(前回からの続き)
「神様が提示している引越し費用には、
6ヶ月分の家賃を含んでくれはるの?」
っと、突然私の頭の右上にやってきて、
喋べり出した見えない存在。
税理士試験・簿記論中にもそうだったし、
会計事務所で決算をやっと終えて、
散々チェックをし尽くしたと自信満々
「これで完璧だ〜!」
っと、調子こいていると、
突然に奴はやってくる。
しかも、へんてこな高い声で、
「そこ違うよ」
って、教えてくれるヤツ・・その名は。。
「手やん出〜電卓どん」
今回も電卓どんにまた助けられ、
お礼を言う間もなくいつも通りの
0.1秒もない瞬発力で消えてしまった
ハッと我に返り、
私はお金の神様と電話をしながら、
キネシオロジーで出た金額から
家賃6ヶ月分を差し引いてみた。
結局ですよ〜〜っと、
(え〜と、え〜と、最近2桁程度の
暗算も怪しくなって来たじょろじょろ)
あれ、あれあれれ〜
もう一回。検算。。
お金の神様が提示した引越し費用に、
家賃6ヶ月分を足してみた。
ハレホレヒレハレ〜
ピンポ〜ン
完全一致ですぅ。
キネシオロジーで出た金額と、
地上げ屋さんの提示した引越し費用が、
完璧な形で、一致しとったで〜。
キネシオロジーって、マジすごぃ。。
(なんちゅう完璧な宇宙の流れぎゃ〜)
そういう仕組みだったんだ!
H君がお金の神様から金額を聞いた途端に、
「それで、手を打ちましょう!」
っと、返事をしてしまったのは、
宇宙からの「ピンポ〜ン」が聞こえた
せいかもしれないね。
本当にこの世界は投影。
人や物を介して教えてくれる。
目に見えない存在達が情報をたくさん
発信してくれている証拠だね!
・・・・・・・・・・・・・
さ〜て、お話しは戻って、
お金の神様の話によると、
神様は長年のお酒の飲み過ぎで
酷い数値の膵臓疾患になり、
2週間後には入院行きの身柄のようです。
那旺:
「じゃさ〜、取引しようよ。
2週間後に入院するにもかかわらず、
どうせ性懲りも無く晩酌しとるんやろ?」
お金の神様:
「はい〜、お恥ずかしい話ですが、
少しだけ量は減らしましたが、
晩酌しておりますぅ。
今は缶ビール2本と、焼酎を
3〜4杯ですかね〜」
那旺:
「入院前でもそんなに飲んでるんだ〜。
そんなことをしていたら、死んじゃうよ。
まだお子さんは小さいんでしょ?
そういう人を東京弁ではおバカさんって
いうのね。
大阪弁ではアホな人っていうのだ。
子供を3人も産んでおいて・・、
ちゃんとしなさい」
(頭、げんこつごっつん。)
「わたしの取引というのはね・・・、
地上げ屋さんが入院までの間、
お酒とやめると約束したら、
地上げ屋さんの決めた引越し費用
で承諾してもいいよ!」
これこそ、こじつけ取引なのだ〜。
引越し費用の落ちをつけるために、
他人の問題に首を突っ込み、
ちょっかいを出している私。
これを心理学的には境界線越えというのだ〜。
(でも、お金の神様のこと、好きだから・・)
お金の神様:
「くうぇ〜、あんさん何を
おっしゃられているんですか?
言っている意味がわかりません。
これは私の健康の問題ですよ。
何でお宅さんが、私の健康を心配
しなきゃならないんですか?
それも引越し費用と引き換えに・・?
ホンマ、初めっからよくわからない
お人ですわ〜、ホンマ。。
私にお酒をとったら・・・、
うおぇぇぇぇっ〜。
考えただけで無理ですわ。
あきまへん。お約束できまへん。
無理・無理・無理・・・。。
嘘つきたくないし。
晩酌やめたくないし・・。
17歳から1日も酒は止めたことないし。
・・・・・・・・・・・
それにしても泣けてきますわ。
そんなこと言っていただけて・・。
見ず知らずのお人に・・、
ククっ(とりあえずしんみりしている)
すんまへん。(気を取り直したように)
そしたら、少しおまけしてもらって、
ビール2缶だけ飲ませてもらっても
いいやろか?」
コノゴニオヨンデ・コノヒト。。
(でも、まぁ、いいっか)
那旺:
「しゃぁないね〜。
ちっちゃい方のビール2缶だよ。
嘘ついちゃ、嫌だからね。
どこにも証拠ないからさ。
証拠は良心だけだよ。」
お金の神様:
「わかりました。
嘘つきません。頑張りますぅ。
では、その金額で成立させて
頂きます。
書類は郵送してもいいですか?」
那旺:
「ダメダメ!
退院したら書類を持参してね。
顔見れば健康になったかどうか、
わかるから。
チェックしてから、ハンコ押すわ。
じゃあ、今日から欲に溺れないで
頑張ろうね〜」
お金の神様:
「・・・・・・・・・・。。
ワカリマシタ」
(続く:次で終われる)
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