（前回のビリーフの続き）

他の人には引けを取らない仕事をしているのに、

一生懸命にやっているし、

誠実に対応しているし、

なのに、やってもやっても上司に評価されない。

それどころか、成果を上げたとしても、
まだ足りないと嫌な顔さえされる。

毎度、人間関係（お金、健康問題も含む）において、
似た様な悩みを繰り返すとしたら、

幼い頃の肉親との関係を気にかけてみると
考え方の癖やビリーフがそこには隠されている。

クライアントさんとのやりとりはさらに続く。

　那旺；
「ものごころが付いた年頃を思い返すと、

お母さんとの関わり、

例えばお母さんの感触ってあるじゃん？
匂いとかさ。お母さんってどんな匂いしてた？」

クライアントさん；
「何にも出てこない。なんでなんだろう。
おかしいな〜。思い出せないです

そう言えば母は弟の事は可愛がっていました。
私のことはあまり近づけなかった気がします。」

「ビリーフ：近づいてはいけない」

親が子どもが近づくのを避けたり、
嫌がったので、安心して親に近づくことができなかった。

子どもの頃、親からスキンシップを与えられなかった。

↑こんなきっかけから生じるビリーフ。

しかしこのビリーフが該当するかどうかを分かり
難くさせていることがある。

それは、お母さんはごく普通の親であり、
嫌いじゃないし、酷く叱られた記憶もない。
逆に優しいし面倒も見てくれた訳で、

感謝こそせよ、
母親が自分の人間関係を生き辛くさせる様な
影響を与えているとは到底思えないことだ。

私はそのビリーフがあることを知るには、
こんな質問をする。

那旺；
「小さい時のあなたになってね。
その時に、お母さんが近くに来てくれて、
ギュギュっと抱きしめてくれたら、どう？
嬉しい？嫌な感じ？」

クライアントさん；
「それは嬉しいですよ」

表情を見れば直ぐにわかる。
幸せそうに頬がぽぅ〜とピンクに染まった。

那旺；
「そうっか〜。じゃあね、こんなのどう？
お母さんが〇〇ちゃんに、こっちにおいで〜。
抱っこしてあげる！」

ってもし言ったとしたらどう？

クライアントさんはちょっと躊躇しながら、
半開きに空いている口に手を塞ぎながら、
まるでアクセルとブレーキがかかっているかの様に、
先に進めない状況になっているのがわかる。

