「世界でたった一人でも、
私を愛してくれる人がいたのだから、
私は幸せ者だ!」
が、
ポジティブな思いだと、
一度も疑わずに
私は生きてきたんですね。
ところがどっこい、
意外なところに落とし穴があるのを
発見してもうた。
ポジティブな事にしておいて、
実は裏に隠された思いを
見せない様にしていた。。
解読すると・・それは・・、
「私を守ってくれる人なんて、
おじいちゃん以外、いやしない」
と、勝手に自分で自分を
イジケさせ、すねさせて、
いつの間にか、
いじけるネタを探すのが
得意中の得意キャラになってます。
(ブサイクでいいんだもん。)
「どうせ、私はブスだから」
「スタイルも、愛想もわるいしさ、
誰も可愛いなんて言わないし・・・・。。」
そして、近所では美人と評判の
直ぐ上の姉を逆恨みして
ますますブスな人相になっていく。
「私をフォローしてくれる人なんて、
結局誰もいやしない!」
と、さらに確信を深める。
これが、私が小さい時に作った
人生脚本です。
でも、本当の心は、
お母さんに、慰めて貰いたかったし、
私の目を見て、丁寧に扱って欲しかった。
「世界で一番かわいいね!」
って、
本当はおじいちゃんじゃなくて、
お母さんに言って貰いたくて、
ずうっと待っていたのだ。
で、待ちくたびれて、
とうとうイジケてしまった。
(バナナくれたって、ぼく、絶対に
振り向かないもん)
余りにも強くポジティブにしている思いを
お守りにしている時は、
何らかのメッセージが隠されています。
だから疑ってかかった方がいいです。
ちょっと話はズレるけど、時々、
いませんか?
会社が衰退している経営者が、
「バブルの時は良かった。
あの時は、こんなに俺は
凄かったんだ!
何でも買えたぜ。
社員旅行は海外に行かせたな。。etc」
と、遠い過去が飛ぶ鳥落とす勢いだった
と自慢している・・・・、
胆のちっこいおやじ。
(あの頃はモテモテだったな〜、
飲み屋のお姉ちゃんたちに。。)
そんな、おいぼれちまった経営者
(すんません、辛口ですたい)
っているじゃない?
「社長はん、だから、バブルなんよ~。
あわあわあわ。。
それを夢の泡というのです」
でもね、
こういうのって、
今を生きていない人。
自分の人生に責任を持てない人。
被害者でいたい人。
今の自分には価値がないから、
だから過去の凄かった自分に
浸りたいのだ。
かといって、過去さえも本当は
自己価値があったわけではない。
見せかけのお金や成功が、
自分を見せない様にしていた
だけね。
メッキがはげちゃった。
つるっぱげだよん。社長はん。
「大丈夫、安心してくらさい。
バブルの時はね、社長はんだけでなく、
み~んな凄かったんだから・・」
って、(イヤミを)言っちゃったら、
きゃ~~~、
社長はんのメンツはどうなっちゃう
かしらん?
っと、そう言う私も、
人の事なんて言ってられません。
ポジティブな過去を過剰に勲章に
しているのには、
訳があるんですね~。
さて、話はお母さんの話に戻るけど、
セッションをしている中で、
進行を難しくしているあるパターン
があります。
今更だんだん言い難くなっちゃいましたが、
ここまでの記事をご覧になってくださった
読者様は、
もしかして、もしかして〜
私が、理解のない冷たい母親のもとで
育ったのではないかと想像されたかも
しれませんが、
ちゃうんです。
心配してくれていたらごめんなさい。。
私って、実はけっこう普通に育てられ
ていた方だと思うんです。
母親は専業主婦ですし、
食事やオヤツは手作りの美味しい
ものを毎日作って貰っていたし、
友達も母のオヤツを目当てに
集会のように来ていました。
服も母親のお手製でしたし、
会話もよく出来ていたと思う・・。
そうなると、私の愛着障害かのような、
イジケる性格は、
何時つくられたものなのでしょうか?
え~~~~?!
そんなの、考えてもちっとも分からない。
だから、
記憶にないということは~~・・、
その原因は前世かしら?
それともお腹の中かしら?
っと、セラピストとしては、
原因探しをしてみるが、
どうにも検討がつかぬ。
特に大きな不自由のない環境に
生まれていながら、
性格に色々と問題を抱えていたり、
今を生き辛く生きている人がいます。
反対に、こんな不幸な子供時代って、
ドラマじゃん!
っと思えるクライアントさんも
いらっしゃいますが、
何故か不幸を不幸と捉えない人も
いるのです。
ということは、環境で性格がつくられる
とも言えない。
つまり起きた環境に、どう感じ
どう思考し、何をピックアップしたかが
重要な鍵となります。
ですから、
特に問題ない環境で育てられ、
親はごく普通に面倒見てくれた
・・・・・はずだ!
と思っていても、
何故に素直に人と絡めないのか!
なんで私達はうまく生きられないのか!
ナゼナンダロウネ
これが、結論だったらいけませんか?
(続く・多分ちょっとだけ)