ニューヨークにて!④

 

 

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遠くに見えるでしょ?「自由の女神」が

 

”ニューヨークに行く”

というと、
友人やクライアントさんは、

 

「羨ましいな~、楽しそうね~」

「面白いお土産話を聞かせてね?」

と、言ってくれたけど、
私はなぜだか素直に

「うん」

と言えなかった。

そんなあいさつ程度の
友人たちの言葉なのに、
なぜに私はこういうのだろう。

 

私:「たまたま行くことになったけど、
本当はあんまり行く気がしない。」

 

友人:「じゃ、何でいくの?」
と問われると、

 

私:「あんまり考えていなくて、
たまたま、
そういう運びになったから・・」

と愛想の無い返事をした私。
(これってどこか逃げている感。
子供みたいっすね)

 

私のこの感覚やこの対応は、
確か中国に出かける時も同じだった
のを今になって思い出す。

 

「面倒くさい、行きたくない」
言いながら、

あの時は結局流れに逆らえずに
私は中国に行ったのだ。

 

(この中国事件については、テーマ
『霊能者シリーズ』をご覧くださいませ。)

 

何だかわからないけど、
「行かねば!!」と思うと、

状況的には新しい事を学べる喜びが
有るはずなのに、

横隔膜の奥の方が
グググっと重くなるのだ。

「その感覚に口があるとしたら
何といっていますか?」

これはカウンセリングで
フォーカシングのテクニックとして
使う問いかけなんです。

その問いかけに私の横隔膜が
答えるならば、

「勉強に行くことには間違えないが、
他にもミッションがある(ような)ので、
行かなきゃならない。。

多分、でも重いっす。」

 

おもい

ヴぁあああ~!
何か得体のしれない大きな重圧が・・

 

自分の事は分かる様で
わかんないのだ。

 

さて、ここからが前回の続きですが、

空港に着いた途端に
デカい黒人に親切そうに近づかれ、

結局、親切どころか詐欺でして、
2~3分の駅までの送迎をする
空港の職員の様な顔を見せながら、

まったくのでたらめで15分程車に
乗せられて180ドルもぶん取られた
話しでした。

キャリーバックは乱雑に扱われた
お蔭で、ちょっと触ると取っ手が折れそうです。

かと言って、取っ手を収納することも
出来なくなりました。

新品ピカピカのキャリーバックなのに、
取っ手なのに、なのに、なのに・・
(那旺はん、気持ちは分かるがしつこいよ)
取っ手に触れないこのもどかしさ顔

 

ふにゃ~

ふにゃ~ご~

 

 

キリスト教徒・・じゃなくて、
NY詐欺の洗礼を受けちまったが、

 

エッヘン!気を取り直して~と、
(直ぐに立ち直る)

 

更に話を進めます。

 

あの、驚愕の宿→
(この時はまだ多少なりとも希望はあった)
に向かいます。

ニューヨークの地下鉄って、
メインの駅のほんの一部しか
エレベータもエスカレーターも
ござんせん。

 

取っ手が突きだしている
重いキャリーバックを、

ヨイショヨイショて言いながら、
階段を上ります。

もうこれで何回階段を上った
でしょうか?(考えたくないっす)

 

 

さて、驚愕の宿の最寄駅に着き、
スマホに住所を入れて検索します。

方向音痴、語学勉強不足には、
ほんまに有り難いツールです。
グーグルさんありがとう。

 

「う~~ん、この近辺とグーグルさんは
おせ~てくれているが、
何処やろか?」

 

と、地図と自分の位置を照らし合わせて
いるところ、

またもや強敵、黒人さん
ニコニコしながら声を掛けられ
ちまいました。

頭に山盛りの枝の束をのせて
(コレが黒人さんのお仕事らしい)

 

「どこどこ?見せてみな!!」

 

ってスマホを見ようとする。

 

「あ!もうすぐだよ。こっちカモ~ン」

 

って、あんなに重そうな枝を頭に
乗せながら、親切に誘導しようと
する。

 

嫌な予感。顔

(空港の時と一緒やんか)私と友人は、
「いいよ、いいよっと断るが、

 

「come here!!

満面の笑みで促されるから、

そのままちょっと10メートル程
来た道を戻っただけで、
宿は見付かった。

余りにも入り口が狭すぎて見逃した
だけだった。

ふと黒人の方をみてみると顔
黒人は手を出している。

なななんと、1ドル
当たり前の様に要求してきた。

これをチップと呼んで良いのだろうか?

頼みもしないのに、10メートル歩いた
だけなのに、

ちゃんとスマホが教えてくれているから、

 

「あんさんいりまへんのや
言いたいが、

黒人は忙しい仕事の合間に
親切にしてやったのだと言わんばかりに、

 

「1ドルちょだいって、
顔は笑いつつせわしく手をだす。

 

私はこれまで生きていて、
日本人に無償でどれだけ
親切にされて来たのだろうか・・と

 

あっしは、回想する。

 

回想
(あんなこともあった。
こんなこともあった。日本人に生まれて
来てよかったよ~~) 

 

改めて当たり前のことを当たり前に
気付いたのだった。
あ~ぁ、顔
ここまで来たら仕方がない。。
気持ちはスッキリしないが、

この悪気もなく手を出している
黒人に1ドル渡した。

 

後で、しっかりものの友人に
そのことを話したら、

 

「そんな態度だから日本人は
バカにされるのよ。
ちゃんと断らなきゃだめじゃない! 」

 

あなたの仰る通りでこざいます。

 

これで、オレオレ詐欺にあってしまう、
じいちゃん・ばあちゃんの気持ちに
少し寄り添えました。

 

てなわけで、
こうやって私は驚愕の部屋に
これから入っていくのであ~~る顔

 

(続く・ほなまた~)