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4日ぶりの食事とお風呂にありつけて、
後はバスに揺られて帰るだけ

と、ホッとしたところで、
やっぱり、そうはイカない・魔法学校。

 

バカボンおまわりさん

 

バンバンバン
逃げる奴は、逮捕するのだ

 

最後の最後まで期待を裏切らないじゃん。
(コレデ・イイノダ)

 

さらにコレでは終わらず、
オマケの

サードステップ昇級試験
第3関門の
儀式が待ちうけていました。

 

いえいえ、オマケなんちゅうものでは
ないざんす。

 

よくよく考えてみると、

1.第一関門は、

震える様な寒さとひもじさを
味わった野宿生活の4日間。

 

2️.第二関門は、

背丈以上有る穴に落ち、そこに横たわり、
土をかけられて死ぬ儀式。

 

それらは、つまり、

①自分のエゴを見せられ、
そして手放し、

②人間の証拠となるはずの肉体を失い、
また再生するプロセスを疑似体験した訳です。

 

私たちは、
エゴや執着や恐れの狭間に日々
さらされている中で、

 

 

「オイラ達、

全てを失ったところで

こんなもんさ!」

 

って 、メッセージが・・聞こえた。

さらに、

 

結構楽チンよ!

あんさん達、

早よ気づきなさいな〜

 

・・言われている気がした。

 

何もなくなった先には、

いったい何があるの?

 

そんな問いかけが、
聞こえては来ませんか?

 

***********

 

ところで、

皆さん、コレ ↓ 見た事ありますか?

 

IMG_1130

 

 

「プルパ」っていうものです。
(下にある黄色いのはただの蛍光ペンですよ)

質問で〜す:

「プルパは、何をするものなん?」

それはね、

場の浄化・結界を作る際にネガティブ
なエネルギーを突き刺し、

魔を祓う象徴として使います。

チベットで砂曼荼羅を作る際には、
地中にプルパを埋めて魔除けの結界を
張るそうです。

************

 

何故、プルパの説明をしたかと言いますと、

 

私たち魔法学校に属する者たちは、
神殿ワークや、ヒーリングや、
浄化、プロテクト、チャネリングなどの

(これら、何を言っているか言葉が
分からない
方は、
そのまま気にせずにスルーして
くださいまし)

ツールとして、プルパは必須

絶対に欠かせない聖なる道具だと
教え込まれているのです。

 

プルパは命を守る尊いものであり、
肌身離さずに神聖に扱うように学んで
来ました。

私は割と不真面目な生徒なので、
荷物が重いのを好まないから、
普段は持ち歩いてはいません。

魔法学校のトレーニングの時だけしか
持ってこないです。

 

そんな私でも、トレーニングの
時に、プルパがないとヤバい
思っていました。

 

さて、断食の後に、
ジャンキーな食事を振る舞われたのに、
食べちゃった私たちが連れて行かれた
行き先は・・・・。

 

 

湖のほとりだった。

夕陽が沈みかけた静かな湖です。

 

images-2

 

昨日の今頃は・・・、
あ〜、思い出すのもビビるんばの私。

 

湖には、プルパだけを持ってくるようにと
指示があった。

 

今までの経験によると、
ここではきっと、短くて1時間ほどの、
※リチュアルをやる流れでしょう。

※仏教で言ったら、木魚を叩き
お経を立ちながらあげるバージョンの
様なものです。

この体力の消耗した身体で、
「またリチュアルか〜

と思っていたら、

やっと、校長先生のお出ましでした。

 

校長は、英語であ〜たらこ〜たら
話した後に、

妙な合図をした。

 

マ・マ・マ・

マジですか 

 

 

私たちリチュアルマスターにとって、
リチュアルをやる上で、
絶対に手放してはヤバいと言われて来た、

大切なプルパを湖に捨てろ

校長は促しているのです。

 

も〜〜〜〜〜〜。
ワケワカラン外人め!

 

<続く>

 

 

 

 

「死と再生の儀式」を終えて、

今度こそ、4日ぶりのご飯です。

私は運悪く、前日も昼から食事を
食べそこねていたので、

5日ぶりのご飯にありつけるのだ〜。

 

「ウヒヒのヒ!とくりゃ、サノサッサ!!
へへ〜ぃ、てやんでぃ!やったね!」

っと、一気に江戸っ子気質で
モチベーションは上がるぜぃ。

お風呂っ!お風呂っ!

