私、「樹木希林」にもう会えないロスと、

綾瀬はるかのドラマ「義母と娘のブルース」
終わっちゃったロス状態に、

ただ今なっており、

心にポッカリと穴が空いています。

 

だからと言って、特に「樹木希林」のファン
だった訳でもなく、

「義母と娘のブルース」なんぞは、最終回を
入れて後ろから4話だけしか見ていない。

 

なのに・・なぜに???

 

この二者(樹木希林と綾瀬はるか演じる岩木亜希子)
には侮れない共通点があるのだ。

※(ドラマ、観ていない人ごめんくさい。
有料配信でも観てくださいまし)

 

それは、・・・

 

情熱的で一途である事・
類い稀な洞察力を持っている事・
家族を愛している(大切なものを守る力がある)事・
礼儀を知っている事(気遣い、慎み深さがある)・
努力を惜しまない事、

 

自分の人生に責任を持っている事・
他人と比較しない事・
愛を基準に選択している事・

そして・・・・今を生きている事。

 

このどれもこれもが、
私が美しいと思えているものであ〜〜〜る。

だから、それを体現してくれている人がいると、
私はとても嬉しいし、
震えるほどに同感できるし、
有難くて仕方ないのです。

 

樹木希林の死は、
友人がフェイスブックで投稿してくれて知った。

直ぐにびっくりした旨をコメントしたら、

友人は、「那旺さんって希林さんに生き方が近いかも・・」
って返信されたから、

「とんでもない、畏れ多い事です」って答えた。

 

「近い」というより、
そう在りたいと思っているのだろうな〜・・・、
って気づきました。

だから共感できる人がまたこの世を
去ってしまった事が寂しいのだ。

 

(私、綾小路です♪)

上に挙げた共通点の中で、最後の4つは特に大事です。

自分の人生に責任を持っている事!

他人と比較しない事!

愛を基準に選択している事!

今を生きている事!

これが出来る様になったら二度と
人間に生まれ変わる事はないでしょう。

生まれ変わる理由が無いと言って
良いかもしれない。

だから人間である以上、
この4つを心掛けて生きて行きたいものだ〜!

良いか悪いかはさて置いて、
2年くらい前のテレビに出演していた
樹木希林さんのあの衝撃的な態度が忘れられない。

 

一人旅だったか?連れが居たか?は忘れたが、
希林さんがアポなしで旅をして、
街の人に声を掛けたりする番組に出演していたときのこと。
(多分「鶴瓶の家族に乾杯」じゃなかったと思う)

希林さんが街を歩いていたら、
70歳近くのお店のおばちゃんに声を掛けられて、
なんやかんやちょっとした会話をし終え、
希林さんが立ち去った時のことです。

そのおばちゃんが希林さんを追いかけてきて、
スーパーのビニール袋に入ったお土産を
渡そうとした時のやり取りだった。

 

おばちゃん:
「ハイ、これあげる。お土産・・・持って行って!」

 

樹木希林:
「いりません!」

おばちゃん:
「えっ??なんで、良いから持って行って!」

樹木希林:
「いらないものはいらない!」

っと、希林さんはビニールを振り払った。

 

おばちゃんはせっかく親切にあげると
言っているものを断られてビックリとしたのと、

バカにされた気がしたのか、
プライドを傷つけられたのか、
希林さんの無頓着な態度に怒ったのか、
凄い形相をして闘争モードになっていた。

 

テレビ放映中のスタッフも、
この緊張感のある映像を撮ってしまって、
ドキドキとうろたえているのが読み取れた。

観ている私も、とんでも無いところを
うっかり観てしまった様な気がした。

いずれにせよ、ビニール袋を突き返された
おばちゃんの背中からは、
振り上げた拳を下ろせない雰囲気が漂っていた中、

希林さんは、ひょうひょうとして立ち去った。

 

希林さんがその時になんてコメントしていたかは
忘れたが、多分こんな意味合いを私は感じ取った。

 

「要らないものを渡された方の気持ちはどうなのかしらね!
お土産を渡すにも気遣いってあるでしょ?

もし、私が世間体を考えて、要らないお土産を
あの場面で貰ったとしたら、
どこかに捨てなきゃならないじゃない?

そうしたらゴミになってしまう。
例えば、それを要らないからと言ってスタッフに
あげたとして、

押し付けられた方は断れなくて迷惑じゃない?
だからハッキリと言った方が良いのよ。
欲しくないものは欲しくないって。

例えば、ものを貰えばお返しとか
しなきゃならないこともあるし、
そういうのって、勿体無いでしょう?」

私がこの番組で受け取ったメッセージは、
こんなニュアンスだった気がしました。

考え方は色々あって良いです。
そのおばちゃんの立場や思いを考えたら
また違った考えが出て来ますね!

「朱に交われば赤くなる」的な生き方は、
ある意味、問題提起をしなくて楽です。
争いも起こらないし批判もされないし、
意地悪もされない。

ドラマ「義母と娘のブルース」のPTA対決の
場面を思い出す。
(私、ダイジェスト版でしか観てないのだが^^;)

 

(義母はかつてキャリアウーマンだった)

 

確かこんな内容だった。

P TAの母親達の卑劣な行動対して、
無駄な刺激はしないで
引き下がる事を勧める教師に対し、

亜希子は毅然としてこう言った。

「子どもに手本を示すためにも親は
言うべきことを言わなければならない!」
と。

更に、

「先生!子供がこんな発想になって
良いのでしょうか?


子供は、親が嫌われるようなことをしたら
自分も嫌われると思っている。


親は、子供が嫌われることを恐れて
言葉を飲み込み、陰口で憂さを晴らす。

その背中を見て育った子供は思うでしょう。

長いものには巻かれればいい。
強いやつには逆らうな。
本当のことは影で言うのが正しいんだ。


だって、大好きなお父さんとお母さんが
そうやっていたんだから!

私事で恐縮ですが、
私は大事な一人娘にそんな背中を
見せたくはありません!」

 

この言葉、鳥肌が立ちました。

 

(義母の勇気ある言葉を理解した子供)

 

尊敬すべき人

 

(まだあなたが居ないなんて信じられない気持ち)


本当の事を言える人、

嘘のない人、

味のある人、

また、一人この世から去ってしまった。
最後の最期までご立派でした。
本当にお疲れ様でした。

来年公開の遺作
「エリカ38」楽しみにしています。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

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