

私は:
「こんなことされた、あんなことされた
んだよ~」

って、祖父に姉の悪口と
泣き言顔を訴えます。

すると、

 

祖父は:
「しょうがないな~、お姉ちゃんのくせに、
妹をいじめて。。

でも、ナオが良い子なのは
おじいちゃんが一番よく分かって
いるからね。

ホットケーキでも、あんみつでも、
ソフトクリームでも、
いくらでも食べていいからね。

ナオは、大きくなったら、
立派なお大人になるから、
おじいちゃん楽しみだな~」

そういって、優しいまなざし顔
私を見ます。

まなざし

(食べちゃいたいくらい可愛いね

 

小さい頃の私はとてもシャイだった
から、

そんな時のおじいちゃんの目を
ちゃんと見れません顔

 

恥ずかしくて仕方ないのね。

 

自分を特別な存在として
扱われるまなざしが、
くすぐったいし、バツが悪いような、
微妙な立場。

 

孫の事は、
目に入れても痛くないって
表現があるが、

本当に祖父の目に、
私が飛び込んでいるかのように思えます。

 

このあと、小学3年生の6月6日に
祖父は突然他界しました。

交通事故でした。

 

祖父の遺言で自分が死んだときには、
絶対、私には見せるなとの事だった
様で、

私は祖父の傷ついた遺体を見なくて
済みました。

 

祖父の頭に、
包帯がたくさん巻かれていたと、
だいぶ大きくなってから聞いたのみです。

 

祖父は、国道の横断歩道を渡ると、
私の家に向かうのに遠回りになる
からなのか、

横断歩道の手前で道路を横切った
時に車に飛ばされたそうです。

 

悲しかったのが、
祖父のポケットに大福が入って
いた事です。

 

きっと私に少しでも早く会って、
大福を食べる私の顔が見たくて、
道を急いだのかもしれません。

 

悲しい道路

(おじいちゃ~~ん。私の為に
ごめんなさい)

 

検死が済んで、固くなった大福を
母が大泣きしながら食べていたのが、
恐かった。

大好きなおじいちゃんのポケット
でも、

遺体は遺体。

子供にとって、遺体って、
テレビの観すぎかもしれないけど、
オバケとそんなに変わらないくらい
異様な感じがします。

 

そのポケットに入っていた
コチコチの大福を、

号泣しながら食べていた母が、

狂っているように見えたのを覚えて
います。


(続く)

 

 

(前回からの続きです)

 

「自分が信じているポジティブな記憶
・・・真実の思いを見逃している」

 

う~ん、
私は何を言いたいのでしょうか?

 

私には、とっても素敵な
ビックポジティブな記憶が有ります。

それは、私が生きていく上で
大きな支えになっているものであり、
宝物としている思い出なんですね。

 

その信じて疑わなかった思いの裏に、

いったいなにが隠されていたのか!

 

近日上映公開~!!

 

公開

(前売り割引開始~。
ヴぁあ~、がデブ重てぇ) 

 

那旺さん、それじゃ~、

ブログが始まったばかりなのに
終わっちまうじゃない?顔

 

そうでっか

(そうなのね。ドスこい

 

信じていたものに、
裏があったなんて、
わたし。。脱力感がくねります。

 

私が子供時代に心に残っていて、
一番の宝物にしている思い出は、

大好きなおじいちゃんとの
デートです。

1週間に一度の土曜日に、
おじいちゃんは私を近所の甘味屋さんに
連れて行ってくれるのが日課でした。

 

今となったらこんなに図々しく
なってきた私ですが・・・、
小さい頃の私はとってもシャイだった
んですよ~。

 

ふてぶてしい

(那旺さん、まだちょいとだけ、
シャイな面影が、残ってますね)

 

なぜだか、気恥ずかしくて、
他人の目顔を、
正面で見れていなかった気がする。

 

ですから、シャイを打ち消す為に、
ふざけた事をワザとしてしまう
タイプなのよ~。

 

こんど、着ぐるみ着て

 

「30秒で楽になる・肩こり体操」
動画
でも撮って、

 

