もう10年以上前になりますが、
誰も気付いてくれなかったけど、
こんなお惚けた私でも、
鬱状態な時が、半年位ありました。
でもね、人前では、普通に装えるんです。
だから、わたし・・女優なんですね。
(うまく装っているでしょ?
私、毛深目の女優・宮沢りえで~す)
女優を演じていはいたものの、
本当は五感がチイとも感じられなく
なっちゃたんだ〜。
その時の私は、
人に裏切られた絶望感で、
孤独のどん底に落ちていた。
(被害者意識を十分に味わって
おりました)
音楽を聴いていても、
実は聞こえてないんです。
頭にまわるまわる同じ問いかけの
テープループ。
「なんで、そんな酷い事をするの・・」
「私が一体何をしたというのか!」
っと、問いかけても出るはずのない答えに、
その思いから離れることが出来ない。
忘れる為に、好きな音楽でも聞いて、
紛らわせなきゃあかん。。
頭がおかしくなってまうやろ・・と思い、
CDショップに行ってはみたが、
CDを手に取るだけで、
ボ〜ッと、そこへ立っていた。
好きな音楽がわかんなく
なっちゃったんです、わたし。。
そして、帰り道に、誰一人観客のいない
路上ライブのお客として、
小雨の降る中、
お尻を道路にペッタリと落として、
若いお兄ちゃんの歌を聞いていた。
本当は音楽なんか聞こえていなかった。
その時は人寂しくて仕方なかった
だけなのだ。
一人の家に帰ったら、
私・・・・、
頭がおかしくなるんじゃないかって、
怯えていた。
そして、路上ライブでギターを弾いていた
男の子の作ったCDを、
300円で買ったのを覚えている。
男の子、喜んでくれていたなぁ〜。
私一人だけの為のライブ。
その特別感だけでも、
私は救われた。
何かを食べていても、
綿を食べているみたいに、
口の中がパサパサで、
食いしん坊の私に味が感じられない。
まるで何もなかったかの様に、
人とコミュニケーション
をとっていた。
(多分。。普通でいられたと、
自分は思っていた)
(心も魂も変装して、自分で自分を
分からなくしとります。←この子、
宮沢りえちゃんに似ているでしょ)
内心はやけくそで
「いっそ死んでしまいたい!」
「この先、私に何を見出せと言うのか!」
「幸せなんか2度とやってきやしない!」
と本気で思ってたのね。
その時は誰にも相談できなくて、
マジでキツかった。
ヒーリングや、ちょっとしたセラピーの
存在は知っていた。
魔法学校にも行っていたけれど、
私を癒すほどのものは、
どこにも見つからなかった。
あの時、私の心の闇や悲しみを
一緒に抱えてくれるセラピストが
いてくれていたら、
どんなに早く、
違う世界に飛び込んで
行けただろうと(え~~ん)
私にはそんな経験があるからこそ、
皆さんに余計なご苦労を味わって
欲しくないと思っとります。
追い詰められた時の自己流の癒しは、
自分の都合の良い様に解釈することが
多いものです。
自分の都合のいい様に、
相手を悪者にして見下したり、
私のせいでこうなったと、
自分を責めてみたり、
相手を恨んでいるくせに、
むりくり愛だとか言って許してみたり、
スピリチュアルにはまって、
莫大なお金を使い、
特別感を感じてみたりと・・・、
だいたいにおいて、ロクな事をしないで、
寄り道をしてしまいます。
いや、ちゃうねん。
自分の都合の良いように癒した
かったわけじゃぁ、無いもん。
最善のやりかたが分からなかっただけ
なんだぃ。
私は、模索しながら、
いろいろと学んで参りやした~
おっとっととと~。。。
しかし、その学びが、
余計に癒しの真反対の方向へ
向かっている場合があります。
クライアントさんの中で、
解放に時間がかかるベスト1は、
学び過ぎた思考型の方たち
なんです。
フラットな状態にもどすのに、
3~5回のセッションを有することも
あるんですね。
何故なら、たくさん自分の内側を
見てきているからこそ、
頑張っているからこそ、
それが仇となって、
実は本当の真の思いに二重蓋を
かけてしまう事になるんです。
彼らと変わることなく、
私はその法則を分からずに、
何千万円ものお金を使い、
時間もエネルギーも費やし、
心の傷を感じなくさせて、
自分の本当の気持ちを、
置き去りにしてしまった。
こ~~んな経験があるからこそ、
同じ道を通りかかっている人を見ると、
デカの勘がうずきます
はまってしまう法則が、
手に取るようにわかるから。。
で~も、人生、
起こることに無駄はありません。
人に言えないような、アホなことも
たくさんして来ました。
これらの道は、
私にとって遠回りなようですが、
実は私が目指そうとしている
セラピストになるには、
最善な方法であったのじゃい(子)
(お兄ちゃん、ほら見て!
ジャイ子の人生は輝いているでしょ!)
(今こそすべて今日もありがとさん)