ご飯とお風呂は、
どっちが先かな?ランランラン

 

あっ!お風呂が先でした。
やっとです。

 

健康ランドみたいなところに誘導され、
お風呂に入りました。

あ〜、シビレルわ〜。

images
お水様、いつもありがとう

と、何に対しても感謝が言えてるわたし。

だいぶ腹の脂肪が減ったわい。
お陰様、お陰様。

 

坊さんのMちゃんは、
いつも肉やお寿司や豪華な懐石料理、
油物を食べまくり、かなりのおデブです。

腹もほっぺもマルマルしているけど、
あっ!お腹が凹んでおるわ

 

さて、お次はご飯ね。

images-1
もう、夕飯の時間帯になっとる。

 

 

て〜〜〜〜!

 

私は出てきた夕飯をみて、
首を傾げた。

 

え〜〜〜、

こんなの食べちゃっていいの?

 

4日以上、水しか飲んでないのに、
出てきた食事の殆どが、油物。

鳥の唐揚げやワカサギのフライです。
粗く切ったキャベツに。。。

要するに消化の良いものは、
何一つありません。

 

断食した後は、ゆっくり消化のいいお粥
とか、スープとか飲むものじゃないの?

 

でも、、、、、、

 

ここで食べそこねたら最後、
背に腹は代えられない。

 

ムシャムシャ

 

ぜ〜んぶ・たいらげました。

 

何でこんなに元気なんやろか?

 

よくよく考えると、
今回の合宿代は3泊4日で、
魔法学校にしちゃぁ、安かったのだ。

確か、4〜5万円くらいだった。

うっかり甘い考えを起こした私は、
サードステップに昇級したお祝いで、

「かなり破格値でパーティーしてくれはる

 

な〜んちゅう考えは、今となっては、
とんでもないアホやった事に気づいた。

 

ホテルなんて初めからとっていなかった
のだ。

ちゅうことは、

一日目に貰ったおにぎり1個
トイレットペーパー2巻き。
2ℓのお水を2本
それと、この身体に悪そうな、
健康ランドの夕飯お風呂代
行き帰りのバス代

 

チャリ〜ん

なんじゃコリャ

 

も〜、いつものことだから、
考えるのは、悔しいからや〜〜めた。

 

さぁ、そうこうしていると、

第3関門の儀式が待ちうけて
いました。

 

え〜〜、まだあんの

 

 

<あと、もう少しだけ。。つづく>

<前回からまだ続いている>

4日間の野宿合宿からようやく
解放されて、

お風呂とご飯にありつけると
思っていたら〜、

お次は、2m以上ある穴に、

「落ちろ!!」と言う指図。

そして、私は一度死んだのです

と言うところが前回の復習。

**********

 

いえいえ、本格的に死ぬのは
これからです。

穴に飛び降りて、
バーチャルの死の淵を体験
した私は、

そのままご臨終の儀式をしました。

 

この死の儀式が、
なかなかシャレて(はぁ?)
おります。

 

いえいえ、
ドしゃれて(土砂れて)いるのだ~。

そうです、上から土が、

バッサバッサと落ちてくるのです。

 

きゃ~~、
生き埋めの儀式
で・し・た。

 

これ、本当なんです。

でも、そこにはお約束がありまして、
一応ビニールシートが上から
降ってきて、

その上に重~い土を掛けられて
生き埋めになったのでした。

あの感覚、何とも言えません。

エステの泥パックとは大違い

 

 

 

泥パック

 

 

 

・・なのは当たり前ですが・・。

顔を手でふさいで、
何とか呼吸を確保します。

 

   ううっ!

 

とは言っても、生き埋めは
2分くらいの、(ハ~ハ~
儀式でした。

 

要するに、
サードステップになる為の
第2の関門は、

「一度死んで再生する」
のが目的の様です。

 

バカボン

 

ちゅうことは、第一の関門の
4日間放置プレー野宿は、
どういう意味があったのでしょうか?


