自分の感情で遊んでみたい人は試してみて!

かなり難しいと言えば難しいかもしれへんけどな~。

例えば、こんなシュチュエーションではいかが?

子供があまりにものらりくらりして言うことを聞かない。ゲームばかりやって勉強もしない。超生意気だし。「くそ~、オンドレヤ~、いい加減にしくさって、このガキ!」という場面。

あなたの怒りの感情がピークになりました。→てなところで、自分の感情を試してみる。

Aパターン(ふつうの人)
本気を出して感情にどっぷりつかって怒りまくる(これって大抵の人がいつもやっている奴ね)
◎「私って被害者、かわいそう、あいつが悪い!私は絶対に悪くない!」 と、子供(他人)と自分、そして怒っている自分と本来の自分が分離している感覚・・・みたいな。

Bパターン(気づいている私)
本気を出して怒っているのは
Aパターンと同じなのだけれど、怒っている途中で怒っている自分の着ぐるみを脱いで背中から出てみる。
着ぐるみを脱いだ自分は少し後ろに下がって観客席に行き、だだの観客になる。
◎「おっとっと、怒っちゃってるにゃん、わたし...」 と、一歩ズームを引いてみると自分の様子がよくわかるね!・・・みたいな。

Cパターン(欽ちゃん型)
このパターンは観客席もコントローラーもいりません。怒りながらも自分も子供も微笑ましくなる方法です。それは、怒りながら語尾のところだけトーンを1オクターブほど上げる↑
当然語尾はヘンテコリンな突拍子もない声になる予定。
「ナニヤッテル●ノ?↑」 「イイカゲンニシナサ●イ!↑」 ・・・みたいな。
これって、萩本欽ちゃんの秘伝です。「ナンデソウナル●ノ!」 ・・・って感じです。

※ちなみに怒りの感情をいけないものだと捉えがちですが、怒りの感情は自分の大切にしているもの(家族や仕事etc)やアイデンティティを守るために、“NO”という行為であって、かんしゃくを起こしたり人を傷つけたりするためにあるものではありません。動物たちは上手に使っています。

怒っている自分の感情をそのままに任せるか、怒っている感情に気づきながら行動するかは、相手にも自分にも影響力は大きく違ってきます。
Aのパターンからどうしても抜け出れない人は、感情解放のカウンセリングをするとBパターン以降のことが出来るようになりますよ。