自分が信じているポジティブな記憶が・・③

 

(前回からの続きです)

まぁ、相変わらずあっちこっちに
話が飛ぶブログですね。

 

洞察するに、
シリアスな場面に行くのが
嫌なんだと思いますよ。

かなり前になりますが、
姉の話の時もとん挫したままです
ものね。

実際に話してみたら、

「な~んだってなレベル
だと思います。

全然大したオチじゃないはずなの。
(多分

 

自分にとってセンシティブな事柄は、
人に触れて欲しくないものです。

それはどなたにとっても、似たような
反応が起きます。

 

クライアントさんのセッションにおいても、

真の思いに触れられる時は、
心が騒いでジタバタするもの
なのですね。

 

 

さ~て、そろそろ、

「自分が信じているポジティブな記憶
・・・真実の思いを見逃している」

のテーマに戻りましょうかね。

 

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私が子供時代に心に残っていて、
一番の宝物にしている思い出は、

大好きなおじいちゃんとの
デートです。

 

土曜日になると、
おじいちゃんは私を近所の
甘味屋さんに

連れて行ってくれるのが
日課でした。

 

おじいちゃんは洋品店を経営
していたけれど、
それを息子(母の弟)に譲ってからは、

家に居づらいらしく
(母からの情報によると)
どこかで泊まり込みのお仕事を
するようになっていた。

 

それまでは、坂の下にある
おじいちゃんの家に私は毎日の様に
遊びに行っていたが、

母親から禁止されて、
行けなくなってしまいました。

きっと、母と母の実家の対立が起こした
大人の事情によるものでしょう。

 

そうはいっても、週末におじいちゃんは
ちゃ~んと帰って来てくれます

 

待ちに待った土曜日が来ると、
おじいちゃんが迎えに来るのだ。

 

おじいちゃん:
「ナオや~!じいちゃんと
甘いもの食べにいこ

 

私は、祖父のことを、
なんで大好きなのかというと、

美味しいものを食べさせて
くれるからという訳じゃありません。

 

祖父は、私にとって
最大の味方だったからです。

 

最大の味方って?

 

 

自分を誰よりも特別に扱ってくれて、
守ってくれる
存在だったんですね。

 

祖父は、私を甘味屋さんに
連れて行く道すがらに、
私の手を繋いで、

年子の姉に私がいじめられて
いないかと尋ねます。

 

私は:
「こんなことされた、あんなことされた
んだよ~」

って、祖父に姉の悪口と
泣き言顔を訴えます。

すると、

 

祖父は:
「しょうがないな~、お姉ちゃんのくせに、
妹をいじめて。。

でも、ナオが良い子なのは
おじいちゃんが一番よく分かって
いるからね。

ホットケーキでも、あんみつでも、
ソフトクリームでも、
いくらでも食べていいからね。

ナオは、大きくなったら、
立派なお大人になるから、
おじいちゃん楽しみだな~」

そういって、優しいまなざし顔
私を見ます。

まなざし

(食べちゃいたいくらい可愛いね

 

小さい頃の私はとてもシャイだった
から、

そんな時のおじいちゃんの目を
ちゃんと見れません顔

 

恥ずかしくて仕方ないのね。

 

自分を特別な存在として
扱われるまなざしが、
くすぐったいし、バツが悪いような、
微妙な立場。

 

孫の事は、
目に入れても痛くないって
表現があるが、

本当に祖父の目に、
私が飛び込んでいるかのように思えます。

 

このあと、小学3年生の6月6日に
祖父は突然他界しました。

交通事故でした。

 

祖父の遺言で自分が死んだときには、
絶対、私には見せるなとの事だった
様で、

私は祖父の傷ついた遺体を見なくて
済みました。

 

祖父の頭に、
包帯がたくさん巻かれていたと、
だいぶ大きくなってから聞いたのみです。

 

祖父は、国道の横断歩道を渡ると、
私の家に向かうのに遠回りになる
からなのか、

横断歩道の手前で道路を横切った
時に車に飛ばされたそうです。

 

悲しかったのが、
祖父のポケットに大福が入って
いた事です。

 

きっと私に少しでも早く会って、
大福を食べる私の顔が見たくて、
道を急いだのかもしれません。

 

悲しい道路

(おじいちゃ~~ん。私の為に
ごめんなさい)

 

検死が済んで、固くなった大福を
母が大泣きしながら食べていたのが、
恐かった。

大好きなおじいちゃんのポケット
でも、

遺体は遺体。

子供にとって、遺体って、
テレビの観すぎかもしれないけど、
オバケとそんなに変わらないくらい
異様な感じがします。

 

そのポケットに入っていた
コチコチの大福を、

号泣しながら食べていた母が、

狂っているように見えたのを覚えて
います。


(続く)