ブログに載せちゃおうかな~顔
(単純に普通だと、
恥ずかしくて出られないのよ)

 

そういえば私、
息子の成人式の写真では、
ペンギン担当でした。

主役である息子は河童です。
(二人とも着ぐるみを着て記念撮影しました)

 

そこに、息子の別れた彼女も
家族として撮影しちゃったものだから、

あ~~~~~、
せっかくの成人式の記念写真が

今では・・封印されとります。
(辛くて見てはならぬものに
なりました~)

 

そもそも、大事な晴れ舞台に、
着ぐるみなんて着て親子そろって
ふざけたから、
こんな結末になったのか!
(すんません。私の悪ふざけでした)

 

信じて疑わなかった健やかな未来が、

今や崩壊している記念写真
なりました。

 

人生というものは
どんでん返しの繰り返し、

おもむきっちゅものがございますのぅ。。

 

映った写真で唯一微笑ましく
見させて貰えるのは、

ピンクのおリボンを付けた、
若かりし美人犬メリー犬くらいです。

 

なんといっても、

ずいぶん前からお会いしていない
旦那様に対しても、
私はとてもドジな細工をしていた

 

写真を見るとマジで勘弁してほしいです。
腹を抱えて笑って顔しまいやす。

 

 

うっかり夫人と言われていた私の
ドジぶりは日々
の事だが、

今回私が何をしたかというと・・・、

旦那様はお髭が濃かった人なので、
美しく撮れるかな~っと思い、
お口周りに
ファンデーションを塗ってあげたの。

だって、芸能人はテレビに出る時に
メイクするじゃない?

 

しかし、その親切が仇になりました。

 

出来上がってきた写真を見てびっくり。。
絶対に見てはいけないものを
見てしまったバツの悪さ。

だって、旦那様の顔が、
ホモオダホモ男君みたいになって
口の周りが青白くボァっと、

浮き上がっていた。。。

 

ヴぁぁ~~~。。顔

 

 

私の描いていた理想の記念写真とは、
河童ちゃんの長男と、

ペンギンちゃんの母ちゃんに、

美人の彼女女性愛犬メリー犬がいて~~、

ビシッと決まっている旦那様に~~、

スラッと背の高い次男が、
背後霊みたいに写っているはずでした。
(実は次男は逃亡しました

 

尊敬する旦那様は、
とってもダンディで賢い方です。

武士の様な風格ある人に、
こういった反則の様な形で笑いをとる
なんて、

滅相もない顔話です。

 

例えば、渋さでは抜きに出る
男優・高倉健様に、

保毛尾田保毛男メイク
(ホモおだホモお)で
コマーシャル出演してください」

なんて、

あ~た~、そんなこと言えますか?
そのぐらい、旦那様はコメディーとは
かけ離れているお方なのでありんす。

私と結婚したこと事態が、
コメディードラマなのでしょうがね~。

 

ほもだ

(わたくし、保毛尾田ですぅ

 

 

 

誠実で真面目な旦那様は、
今となっては、たくさんの従業員を
抱えていらっしゃる、

優良企業の社長さんらしいです。

 

本当にドジなふざけた奥さんでした。
すみません。顔

 

さて、この成人式写真のストーリーが、

私が話そうとしていた本題とは、

全く関係ない事に、
途中で気が付きました~~。

 

いや~だ、相変わらず、
ただ話がそれただけなのよね。
(またかよ~。すまん顔

 

 

本当は私はおじいちゃんとの、
ごっつぅポジティブな思い出を
例に挙げて、

本題に入る予定が、
「着ぐるみ」をキーワードに、
ここまでずれてしまいました。

 

(次回必ずやります。
いつもすみません。。顔

 

 

 

 

自分が信じているポジティブな記憶、

・・・・が・・・真実の思いを見逃している。

 

 

私が主にしているカウンセリングの
テクニックは、

子供の頃に作られた、

手放すべきネガティブなビリーフ
(思い込み・信念)を見つけ出し、

それを解除(契約解除みたいなもの)
させると同時に、
感情の解放をしていきます。

 

しか〜し、

 

クライアントさんが、

「これが私のトラウマなんです!」と、

伝えられた問題にばかり捉われて
セッションしていると、

その記憶にまとわりついた感情を、
何回解放したところで、

ちょびっとしか楽にならないことが
あるものなんですね~。

 

おかしいな~。。

 

「このセラピストじゃ、
私を変えてくれないから、
他の人を探さなきゃ! 」

と、セラピスト巡りをしてみたりする。

 

何が起きているの?