魔法学校は、

いつも答えをくれません。

自分の中にある答えを探すしか
ないのです。

ですから各々に見合った答えが
必ず見付かるはずなのです。

 

この答えについては、
最終章で①お答えするか、
それとも②皆さんでシェアするか、

③何も触れないで終わりにするか、
それは、まだ決まっていません。

 

しかし、この「死の儀式」は、
4日間放置プレー野宿があった
からこそ、その意味が活きてきます。

「死の儀式」は、
何とも言えない位に、
神聖な儀式でした。

 

サードステップの先輩たちの
あの真剣な眼差しを見ていたら、

なおさら、その神聖さを
受け取らざるを得ないのです。

 

社会的な観念で言ったら、

これらの行為は、

ただのバカ話であり、

お遊び以外の何物でも無いの
ですが、

その奥にある、見えない領域の
深い意味を、
確かに私は受け取りました。

 

私は何のために魔法学校に
行きたかったのだろう

 

魔法の力を手に入れたかったから?

見えないものが見える能力を得て、
自分が凄いと思いたかったし、
思われたかったから?

それとも、この見えないものに
対する不信感を暴きたかったから?

 

そう思う気持ちが無かった
訳ではない。

確かにあった。

でも、すこし違うのです。

もっと深い領域での何かが
私を後押ししていたはずだ。

 

懐かしい何かが私の背中を
叩いたから、


今ここにいる。

 

儀式を終えて、
そんな境地になってきました。

 

さぁ、ご飯です。お風呂です。
やっとです。

 

・・・のあとに、まだ第3関門の
儀式が待っていました。

 

 

<もうちょっとだけ続くつもり>

 

 

 

 

 

 

修行マニアでも、
ビックリこんの4日間。

サードステップに昇級するための
第一関門・野宿合宿からようやく
解放されて、

お風呂とご飯にありつけると
思っていたら〜、・・・ランランラン。


ちっちっち!

images

 

この世界は、そんなに甘くないっす。

魔法学校は、ドンデン返しのシナリオを
観せるには事欠かないのだ。

サービスたっぷりで、
期待を裏切りましぇ〜ん

 

実は、この先の行程をブログに
書くかどうか、

迷いに迷った私です。

 

 

野宿合宿の話だけでも、
読者の皆さんには十分
メッセージが伝わっているかと・・。

これでシリーズの幕を閉じるのも、
有りだよなぁって・・・思っています。

 

私が「迷う理由」というは・・、

これから先のフィルムは、
魔法学校の秘儀でありますから、

 

公開する事によって、魔法学校側に、
迷惑や影響があるかもしれないと、
色々と考えました。

 

「秘儀は秘儀なのだから、
口を割ってはならぬのじゃ!」という私と、


「でも、まてよ。。」

 

今はどんどん秘密がディスクローズされて
いく時代に移り変わって来ている。


「公開してシェアする方向に
宇宙は動いているのだ!」

と、日々感じているのです。

だから、分かる人には分かる様に、
エッセンスだけお伝えしようと
心を決めました。

***********

では話は戻って〜と、


私たちは山から下りて、
次の場所に連行されたのだった。

images-1

(囚人じゃないんだけど、
今となったら似た様なものだわ)

 

私たちが連れて行かれた場所は、
広い空き地でした。

先輩達が、何やらすっごいことを
しています

直径2メートル半ほどの幅と、
確実に私の背丈をゆうに越える
深さの穴を掘っているのです。

タオルを首に巻いて、
ヒーヒー言いながら、数人で穴を
掘っています。

ブルドーザーとかは使っていませんよ。
シャベルでエッサラオッサラと。

先輩は先輩で、ご苦労しているんだなぁ。
(明日は我が身・・オーこわぃ

 

穴掘りの丁度最後の仕上げの頃、
新米の私たちが、ここに
呼ばれたのです。

 

穴

 

ドキッ!!嫌な予感

 

どうやらその穴に、

「飛び込む=落ちろ!

 

と言う儀式が待っていたのでした。

「落 ち ろ !」

 

という先輩の合図があり、

 

 

「そうなのねあんさん、

わちきに死ね!

