成美ちゃんの進路を決めるために占った
タロットだったが、
とんだ方向に話は進んでいってしまった
タロットリーディングは1時間程度だったが、
まるで1日中、古〜い映画を見ながら
温泉に浸かっていたくらいの怠さがあり、
未だに頭に湯気が出ている感覚だった。
(あふ〜〜。。達成感。。)
タロットをリーディングしている空間が、
異次元と混在しているからだろう。
成美:
「那旺先生、私これで一切の迷いがなくなりました。
学校も通います。
そして、まさか私がタロットでプロとして
やっていくなんて、考えもしなかったけど、
私はこれが一番やりたかったことなんだと、
やっと気がつきました。
未来が決まった以上、前に進むしかありません。
今・・・・私、嬉しくて仕方ないんです。
今日、ここにこさせて貰って本当に良かった。
那旺先生を紹介してくださったS先生、
那旺先生、
ここまで導いて
貰ったことに感謝しています。」
クライアントさんの殆どは、私のことを那旺さんと
呼ぶが、
やっぱり先生繋がりだと、那旺先生が呼びやすいのかなぁ。
私は、那旺さんでも那旺っちでも
なおなおでも、なんでもいいんだけどね。
スンマセン、話をそらしてしまいやした〜。
那旺:
「何言っとるのよ。
自分でリーディングしたんじゃないの。
私はただ、必要な質問をしただけ。
へへへ〜、こう見えても質問の専門家だからね〜
それにしてもさ〜、成美ちゃんのタロットって、
占いの範疇を遥かに超えてるわ。
私は今まで、タロットを4回習ったことがあるけど、
全然心が動かなくてね・・、
結局はあまりリーディングはしなくなってしまった。
で、上手と言われていた人のタロットリーディングも
何度か受けてみたんだけど・・、
あまりしっくりこなかったんだ〜。
やっぱりさ〜、どうしてもその人のフィルターを通って
しまっているので、
なんかね〜・・・そこが気になっちゃって・・。。
決して悪くはないんだけど、いまいち透明じゃない感じがして。
そんなら自分でやりゃあ良いじゃないかと
思ってはみたが、
どうしても突き動くものがなかった。
でもね、でもね、
成美ちゃんよ〜く聞いて。
成美ちゃんのタロットは、占いじゃなくて、
完全にタロットの精霊と繋がっているんだよ。
こんなリーディングができる人なんて
滅多にいやしない。
成美ちゃんは誰からもタロットを習ったことが
ないって言っていたけど、
小さいころからタロットの精霊たちと
遊んできたんじゃなぁい?
それが、見ていてよ〜くわかったの。
全然濁りがない。
これは占いなんかじゃなくて、
宇宙からのギフトを成美ちゃんが貰っているんだと思うのね。
成美ちゃんがタロットを封印しなくて
本当によかった。
もったいないよ〜。
あなたは宇宙がくれた宝物なんだから。」
(封印しないでくれて、ありがと。宇宙の宝物さん)
成美:
「那旺先生、私嬉しいです。
私、やり遂げます。
まだ誰も気づいてないタロットを
伝えていきます。私の使命を生きます。
9月にまたセッションを受けに来ます。
8月に田舎に帰って、
亡くなっているのにおばあちゃんちの居間に
まだ居続けている150年前の私の先祖・・。
あの白い服の女性と小さな男の子・アキラ君の霊を
供養してきます。」
と言って、丁寧に頭を下げて帰って行った。
(ご丁寧に・・も〜、あんさんありがとさん)
やれやれ、それにしてもとんでもないセッションが
最近はよく続くなぁ。。
・・・・・・・
しかし、9月になっても10月になっても
成美ちゃんからセッションの予約はなかった。
おかしいなぁ。。。
(続く)