 

それは、目星をつけていた
過去の記憶(原因)

今あなたを苦しめている問題(結果)
の関連性が薄いのさ

 

と、教えてくれているのね。

 

刑事ドラマと一緒やね~。

星★を間違えてるのだよ。

 

 

逮捕

(バンバン逮捕や!
ちゃいまんねん。
あんさん誤認逮捕やで~) 

 

 

今の悩みが変わらなければ、

あなたを苦しめている本当の原因に
辿り着けたとは言えないですね。

 

(潜在意識)の記憶は、
今の問題を楽にしてくれる為の
ネタをなかなか提供してくれる
相手じゃおまへんのや。

 

 

ほんならどうするのじゃ?

 

 

そういう時はね、
潜在意識の声を聞くのね。

 (つまんね~、いつもそのネタね。。
と、心の声が・・。。
でも、とりあえず聞くっちゃ~)

 

で、どうやって?

 

潜在意識の声を聞こうとしても、
顕在意識の声の方が馬鹿でかくて
偉そうに頑張り続けるから、

潜在くん顕在くんに脅かされて、
なかなか顔を出してくれません。

 

そんな時に役に立つのが、
体の感覚なんです。

 

 

体の感覚は感情とバッチリ
スクラムを組んでいるので、

 

感情さんと感覚さんが二人
揃ったところに、

主体であるあなたが耳を傾けて
あげたら、


顕在くんは、ズコッてひるむんです。
ひるむ

(隙をみっけのど蹴り。。パ~ンチ)

 

でもね

子供の頃に「感じてはいけない」という
ビリーフを作ってしまうと、
さらにやっかいな事になる。

「感じてはいけない」があると、

顕在くんにパワーを与えることに
なるからです。

 

顕在くんは、
「自分が絶対に正しいことを言っている」
と信じているから、

その法則を覆すには、
覆すだけのネタが必要なんですね〜。

 

 

さて、体の感覚の話に戻ると、

よく言われる表現の中で、
怒りまくった時に使う言葉

「はらわたが煮えくり返る」
「腹の虫がおさまらない」
「腹がたつ」

ってな表現があるでしょ。

 

この様に、

感情は、あなたの内臓まで巻き込んで
体とくっついてダンスしているのよ。

それって、お気づきでっか?

 

Unknown-2

(私たちは永遠のパートナー。
dance・dance・dance

 

で~、さらに気づいて欲しいのは、

 

感情と言うものは、

感情が湧きあがってきた時に、

すぐに表現できないと、

体の中に、ずう~っと、
とどまってしまう性質が
あるのね。

 

 

とどまっていて、

ずうっと、出ない?

 

そうなんです。
脅かすわけじゃないけど、
コレ、ホントの話。

 

身体中が~、

 

感情便秘状態になっている

ちゅうことですよ~。

 

それはこまった

(感情のクソだまりか~。
ボス、逮捕しますか?)

 

体の中にある感情のベンピー君は、
溜まりに溜まって満腹状態になった時、

体と心の痛みは、
私たちに悲痛なうめき声を上げるのだ。

 

ベンピー君が発酵状態になり、

 

「私って臭いわ、ヤバイかも??」

 

って気づいたクライアントさんが、

クオーレテラピーアソシエイツの
ブログやHPを探してくれるのだ。

 

さて、ここからがテーマにも
あるように本題なんですが、

 

自分が信じているポジティブな記憶
・・・真実の思いを見逃している

 

についてですが、
長くなったのですんません。

またにしておくれやす。

(おやすみなんし~。)

 

 

(前回の続きです)

