<前回から続く>
バスでの野ションタイムの時に、
てしまったSさんの
その後はどうな
ちゃんと寝れたかな~。
昨日は衰弱して顔が人間っぽく
なかったし
今朝は大連の病院で
心理学のお勉強をする日です。
ホテルのロビーに集まって
大連病院に移動するのですが、
あっ!Sさんを見つけました。
案の定、よれよれで目が
くぼんでいる。
ホテルで一人で寝ているのが
イヤらしく、
ですって。
Sさん:「那旺ちゃん、
昨日はありがとうね
まさか私にあんな事が起こる
なんて、本当にビックリしたわ。
勝手に祈ってしまったの。
何が何だかわからない。
でも那旺ちゃんと先生に
ヒーリングして貰って、
少しづつ落ち着いたけど。
でも、昨日から下痢と嘔吐で、
お湯を飲んでも、
はずなのに、吐き気が止まらない。
お医者様から高い漢方の薬を
貰ったけど、全く効かない。
診察して貰うつもり・・・」
私:「そうだったんだね。
行くんだから、安心だね!」
大連の病院は大きかった。
日本ではとても及ばないほど、
ところが、心理学の講義が
始まって直ぐに、
何故か、始まったばかりの講義中に
私は先生に呼ばれ、
Sさんの面倒を診るように
頼まれたのです。
彼女が寝ていた部屋を見た時、
私は霊安室かと思った。
(寒いぞ、ブルブル・いったん木綿・
ひ~らひら~~)
医者も看護師も見当たらず、
だろうか?
生気の失ったSさんの顔を見て、
このままでは亡くなると思った。
何で、こんな深刻なSさんを残して、
ヒーラーなんだから、
こういう時こそ結束して、
彼女をヒーリングして欲しい。
先生は何でそばにいてあげないの?
と思いつつも、今私が出来る事は、
仕方がない。
一人でやろう。。
< 続く >