(前回からの続き)
この話、2回くらいで終わるつもりが
こんなに引っ張ってしまい
とうとうシリーズになってもうた。
そもそも、
上の階の人の柔軟剤の量が多すぎて、
しかも夜に洗濯物を干しちゃうために、
臭くて窓を開けて寝れないこと
から端を発した。
「も〜引っ越したい」
とぶつくさ文句を
空に向かって呟いたら、
よく月に地上げ屋さんが訪れた。
それだけの話なんですが。
話はまだ続く。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんな状況の私に、
家賃6ヶ月分は払わなくて良いと言われ、
敷金2ヶ月分も返金してくれて、
さらに引越し費用まで出すって・・。
何〜〜も頼みのしないのに、
勝手に地上げ屋さんが、
すまなそうな顔をして、
申し出てくれているのだ。
大阪人だから、すまなそうな表現も
すご〜いうまいの。
ホント、すごくすまなそうにするの
(うまい!コップかぶってすまないお顔)
そんなされると、私はどうしても
突っ込みを入れたくなってしまうのだ。
だって、現場的には吉本新喜劇と同じなのよ。
もう、わくわくミーハー状態です。
で、私、決めたんです。
この地上げ屋さんは、
宇宙がよこしてくれた
「お金の神様〜」
なんだと、思うことに決めたのだ。
神様なのだけど、ふつーに対等なのね。
でも、ありがたい人が現れたことには
変わりないから、
大切にお招きしようと思うんです。
地上げ屋さん:
「で、引越し費用というか
退去費用というか、
お詫び費用というか〜、
いかほどで手を打ちたいと
思ってくれはりますのん?
私は、はっきり言って、
お宅さんのことはようわからんですわ。
30年やってきて、
色んな人を見てきましたが、
お宅さんに関しては、普通の人とも思えないし、
もうまともに争えないのもようわかったし〜。
ですから、言いたいことがあったら
私、考えますから、
なんでも言ってください」
と、語尾を上げながら、
桂三枝師匠風に真剣に喋っている。
(ところであんさんどないしますのん?)
やっぱり、大阪弁はいいな。
人の気持ちに沿ったかの様に
聞こえるもんね。
中身は全然伴っていなかったとしても。
映像の中に入りこんでいる感じがたまらん。
那旺:
「う〜〜〜ん、よくわかんないな〜。
本当に私って何にも考えてないのね。
かといって考えても、
何にもアイディアは出てこない。
じぇんじぇんわかんない。
頭がおバカさんになっとる感じだよ。」
私の心の中では、
これで十分過ぎる位の対応をしてくれているに、
引っ越したい!って先につぶやいたのは、
(地上げ屋じゃなくて相手は宇宙にだけどね)
私の方なんだけどなぁ〜。
そんなにすまなそうに言われても、
困るんだよな〜、地上げ屋神様ったら・・。
も〜、す・て・き
(と、妄想中のラブコール)
地上げ屋さん:
「そんならようわかりました〜。
今日のところは帰りますわ〜。
次回まで少し考えといてください。
本当は今、ちゃ〜んと決めて帰りたいんやけど、
明日も九州まで行かなあかんし、
次は関西地方やし・・、
はよ決めたいのは山々なんですが、
お宅さんと話している私も・・・、
だんだん頭がこんがらかってきて、
変になりそうなので、
今日は帰らせて貰いますわ〜。
地上げ屋がお客に背を向けて
尻尾巻いて帰ったなんて、
そんな不名誉なこと、
誰にも言わといてくださいな。
(ここでも地上げ屋ッチはシーのホーズをしとる)
ほんま、地上げ屋なのに恥ずかしいわ。
なんなんやろか。
この人。。さっぱり、
よ〜わからん。わからん。
も〜ほんま・・え〜わ。」
と頭かきかきして・・
(わからんしっぽ巻きぽーずでしゅ)
「次回まで考えておいてください」なんて
言われても、
「これで十分です」って言っちゃっても
良いものなのか・・、
とりあえず、
次回にまた神様と遊べるんだな!って
だけ思っておこう。。わ〜い。
お金の神様、ほんならさようなら〜。
こんな感じのやり取りで、
今日のお金の神様はお帰りになりました。
お金の神様、またやって来てね〜。
楽しみに待ってるよ〜
(続く)
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