朝方に、メリーは意識を失い壁にドンと頭をぶつけて、
目と口を開けたまま倒れてしまいました。
「メリー!メリー!起きてよメリー!!」
ゆさぶっても、何をしても目を見開いたまま反応がありません。
息はまだしている。どうしよう(´д`)
「めりちゃん、めりちゃんてば~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
な、なんと(~ω~;))) 正月早々葬式かい。
メリーの遺体は元旦なのにどこに連絡すればいいの?
そんなことより、メリーは預かっている犬だった。
殺しちゃったら、(゚д゚)マジでマズイ。が~~~~ん
涙ポロポロと流れる中、冷静なエゴいっぱいな私もいた。
「ヤバイ、ヤバイ、何とか起きてよ、めりちゃん。冗談でしょ、も~~~」
そんな時、いつもトンチンカンな事を言う、
「天使くん」と言うあだ名の友人からの電話が鳴った。
「新年あけましてオメデトさん!」
相変わらず半端なく明るい声。
(アホ、とんちんかん!)と思いながら、
「メリーが……。」と言ったら。
「そうそう、今朝メリーが夢に出てきてね、寒いから抱っこして、
毛布でくるんで、ストーブの前で温めてって言ってたよ。
そして、レスキューレメディを飲ませてって!」
この天使くんの話すことは、いつも的が外れていて、とんちんかんなのだ。
しかし、10回に1度はナイスな事を口走るから、あなどれない。
しかし、今回のアドバイスは、1万回に1回のスゴモノじゃんか
メリーは口が聞けないから、天使くんを使って意思表示をしていた。
前から気づいてはいたが、スピリチュアル犬だ。
「天使くん、いつも毒舌言ってばかりでごめんちゃm(_ _)mあんがと!」
と、さっさと電話をきり、
「めりちゃん寒かったのね、気がつかないでごめんね。」
私は、何の反応もなくなったメリーを抱きかかえ、毛布にくるみ、
レスキューレメディの「ESR」を首に振りかけ、石油ストーブの前に座った。
「あ~、そうだ、私は直伝霊気の師範だったんじゃん。
サッサとヒーリングせにゃあかん。
あっ、犬も経絡あるんだから、経絡も整えて~~、あとは~」
気が動転している私と、落ち着いて判断しているセラピストが同居しだした。
私は覚悟を決めた。
その時、祈りのパワーの底なしの力を私は実感した。
「生きるも死ぬも、めりちゃん、あなたの自由なのよ。
ただ、全てなる宇宙よ、メリーにとって、最高の癒しをお与えください。」と。
2時間ほど経過したとき、メリーはムクッと起き上があり、
まるで今までのことが、何もなかったかのように、
水を飲んでしっぽを振っている。
「マジ?(゚o゚;; 」「お化けm(-_-m)~ ??」
うえ~、奇跡の復活。
<まだまだ続く>
笑顔 クオーレ
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