TV「サワコの朝」でサンドイッチマンが
ゲスト出演でした。
サンドイッチマンの
こびない「お笑い」がツボにはまります。
高校時代、弱~いラクビー部だったふたり。
左側の茶髪の方が伊達さん、
右側のたれ目の方は富澤さん。
(サンドイッチマン)
高校時代ではお互いに面白い奴だと思っていたようで、
何が面白かったかというと、
こんなエピソードを語ってくれた。
当時ラクビー部に王様の様な、
理不尽なことやゴリ押しをする先輩がいて、
雨で練習が出来ない日に、
「今日は練習できないから、
お前らグランドの水たまりで泳いでみろ!」
と後輩にむちゃぶりした。
その時、富澤がこう切り返した。
「あっ!先輩・・ぼく、丁度いま泳ごうと思って
いたところだったんです。。」
といって、
そのまま水たまりにドボン。。
2人ともラグビー部の癖に痛いのは嫌だそうで、
きっとオーバーアクションしたスライディングさえも、
痛くない程度に上手くかわしたんだろうな~。
こういった、他人にも自分にも優しいボケって、
私は大好きなんだ~。
富澤の切り返しに相方の伊達は、
「こいつ本当に面白い奴だ」と感心した訳で・・
阿川佐和子は富澤に、
「なんでそんな事を言えちゃったの?」
と聞くと、
富澤:
「単純に先輩を笑わせたかったのと、
どうせやらされるのなら・・、
どっちにせよ、やらなきゃならないのなら・・、
やらされるんじゃなくて、気持ちよくやろうと思ってね!」
おっと~、これがこの人の生き方の原点なのね。
私はそれを聞いて、すご~く好きになった。
ずば抜けた聡明さだ。
相方の伊達も似たようなところがあって、
この2人の、なんとも言い難い深い歴史と絆を感じた。
カウンセリングセッションをしていると、
私のツッコミ具合がツボにハマって、クライアントさんが
泣きながら笑っている場面が時々起こる。
サンドイッチマンと同じように、
クライアントさんを喜ばせてあげたくて、
私も一緒に喜びたくて仕方なくなるのは、
彼らのように、笑いのDNAがいたずらに
浮上するからだろう。
前回のブログで、
私は20代後半になって
やっと大人の遊ぶ女友達を作り、
彼女に恋をしたみたいに大好きになっていったと
お話ししましたね。
何だかわかんないけど、
彼女の動作や言葉の一つ一つが新鮮で
私をドツボにはめさせた。
私がボケると、明快過ぎるくらいに
彼女はツッコミを入れてくれる。
(へへへん。愛しとるで~子猫ちゃん)
時には予想を遥かに超えた、
アドリブが行ったり来たりと、
どっちかがオシッコ漏れそうになるまで、
それは続くのだ。
(あんさん、それ言うたら、も~
おしっこちびるで)
今までかつてこんなにおもろい
女性に巡り合ったことは一度もなかった。
そして、未だに彼女を超える人に出会えていない。
凄い相性の良い、ダンスのパートナーとか、
「コブクロ」みたいなお互いを生かせるアーティストとか、
そんな相手に今生で出会えるだけでも
人生は有頂天になるだろう。
私は、彼女に会ってから有頂天になった。
そうは言っても、
大好きな彼女は次男の幼稚園時代のお母さん。
小さな子供がいると好き放題本能のままに遊ぶには
制限があります。
そんな時、親っていい加減なものですよね。
日頃は子供たちにゲームを
一日1時間しかさせない様に法律をつくり、
それでも、子供がなかなか止めないときは、
ドン引きするくらい文句を言いまくっている癖に、
自分たちが遊びたいときは、
その法律に特例を作って、
無制限にゲームをやってもよいと許可を与えて、
本当に親になってみて、
親っていい加減なものだな~って、
思いつつも、
あの時の自分の身勝手さや意識の低さを
懐かしくも、可愛いいものだって、
自分たちは子供以上に子供だったんだなぁと、
思えてくる。
(あんたら、お利口にゲームしとってね)
「あんたらね~、今日は特別にゲームしていいから・・、
お母さんたちは大事なお話があるから、
仲良くしとってね!」
とかなんとか、偉そうなことを言って、
実はお酒を飲みにいくだけなのだ~。
そんなのは、子供たちもお見通しでしょうが、
人間というのは、ちょっとした悪巧みが
楽しくてしようがないのであ~~~る。
(続く)