クライアントさん；
「いや、無理です。出来ません。」

このビリーフを持っていない人からしたら、
あら不思議な現象と思うかもしれません。

だって、抱っこしてくれるって言うんだから、
ちゃっちゃと行きゃ良いじゃん。
って思うじゃないですか？？

那旺；
「じゃあ、弟だったらどうしている？」

（ママ〜、しゅきしゅき〜〜。バブバブゥ〜）

クライアントさん；
「当たり前みたいに抱っこされに行っています。
母親も、優しい笑顔で迎え入れていて、
凄く自然に・・・。

でも・・私には・・違う。（涙）
私は、見ているだけ。。」

ここで私はエンプティーチェアを使う。

（私は〇〇ちゃんのママです）

クライアントさんの前に椅子を置いて、
若い頃の母親が今ここに存在するスペースを作るのだ。

そうすると、母親から見た〇〇ちゃんが見えてくる。
もちろん母親役は〇〇ちゃんがやる訳で、

母親の座席に座るだけで、〇〇ちゃんの感じている
若い頃のお母さんのものの見方が現れる。

これはハッキリ言ってねつ造です。

でも、不思議な事に大抵はねつ造ではなくなっている。

が〜、間違って言うようと、
な〜〜んちゃってで良いんです。

その見方が当たっているかどうかなんて、
大した問題ではなくて、彼女が苦しんでいる問題が
楽になればその眼差しが真実となっていくのだ。

何故なら、全て起来ている事は概念だからだ。
物の見方が変われば概念（ビリーフ）も変わってしまう。

〇〇ちゃんを長年苦しめているイビツなエネルギー体が
心地いいエネルギー体に変化すれば、
人生は変わっていくのだから。

那旺；
「〇〇ちゃんのお母さんに質問があります。
お母さんから見た〇〇ちゃんはどんな子ですか？」

若い頃のお母さんになっているクライアントさん；
「はい、とても手のかからない良い子です。
弟の面倒も見るし、お手伝いもしてくれるから、
とても助かっています。」

那旺；
「愛していますか？」

若い頃のお母さんになっているクライアントさん；
「もちろん愛しています」

ほんならなんもモンダイないじゃ〜ん。

これがわかってメデタシメデタシ。
セッションはこれで解決。おしまい。。

じゃ、ね〜んだで。
これからが本番だ〜〜〜い。

（ちゃうねん。おら、腰いて〜が、がんばんべ〜）

那旺さんの腰、重症。いててて。（余談です）

（次回に・・続く）

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（前回からの続き）

主様（ここでは潜在意識の一部分＝魂→高次の自分と定義する）
は、ぎっくり腰になりかかっている私に、こうささやいた。

「そのリンゴ、食べるのが楽しみかもしれないけど、
今、開けなくても良いんじゃない？
その労働は今の那旺ちゃんには厳しいよ・・」

と、5キロ程度の宅急便だが、箱を開けるのには
頑丈についているホチキスをこじ開けなくては
ならないので危険！と、少しばかり躊躇している私に、
忠告してくれていた。

・・・私は無視した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

で〜、ここで言いたこと。

前回にお話したが、覚えていますか？

潜在意識と顕在意識の割合が約95対5％だと。

私たちはこの肉体にいる自分が、
本当の（リアルな）自分だと思い込んでいる。

しかし、ちゃうのだ。
いずれか朽ちていくもの（肉体）はまるで「私」
かの様に錯覚しているが、実は「わたし」ではない。

何の恩恵かは知らぬがこの肉体は、ただ単に、
レンタル料を払わないで無料でお借りしている
有り難いシロモノなのだ。

本当はローンで買った車みたいに、頭金を払って、
利息付きで毎月均等返済払いをした方が、
借り物（肉体）と自分の物（魂）の区分けが認識出来て、
本当は良いのかもしれない。

神様から有り難い特典をもらっておきながら、
その慈悲を完璧に忘れちまうのが万物の霊長とされる
人間なんだか、全く困ったものだ。

死ぬ前にさ〜、
はよ、思い出しておくれやす。

（この人、誰のお声ですか？？）

肉体を借り物としてでなく、
自分のものかの様に好き放題に扱い、
酷使するのは、なんと横柄な事なのであろうか！！

（ワシは、丁寧にメンテナンスしとるで〜。
借り物やさかいにのう）

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

て〜な事を、

「今回のぎっくり腰はやけに軽いなぁ。」
なんて私は呑気にもほざき、
大切なおきてを失念しちまっていたのじゃ〜。

1時間くらいソファーで仮眠した後の、
（お借りしている）私の腰は左方向によじれたまま、
固まっていた。

こういうパターンのぎっくり腰ってあるのか？？
不意打ちされた感じ・・。

確か、今日は夜にセッションが入っていたよなぁ。
その前に、お〜〜〜、ちびりそう。
おしっこ、どうやって行けるんだゔぇさ。

まずは、左手をこうやって〜「アッ！！イテテテ」
左足を「ぎゃ〜〜〜〜〜、なんなのよ！！」

（ふぎゃ〜、いて〜よ〜。助けてケロ〜）

先月、生協でベットの布団が下に落ちない様に
柵を買ってみたものの、

「なんだよ〜！この柵は邪魔で仕方ないじゃね〜か！」
と、またしても私はしょうもない買い物をしてしまった
と嘆いていたが、こんなところで役に立つとは。

（神様、仏様、柵様、ありがたや〜ありがたや〜）

と、よちよち赤ちゃんの伝え歩きのプロセスを経て、
痛みを堪えて何とか5分位の道のりでトイレに辿り着けた。

とりあえず左に腰が曲がりながらも立てている間に、
今夜予定しているクライアントさんにセッションの
延期お願いメールをしよっと。

そうは言っても、今夜はダメでも、
明日のセッションはなんとかなるかな？

明日のクライアントさんの問題は、
何とか早く解決してあげなければ。

彼女はまだ気付いてないだろうが、
そのビリーフを持つことによって、
何度となく同じたぐいの問題にぶつかり、
頭を打たれ続けて来たのだろうから、もうこれ以上は可哀想。

だから、ワシは今日中にこの腰を何とかせにゃならぬぞよ。

（神様、仏様、お腰様、こんな私を許してちょんまげ）

（ちょいと中途半端満載だが続く）

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