<前回から続く>
私は年に一回ある健康診断の
座高測定の数値を測るのに
めっちゃ神経を配りつつも、
テストの点数が0点でも、
通知表の評価が酷くとも、
お勉強の順位がほとんどビリでも、
全然気にしていませんでした。
そんなの、私の中では普通で
違和感が全くなかったし、
恥ずかしいという脳回路も
無かった気がする。
トラウマって、
ただの発火スイッチみたいな
もので、
出どころが微妙で分かり難いことが
多いんですわぃ。
話は唐突に飛びますが、
私が税理士試験をめざして
大原簿記学校に通っていた時、
スゴイ美女が二つ前の席に
座っていたのを思い出した。
美女好きな私は、
彼女に目が釘づけになり、
息が止まっちゃったのを
覚えています。
(はーはー苦ちぃ。。あんた変態かい?)
彼女はマリリンモンローをもっと
知的な感じにした、北欧系の顔を
しているのであ~る。(よだれ)
コレ↑マリリンちゃん。かわゆいね!
美しいのは顔だけでなく、
電卓をたたく白魚の様な手。
この世のものとは思えない電卓
を叩く速さ。
「タタタタタ・・・!!」
「なんじゃ、あの動きは」
この時から、週に2回ある授業が
私は楽しくなりました。
彼女の電卓の
すご技は、何度見ても、だた驚くばかり。
私も電卓なら、かなり早い方なのに・・・。
この人、宇宙人なのかな?
しかも検算していない。
1度きりで、どうも入力し間違えは
ないようだ。(本当に宇宙人かな?)
3度目に彼女を見た時は、
絶対に隣に座ろうと決めて、
意外にも運よく仲良しになれた
彼女のお話をする表情は可憐で、
その声は、鳥のさえずる音の様だった。
お嬢様で、なんやら高級なお話が
たくさんあるのはわかるけど、
そんなものに縁のない私は、
「はぁ???」という顔は一切出さずに、
彼女の魅力をダウンロードしようって
心底思って必死だったわ
そうしたら、いつの間にか
彼女と同じ喋り方になっていました。
人間っていくらでも変容できるん
ですね~。(今はもとに戻りました)
で、何が言いたいかというと~、
テストの点数の事です。
彼女は学校時代に、1度だけ99点を
取ったそうです。
いえ、「とってしまった」のだそうだ。
ということは、99点が失敗という話に
なるよね~。
小学校の頃は
私は99点なんてとったこともありません。
授業もうわの空で聞いてないし、
家で勉強するという習慣もなかったから。
(いいわけ・・ぐすん⇒演技)
彼女は、学校以外では勉強はして
ないそうで。。(ありゃ?そこは私と一緒)
それでも、たった1点の間違えを、
いまだに悔しくて覚えているらしく、
小学生の時、泣いてしまったそうだ。
「私は、こういう世界があるんやな?」
って、もうビックリ。
これだけの美貌と家柄とあらゆる
才能を持ち合わせ、
それと、優しい両親と旦那様
あと何があったらいいのやろか?
(そんなのあらへんがな~とひとりごと)
ちなみに大原簿記学校の簿記論と
財務諸表論の全国テストでは、
彼女が1位でした。
税理士試験も直ぐに受かりました。
恐れ入りました。
私は税理士には向いてない事は
直ぐに解りましたが、執着して、
1科目だけ頑張って合格したど~。
(わたしなりにエライ!)
それにしても、
やっぱり私はセラピストが天職だにゃ~。
1点間違えて泣いちゃう位に完璧な
セラピストのところで、カウンセリング
を受けるには、とてもハードルが高くて
行き辛いだろう。多分・・・??。
挫折も才能のうちじゃい!!
私たちは環境で、悩みを抱える
のではなくて、
そこにある信念システム(思い込み)
によって悩みを作っているのだ。
0点でも全く悩まないわたし。
99点なんて雲の上の話の私。
99点で悩む美女の友人。
1点の間違えただけで
泣いちゃう美女の友人。
座高測定で悩んでいたわたし。
(きゃ~~)
起こる環境は同じでも、
その人のもつ「思い」=捉え方
によって、
快か不快の感情に変わるだよね~。
<続く>