(前回の続き)
うちに2か月に1度の割合で
エネルギーチャージにいらっしゃる
仙人みたいでオシャレな社長は、
信じられないくらい服装が派手と
いうか、
何しろ変わっています。
あの恰好は誰にも真似できません。
でも、社長はスタイルが良いせいか、
凄くかっこいいのね。
だけど、髪はない。
ヘアースタイル(つまりハゲてる)を
ネタに出来るほど、
最近は開き直っています。
「10年前は、ハゲの為にどれだけお金と
エネルギーを使ったものか!」
といっておりました。
見た目がカッコイイから尚更、
髪への執着は大きかっただろうな~。
でも、50近くになって、
良い女と再会(一度捨てたと言っていた)
して、
そして結婚してからというもの、
「うちの奥さん、奥さん!」
髪はなくなっても、
社長の頭の中にはカミさんが、
頭の上には神様がいてる様になった。
酔っぱらった時には特に、鎮座されて
おりまする。
でも、もっと変わっている事があります。
社長は、酔っぱらうと、
突然、チャネリング状態に入る
体質なのです。
社長がヒーリングにいらした時は、
アシスタント君も呼んで、
社長と三人で、
御嶽山駅近くの美味しい
焼き鳥屋「歩」に行きます。
焼き鳥屋だけど、
私達は野菜をどっさり食べに行く
へんな客です。
ここは、
味もよろしいが、女将さんが最高。
女将さんは、
50歳になるらしいがとにかく若い。。
30代にしか見えない。
白い割烹着姿の女将さんは、
明るくて面白くて気が利くおひと。
そんな女将に会えることは、
私達にとって楽しみの一つです。
(ガリガリ、ムシャムシャ。。新鮮野菜は
美味しいね~。)
ところで、
今回の神さまとのチャネリングは、
私にとってギョギョっとした、
ネタになりました。
仙人社長:
「白山ひめ神社へ菊理姫に会いに行け。
遊びじゃないんだから、
寄り道は一切ダメね。
行って帰って来るだけだからな。
おしまい。。」
チャネ状態になったときの語尾は、
何故か「おしまい」が入るのね。
焼き鳥屋さんを解散して、
その夜遅くに電話がかかってきた。
仙人社長はホテルに帰った後も
まだ神さまと交信を続けているらしく、
更なるミッションが伝えられた。
仙人社長:
「あのな~、
行くときは御嶽山の酒屋で、
大吟醸の一升瓶を買い、
白山ひめ神社にもって行け。
(チャネ状態になっとる時の社長は、
いつも命令口調になるのだよ)
帰りは金沢で純米酒の一升瓶を
買って、御嶽神社に行け。
あの御嶽神社には神さんが、
ちゃんといらっしゃるからな~。
気の良いところだ。
分かったな。お繋ぎせよ。
お酒は白山ひめ神社と御嶽神社に
ご奉納すること。
あんたが行くときの服装は、麻と絹を。
そして目立つ様にカラフルな服を
着て行け。
神社に大きな木があって、
そこには天狗さんがいらっしゃるから、
ご挨拶しときなさい。
じゃ、頼む!おしまい。。」
ありゃ、ありゃ、ありゃ、ありゃ、
ありゃさっさ。
(意味不明の擬声語)
日にちも既に決められちゃって、
もう逃げられないじゃん。
(任務を全うさせていただきりん)
だんだん、本格的な形になって
来たのう。
(続く)