セッションを行う上で、
様々な形で心理的抵抗は起こります。

それを解除できる方法も実は
あるんです。

私はキネシオロジーを使って
心理的抵抗や逆転を解除する
方法を知っていますし、
実際に使っています。

 

ただ、それが使えない
(使いたくないとも言える)のは、

何度もセッション時間に遅刻をしたり、
セッション中に携帯電話でやりとり
するとか、

チャネラーや占い師の話を信じ切って、
鵜呑みにした事を前提にセッションを
促される時などです。

「そんなことは、
分かっている、知っている
大したことはない!」

っと、全部自分目線でセッションを
進めさせようと深いところで決めていると、

本当の心の内を見る事は、
難しいんですね。

 

セラピストが船の梶を取れなくなります。
だから目的地にたどり着けなくなって
しまうのだ。

 

こんな状況が見えた時に船長
である私は、

船長

(もすもす、お客さん、どうすべか?)

 

「今日は、
お帰りになった方がイイのでは?」

と私はハッキリ言う様になりました。

 

 

そう言う事によって、

「まさか、何もしないで帰れってか?」

 

「こんなに悩んでいる私を
放置プレーすんの?」

 

ってクライアントさんが思って
くれたらラッキーです。

冷静だった脳みそが、
暴れ出して
来るのではないかと思います。

 

この言葉で、

「もうちょっと真面目に
向き合わねばならぬ顔

と気づいてくれたら

チャンス!!

 

で~~~す。

 

 

実を言うと、私も昔に同じことを
カウンセラーに言われたことが
あるんですね~。

そう言う私も顔

 

孤独で辛い時。。

 

腹が煮えくり返るほど
怒っている時。。

 

「どうなってもいいさ!」と
やさぐれちゃっている時。。

 

涙もションベンも出なくなる程
悲しい時・・・・。。

 

 

そんな時には、

誰に教えて貰ったのか知らんが、

どうしても
笑っちゃう顔体質でした。

そうやって、
なんとか生き延びて来ました。

 

だから~~~聞いておちょんまげ。

ちょんまげ

(あんさんに、もの申す。
耳をかっぽじいて聞きなはれ)

 

「今日は、
お帰りになった方がイイのでは?」

 

と言う言葉は、
あなたが頑張って耐えてきたことが
私には分かるから、

私からあなたへの最大の
はなむけの言葉なんです。

あなたを嫌っている訳でも、

「そんな態度じゃ変わらね~よ」
と諦めている訳でも、

頑固者!
付き返している訳でもないのだ。

 

私を選んでくれた時点で、
あなたの中にある大いなる何かを
信頼しているんですね。

 

私はどんな親でありたいか、

どんなセラピストでありたいか、

どんな人間でありたいか、

私にとって、どれも一緒の気がします。

 

自分を磨いて大きくなるしか
ないっすね~。

 

大きく

 

(ね~、ぼうや~

 

(では、また~)

 

 

 

 

 

前回お話しした、
携帯スマホ禁止の鰻屋さんと、
喫煙禁止の居酒屋さん

の補足をしまっす。

一見、「禁止です。」
「うちが嫌なら他へ行ってください

 

って言われて厳しい感じがするけど、

 

厳しい

(守ってくれなきゃ、うちには来れましぇんぜ)

 

 

禁止してくれることが、
自分にとって有り難いと思える人が、
行けば良い話しなんだもんね。
(当たり前すぎる話ですぅ

 

サービスを提供するものと、
受ける側のニーズが一致して、
初めてエネルギーバランスが
循環するのね。

 

例えば30分のセッションで、
料金が30,000円、
しかも3年待ちの凄腕人気セラピスト
がいたとして、

もし、あなたがちょっとした
アクシデントで30分遅刻しちゃった
としたらどうでしょう。

 

キャンセル料を全額支払わなくては
ならないのも痛手だが、

さらにまた、
3年も待たにゃあならんとしたら、
損失は10倍以上かもしれないよ。

 

だから、そんなミステイクがない様に、
その日は時間に余裕を持ち、
いざ覚悟を決めてセッションに
馳せ参じますよね?

