私は、30代から40歳前半まで、
8年間ママさんバレーをやっていた。
うっかり入っちゃったクラブチームは、
リーグの上の方でかなり強かった。
学生時代にバレー部に入って
いなかった為、
完全に素人状態で始めたものだから、
そりゃ、もう大変。
30歳の中頃になってから、
中学の部活に相当する様な激しい
練習をするわけだから、
その努力ったら、半端なかった
週に2〜3回ある練習にプラス
試合をするだけでは足りず、
なんであんなに頑張れたんやろか?
今思うと、あれは本当に私だったん
だろうか?
っと、今があまりにも違う性格に
なっているため、
自分自身を疑ってしまうほどだ。
人間って変われるんだね!
ボヨヨ〜ん → スッキリ
前回もお話ししたように、
ママさんバレー時代の体験から、
少しだけスポーツに偏見を持って
しまったんです。
当たり前の事なんだけど・・・・、
チームが得点をあげれば、
みんなが得点をあげるごとに、
「わ〜〜〜」っと集まってスクラムを組み、
失点すれば、「ガンバ!ガンバ!」と
言って、また奮起する。
ここまでは、まだ分かるが・・・、
相手が失点すると、こちらのチャンスに
なるので、また「わ〜〜」とスクラム組む。
私はムードメーカーの役目を任命されて
しまったので、
しょうに合わないのに、ムリクリでも
チームを盛り上げなきゃならないのだ。
そもそも相手の盲点を突いたり、
相手にプレッシャーをかけて脅して、
得点を稼ぐ訳で・・・。
(スポーツだから当たり前なんだけどさ。)
下手すると、自分がレギュラーになるのに、
チームの誰かが失敗したり怪我をすれば、
自分にチャンスが巡ってくる。
これは、内面的な壮絶な戦いが起きている。
(団体競技は、
オイラには肩の荷が重てぇ〜んだ)
それなのに、ムードメーカーの私は、
こういった慣習にしっくりきていない
けれど、
モチベーションを上げるパフォーマンス
をせにゃならぬ。
あ〜ん、ただのぼやきです。
もっと自由であっちゃいけませんか?
な〜んちゃって。
きっと真剣にスポーツをやってきた方が
この私の甘ちゃん話を聞いたら、
中途半端なヘナチョコが
ほざいてやがると思うだろうな〜。
そうなんです。
はい、わたくし、ヘナチョコったれ
なんです。
(でも、内心、相当頑張ってたって、
その時の私に言ってあげたい)
結局は人間関係の葛藤で、
クラブチームを
辞めることになりました。
それにしても、
私のスポーツの概念をぶち壊した
人が二人いた。
それは、
先日の流血フィギュアスケートをされた
羽生結弦君と、
テニスの錦織圭君。
その底力は、どこから来るの?
(宇宙エネルギーですか?)
自分を知る。
自分と向き合う。
自分の弱さに勝つ。
そして、自分こそが最大のライバル!
という姿勢をしっかり見せてくれた。
自分が得点を取ろうが、
相手が失点をしようが、
二人とも、そんな領域にいるようには
見えなかった。
もっと、ドできゃ~お崇高な姿でした。
私が彼らに見たものは、
今自分に出来る最高の
パフォーマンスをし、
自分が決めたことを誠実に守り、
一瞬一瞬を生きている。
この領域まで来ると、
果たしてスポーツと言えちゃうの
だろうか?
と、思えてきた。
そうなんです。
これが、本当のスポーツの姿であり、
人間の奥深い美学なんだと、
私はと言い切ろう!
結論。。
芸術もスポーツも、人間の原型に
近づく姿を見させてくれる
覚醒レクリエーションなのだ。
だから、光のエネルギーが集まって
くるから、スターなんだね!
眩しく見えるんだね!
あ〜、また「適度な運動」の話から、
それちゃったわぃ。
<続く>