(訳あってもう1ヶ月も前の投稿の続きです。お待たせ〜)
(ポコ親那旺が次男の人生に繰り返されている苦悩の本当の原因を
白状している場面の続きです。)
ポコ親那旺;
「あなたが一生懸命にお仕事をやっているのに、
最終的には目上の人と上手くいかなくなるのを繰り返している原因は、
お兄ちゃんとの繋がりと関係があると思うのね」
(あれまぁ、繋ぎがあっちゃこっちゃこんがらかっちまった)
ポコ親那旺;
「私がまだ小さい頃、
次女が私に意地悪したりすると、母親がこう言って姉をかばっていたの。
『あの子は3月生まれで知恵遅れ(差別用語です)なんだから、治らないの。しょうがないでしょ。
あなたは普通に生まれたんだから我慢してね!』
・・・それが母の対処法だった。
でも事実、姉はお勉強は出来なかったけど、全然知恵が遅れてなんていない。
ただのワガママを言い通してヒステリーを起こしているだけなのに・・
と私は悔しくて仕方なかった。
だから、私はどうやって自分の不満をおさめたら良いか、
自分なりに考えたんだ。
で、出た結論が、お姉さんをバカにする事だった。
アイツはバカだから仕方ないんだ。だから賢い私は我慢できる!って。
母親はその後も非言語の命令を促して、私はそれを察する様になった。
でもバカでわがまま放題の姉が、世間では美人で八等身だの、
愛想が良いともてはやされて、
なんか自分ばかり損している気がして、
世の中の評価なんて見てくれしか分からないアホばかりと
小さい頃から思っていた。
社会に対する反発心がここから生まれたと思う。
『世の中の人なんて真実を見る力なんてありゃしない。私は騙されない!』
と、未来が暗くなっていく様で、いつもうつむくようになった。
そして自分の不細工な顔が大嫌いになっていった。
不満を溜め込んで抑圧していると、運気も悪くなるね。
よくよく考えると、いつも自分ばかり日陰にいる気がして、
私は次女に嫉妬していたのだと思う。
そして次女を馬鹿にする事によって自分なりのバランスを保ち、
母親に好かれる=母親を助けられる=それが母親に対する忠誠心と
なっていった訳。
さらに言うと、
私の一番の味方だった祖父は、小学3年生の時に交通事故で帰らぬ人となった。
亡くなる前にも私は祖父に誓っていた。
おじいちゃん:
「那旺は賢い子だ。だからあんな馬鹿な姉ちゃんと戦ってはいけないよ。負けるが勝ちと言うじゃないか。正義をしっている那旺はいずれは立派な人間になるんだから、相手にしちゃいけないよ!」
那旺:
「うん、わかった。馬鹿な奴を相手にすると自分も馬鹿になるんだね!」
・・・コレで私の忠誠心はさらに強化された。
(お利口なワシ・・・回想シーン)
そうして、馬鹿にしていた姉と母が常に愚痴を漏らしていた父親と
一緒に生活していると、ますます性格が意固地になっていくのが嫌で、
22歳の早婚で家を出た。
しかしその後も、私の課題は続いていった。
課題をクリアしないと、逃れられないのがこの世の仕組み。
課題って・・、何よ?
人を見下す・・。
いや、誰に対しても見下している訳じゃない。
偉そうな顔をして、全然実が伴わない人を見下す癖だ。
しかし、これをやり出すとキリがない。
世の中に完璧な人なんていない訳で、自分の意にそぐわない人が
周りに多い程、心の中の戦争相手も増える訳で、
馬鹿にすればする程、自分が立派にならなきゃ収まりがつかなくなる。
自分はこんなにやっている!
と心の中で「ドヤ顔」をしていると、
いくら表面上は笑顔で見つくろってもエネルギーでは見えてしまうものだ。
つまり、いくら頑張って成果を上げたとしても、
「あんた、好きでやってるんでしょ!」的な反応をされ、
さらにギャフンと言わせてやろうと、頑張ったところで同じなのだ。
(おのれ〜、馬鹿にしくさって!今に見ておれ〜)
なんで自分は評価されないんだろう。
自分より怠けていたり、良い加減にやっている人間の方が
重宝されて、評価も高い。
意味わかんね〜よね?
(オラ、もう疲れただ。。)
自分より年上の人、若しくは上司とか立場が上の人、
そういった方々との心の争いが絶えない人は、
一度、自分の幼少期から起こっている身内との関係性を
見つめてみると良い。
私は22歳で結婚を決めて、いざ次女から逃げても、
次女を投影する人がずっと追いかけてきた。
「追いかけてきた」と言うのはちょっとニュアンスが違って、
勝手に次女に雰囲気が似ている登場人物に反応して、
内心が戦っているだけなのであ〜〜る。
だとしたら、どうするねん!!
人をバカにする事で頑張るの、
もうやめて良いよ!
自分より先に生まれた順番はどうも尊重した方が良い様である。
上のものを尊重しない=バカにすると言う行為は、
むりくり自分が上を飛び越えて行かねばならない。
さて、こんなに長い間、このテーマを引っ張って参りましたが、
私が次男に言いたかったことはたった一つ。
「お母さんが間違っていました。
弱虫だったから卑怯なやり方をしたのだと思う。
私が結ばせてしまった誓いを、もう破っても構わない。
むしろ貴方の為にそうして欲しい。
優しい人間が幸せにならなきゃいけないのに、
優しくて人の気持ちが分かるがゆえに苦労するのは不公平だもの。」
次男は大晦日の除夜の鐘が鳴り終わった頃に、
帰って行った。
明日、お兄ちゃん家族と新年を迎える為に。
(一つ成長してこいよ〜。。とポコ親那旺は見送る)
私、那旺は気づいたのだ。
だから、お姉さんの生き方を尊重して、頭を下げた。
私の中にずっと渦巻いていた争いの炎がいつの間にか消えてしまった。
エネルギーとは、
上から下へと流れていく。。
(おしまい)
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