五感は神に通じる電話機みたいなもの。
人間の体って
小宇宙と言われているように、
足りないところを補いながら、
バランスをとっているのが奇跡です。
前回、亡愛犬のめり~ちゃんが、
最後まで残っていた五感は、
嗅覚と触覚と味覚。
かなり衰えていたにせよ、
お散歩では電信柱をクンクン
時間をかけて匂っていたし、
触れば気づくし
味覚的には
ちゃんとご飯の選り分けはしていた。
私は子供のころから
ずっと目が悪かった。
小学生には、
視力は0.01を切っていました。
メガネをかけても視力が
あっという間に下がってしまい、
直ぐに見えなくなっちゃう。
親にそれを言うと、
経済的に迷惑をかけるんじゃないかと
勝手に想像していたから、
高校生になるまで
ほとんどの青春をボ~ッと過ごしてきた。
高校生になった時、コンタクトレンズを
付けたおかげで、
世の中がこんなにハッキリとして、
美しいものだと初めて
気が付いたものです。
頭もスッキリ、
運動も、勉強もそんなにハードルの
高いものではないと気づいたのが
やっとこさ、高校生の時なのだ。
(お~長かった)
でも、ここ3年くらい前からコンタクトが
合わなくなりメガネ生活に
切り変わりました。
やっぱり良く見えません。
でも、不思議なもので、
目が見えないとそれはそれで、
この世では見えないとされている
第三の目が
少しづつ進化している気がします。
視覚化(イメージ)って言うんですかね?
中学生の時に、
校医の耳鼻科の先生に
酷い治療をされて、鼓膜を破られた
事があります。
今でも左耳に何か詰まっている
ような違和感を感じて、
左の聴力ヤバいっす。
そうなると、それはそれで、
音を聞き分ける能力が長けて
来ました。
高校生の時、合唱部の指揮者になり、
かなり微細な聴覚をたよりに力を
発揮することができました。
ちょっとした音のズレが、
良くわかっちゃうんです。
長男がまだ赤ちゃんだったころ、
絶対音感がこの子にはあると直ぐに
気が付いてあげられたのは、
そのお蔭かもしれませんね。
<続く>