 

 

カウンセリングのセッションって、
自分の人生にとって、
伸るか反るかの大勝負舞台
変わらない気がしています。

 

なぜかって?

 

それはね、
あなたの今までの生き方やモノの見方が
大変革を起こすことの出来る、

神聖なスペースがセッションルーム
なんです。

 

あなたが、
「自分の抱えている問題に向き合うぞ!」
と気づいて、

セッションを申し込んだ時から、
既に氣は動き始めてるのね。

氣の動くのが早い人は、
セッションを受けようと心が動いた時点で、
人生を転換させるベクトルが
バシッて決まり出すのだ。

だからこそ、
セッションにいらっしゃる前から、
その人の意気込みが形として
見えてくるものなのね。

 

覚悟

(ぼく、ガッツリ掴みとるまで離しまへん) 

 

 

方向音痴の人は予約時間より
早めに駅に着いて、

あらかじめセッションルームの場所を確認し、
また駅まで戻って、
駅前の喫茶店で心の準備を整えている。

今どきは、電車の人身事故による大きな
遅延は当たり前の時代になってしまい、

「電車が遅れたから」と言い訳し辛い
雰囲気ですよね。

 

うちにいらっしゃるクライアントさんの
殆どは、

本当に真摯に自分と向き合う覚悟を
決めていらっしゃるし、

セラピストである私にも、
丁寧に接してくださいます。

 

ただ、そうでない時も、
中にはありました顔

 

それは、私がきちんとしたスタンス
を腹に決めて無かったから
起こったことなのでしょう。(反省

 

 どったの???顔

 

 

クライアントさんが
本気で自分を変える気が無い時には、
様々な形で表現してくれます。

もちろん無意識にです。

そういう時はクライアントさん自身が、
セッションをコントロールする側の
立場を取りたがるんです。

 

分かりやすいのが遅刻です。

 

その次は電話

セッション中に携帯をマナーモードに
しないで、
掛かってきた電話に出て
やり取りをした後に、
また違う所へ電話をかけちゃう

ってな状況。
この時点でセッションのエネルギー
が壊れます。

 

さむ

(お~NO,寒いっす)

 

またこんなパターンもあります。

問題を散々話しておきながら、
「でもこれは解決したから、
問題ないんです」

って言ったかと思うと、
また次もまた同じように長々話して、
「これも終わった話ですから、
関係ないんです」

という調子で・・・・、

お話をやっと詰めると、
壊しちゃうパターンです。

 

他にも様々な形で抵抗は起こります。

こんな状況が見えた時に私は、

「今日は、
お帰りになった方がイイのでは?」

と言う様になりました。

 

以前は壊されたエネルギーを何度も
立て直していましたが、
今はもう無理はしません。

お互いに疲れるだけですから。

 

互いのニーズが合わない時は、

宇宙はちゃんと
目の前に現象を現し

教えてくれているのです。

むりくり立て直したところで、
大して変化は起こせません。

 

こればかりは仕方ないことなのね。

 

クライアントさんは
顕在意識上では必死かも知れないけど、

自分と相手を尊重する準備が
整わないうちはどうにもしてあげれない。

でも、不思議なことに、
「今日は、
お帰りになった方がイイのでは?」

とハッキリ印籠を渡すと、
本気で向き合ってくれる場合が
何度かありました。

 

実を言うと、私も昔に同じことを
カウンセラーに言われたことが
あるんですね~。

 

がむしゃらに頑張って生きぬいて、

自分を抑圧していると感情がわからなく
なるんです。

でも、核心の問題に触れそうに
なる時だけは、

「ヤバイかも・・
って、何となくわかるのね。

バツが悪いし、めっちゃ怖いから
逃げたくなるのだ。

 

そんで~・・・、

遅刻したり、電話に出てみたり、
問題が大したことないフリしてみたり
するものなんです。

 

携帯・スマホ禁止鰻屋
禁煙居酒屋
3年待ちチャネラー
 今日は、お帰りになったらカウンセラー

 

わたしは、嫌いじゃないっす。

お客さんの覚悟を決めるのには
分かりやすいお店かもしれませんね。

 

 (ちょっと続く)