ちゅうことなのね~」

 

と、説明されなくても、
暗黙の了解で存じておりました。

 

御慈悲だから、最後に
身支度を綺麗にさせてくだせ~。

4日もお風呂に入ってないから、
お股が臭~~くて、(ゴホゴホ

死ぬにも死にきれません。

な~んて、
たわごとを聞いてくれないのが、

くそ~、魔法学校のおきて。

 

はいはい、解りました。
死なせて頂きますわい

 

せ~~の。。

 

 

ズルッ!ドシ~~~ン

 

      

し~~~~~~ん

 

 

深い穴に落っこちた。

 

そのあと、、、

 

私は。。。

 

一度・・・。。死にました。

 

南無~、ち~~~ん

 

 

<まだ続くのね>

 

 

 

魔法学校合宿は
3日目の夜も雨模様。

 

夜の雨
湖の近くは、夜中になると雨が降るの?

と法則に感じるほど、3日間連続
雨になった。

 

地面が濡れているから、
座ることはできない。

立つか、かがむしかないのが
辛いところです。

かがむウルトラマン

みたまんまのスタイルです

 

今夜は副校長からお慈悲で
戴いたありがたい段ボールがあるのだ。

日中は、段ボールを体に巻いて、
風よけが出来たわ

夜はこうやって、雨をしのいでいる。
段ボールは、雨でクタクタになり
かけていた。

もう限界かな?

・・・・・・・・・・。

 

とうとう4日目の朝がやって来た。

朝

 

 

まさか!

今日は最終日。
副校長のお迎えは時間は、きっと朝に
決まっていると思っていたら、

またもや魔法学校は期待を裏切らない。

迎えに来たのは、午後3時を回っていた。

野宿や断食期間も、
すでにまるまる4日は過ぎていた。

4日も経つと、精神状態は
きゃぴきゃぴしていない。

どっしりと腹が据わった感じがする。
精神が静かになっている。

「何が起きても大丈夫!」。。みたいな。

西に陽が動き出した頃、
副校長のお迎えが来た。

つまり下山しても良いという意味だ。

 

新米サードステップのメンバーは
おのおのが、おのおのの場所から
現れて、下山をし始めた。

この時、

魔法学校のサードステップって、
やはり只者ではないなぁと、
感じたのでした。

 

これだけのインパクトのある経験を
した=いいえ、させられたのにも
関わらず、

4日ぶりに仲間と対面した時には、
微笑んで会釈しただけだった。

誰ひとり愚痴や文句や、苦痛を
訴えるものはいないのだ。

だだ、起きたことを受け入れている。
起きたことに各々が最大限の力を
発揮し、責任をとる覚悟がある人が
集められていると思う。

下山の途中で、ある女性が副校長
から、「失格である」ことを伝えられた。

その理由は、
1日目の初めに自分たちの陣地を
決めた後、半径5メートル以上は、
決して動いてはいけないと言う決まりを
違反したそうだ。

彼女は、自分の陣地が決まってから
動いてしまったらしい。

それは、近くにいる仲間に
何かを親切に伝えに行ったとのことで、

事実は仲間を思っての行動だった。

初日の最も早い時間に、
既に失格が決まっていたのに、

この試練を4日も経験させられた
挙句に、いまさら失格なんで・・・

なんて気の毒なんだろうと、
私は本当に同情した。

 

でも、彼女は、その采配に対して
全く愚痴も自分を責める言葉も
言わなかった。

「そうでしたか。わかりました・・」
っと、言葉を残しただけだった
のです。

私は、本当に感動しました。

自分のした行動にきちんと
責任をもち、

起きることに対処し、
今出来る事は何か!と考え、
即行動する。

こういう姿勢が身についている
のだと思いました。

私が同じ立場だったらどうだった
でしょうか。
彼女の様に出来ただろうか?

今回の様な想定外の体験をすると、
物事に対して、良いも悪いもないん
だなぁと、素直に思えてくる。。

 

 

さ〜〜て、下山をして、これから
お風呂に入れると思いきや、

猿 温泉

 

 

私達はある場所に連れて行かれた。

サードステップになる儀式は実は
これからが本番だったのだ。

 

<続く>