霊能者シリーズ・18・一人でやるっきゃない

 

<前回から続く>

バスでの野ションタイムの時に、
二人の子供と母親に取り憑かれ
てしまったSさんの
その後はどうなったんやろか?

 

ちゃんと寝れたかな~。

 

昨日は衰弱して顔が人間っぽく
なかったし

今朝は大連の病院で
心理学のお勉強をする日です。

 

ホテルのロビーに集まって
大連病院に移動するのですが、

 

あっ!Sさんを見つけました。

 

案の定、よれよれで目
くぼんでいる。

 

ホテルで一人で寝ているのが
イヤらしく、無理して来たん
ですって。

 

おとぼけ犬

 

 

Sさん:「那旺ちゃん、
昨日はありがとうね

まさか私にあんな事が起こる
なんて、本当にビックリしたわ。

あの時は両手がくっついちゃって、
勝手に祈ってしまったの。

それが止まらなくて、
何が何だかわからない。

でも那旺ちゃんと先生に
ヒーリングして貰って、

 

少しづつ落ち着いたけど。

 

でも、昨日から下痢と嘔吐で、
お湯を飲んでも、

もう胃は空っぽで何も出ない
はずなのに、吐き気が止まらない。

お医者様から高い漢方の薬を
貰ったけど、全く効かない。

これから大連の病院で
診察して貰うつもり・・・」

 

私:「そうだったんだね。
でもこれから病院にお勉強しに
行くんだから、安心だね!

 

大連の病院は大きかった。

日本ではとても及ばないほど、
ベットの床数が多いんだよね。

 

ところが、心理学の講義が
始まって直ぐに、

病院で診察をうけたSさんの具合が
悪化し出した

 

何故か、始まったばかりの講義中に
私は先生に呼ばれ、

 

Sさんの面倒を診るように
頼まれたのです。

病室に行ってみると、
Sさんは殆ど意識を失っていた真っ青

 

彼女が寝ていた部屋を見た時、
私は霊安室かと思った。

 

何しろ寒い
室温は0度。
布団は湿っていて分厚くて重い。

いったんもんめ

 (寒いぞ、ブルブル・いったん木綿・
ひ~らひら~~)

医者も看護師も見当たらず、
私はいったい何をすればいいの
だろうか?

生気の失ったSさんの顔を見て、
このままでは亡くなると思った。

 

何とかしなくては

何で、こんな深刻なSさんを残して、
皆は勉強なんかしているの?

ヒーラーなんだから、
こういう時こそ結束して、
彼女をヒーリングして欲しい。
先生は何でそばにいてあげないの?

 

と思いつつも、今私が出来る事は、
Sさんの足から

腐敗した様な物質
取り出さねばならない。

 

仕方がない。

一人でやろう。。

 

< 続く >