成美ちゃん母娘がスズメバチに刺されたのは、

ゴーストバスターをしてから2週間後の
お盆の時でした。

 

成美ちゃんの子孫一行はすでに2週間前に
浄霊を済ませていた。

お盆になって再度、成美母ばあちゃんの
空き家を訪問したんです。

その時また、
不思議なことが起こりました。

 

その前の、2週間前にどんな形で浄霊をしたかというと、

母ばあちゃんの家に行った子孫一行は、
誰も霊的存在は見えなかった。顔
が、気配がある顔のだけはわかったそうだ。

 

そもそも成美母上が神懸かりしたきっかけは、
成美ちゃんがセッションを終えて、
タロットで見たビジョンを母に告げてからのこと。

 

成美:
「うちの先祖に成仏していない霊っているの?」

 

と聞いた途端に、

 

バシッと

 

母上の目に女の人の霊が、
田舎のばあちゃんの家にいるのをしっかり
見たそうだ。

それは成美ちゃんが見たビジョンと一致していた。

それまで、成美母上にはそう言った霊的現象を
感じたことのない、ごく普通の人だった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

実際、空き家に行ってみて、

気持ち悪い気配を、子孫一行は全員感じた。

 

だが、何も見えない顔


感じるけど見えない。顔


何かいる。。


あの部屋に。


見えないけど、気持ち悪い。
それだけは、わかる。。

 

子孫一行は母上の指示のもと、動いた

母上の守護霊の指導による浄霊法は

 

仏壇を床の間に移動する。
仏壇の後ろの壁を黄色にする。
仏壇の前に机を置き、白い布をかけること。
仏前には、水、塩、お酒を供える。
お経をみんなで唱えること。

以上だった。

 

成美母上:
「名前は誰だかわからないけど、
あなたは最初の奥さんですね。
あなたはこの家の奥さんですよ。

あなたがちゃんと存在していたことは
分かっています。

でも、こんなところに150年もいても、
あなたにとって何にもいいことありません。

どうか上に上がり再度生まれ変わってください。」

 

そして、母上が知っているお経をみんなで詠んだ。

 

すると・・・、

 

本当は黄色の壁なはずなのに、壁は金色に変わり、

仏壇は、眩いほどのキラキラに輝き、

それはこの世の輝きでは有り得ないような光景だった。

それをここにいた全員が確認したことでした。

 

 

その時、母上がふと思ったことは、

「1週間以内に上がるから大丈夫
確信したそうな。

 

 

 

逆に私的に言うと1週間もかかる??

ということです。

 

こりゃぁ相当ヘビーな執着だと個人的には思います。

 

執着は、他人も自分も傷つけます。
本当にご苦労様としか言いようがありません。

 

執着した方もされた方も。

 

つめて〜

(おっとっとっと〜。いて〜ぇなぁ

 

そんなこんなで、子孫一行は、

 

パチパチパチ〜(拍手

 

150年の呪いを解くという大役を済ませました。

 

(まだ続きます)

 

 

 

(前回の続き)

 

成美母さんの守護霊であるおばあさんから、
霊を鎮めるためのノウハウを具体的に
頂きながら、

成美ちゃんの家族3人と叔母さん夫婦、叔父さん、
成美ちゃんのおばあちゃん
計7人で空き家になっている田舎に向かった。

 

成美ちゃんの家系は、
成美ちゃんを含め、母上も叔母さんも、
血族とは外れるが、父上までも、

霊的資質を温存しとるようです。

父上は霊的身分をまだ隠しているんじゃないかと
母上は言っていた。

 

母上曰く、

「もしや、父ちゃん、凄いかも。。」

どうも才能を封印しているらしいっす。

 

成美一族はその能力をどの様に
使ったらいいのか、
まだ、わからないようなのだ。

 

成美ちゃんの母上も、
今回神懸かり(霊がコンタクト)したのは
初めての経験だった。

 

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(お主。。見たな〜〜〜〜)

 

スピリチュアルなことなんて、

 

誰も教えてくれないし・・・、

 

こんなことを人に言ったら・・・、

 

変に思われるし・・・、

 

そんなことを分かってくれる人なんていないし

 

でも成美ちゃんのリーディングで、

 

「まだ上がれていない先祖供養をしなくては
うちの家系が幸せになることはない」と、

分かってしまってから、
それぞれの霊性が一気に開こうとしている。

 

開く

(お股開いている場合じゃないのね。。)

 

母ばあ様からの指導を受けて、これまでの先祖の
悪行や恨みを、詫び・・祈り・・光に還すために
子孫が結束した。

 

それから数ヶ月後に、
成美母さん成美叔母さんも、
さらなる霊性に目覚めるために、

そして自分の、

本質を生きるためのセッションを

クオーレテラピーで受けることになった。

 

本質を知ると

そこに行くっきゃなくなるのだ

 

勉強

(ハハァ、そこですか?ワシの本質って)

 

話を戻しますが
もう少し、白い女性の霊の話をしますと、

彼女は子供が出来ないで家を出されたと
いうより、

夫が16歳の後妻になる女性に子供を産ませた後は、
裏にある蔵でしばらく暮らしていた。

なぜなら、行く先がなかったからだ。

彼女は、16歳の後妻を妬み、恨み、
藁人形で呪い続けた先に、
後妻は23歳で病死したそうです。

そして、7代たたり続け、
長男が生まれないようにと呪った。

その後白い服の女は出て行ったそうですが、
生き霊だけは置いて行ったとのこと。

 

実際に、成美ちゃんの家系は、
長男は生まれても死んでしまったり、
自殺したりと、全滅だった。

成美母のお父さんは次男だったから、
なんとか生き延びたが、
それはそれは大変な人生だったそうな。

 

生き霊。。
恨み。。
死しても、生きているのだ。・・・意識は。

 

昔に比べ、今こそ女性は楽チンな時代になりましたが、
歴史的には悲しい時代がありましたね。

 

先祖系のセッションでよく出てくるのは、

子供を産めなかった、
後取りの男の子を産めなかった、
男尊女卑、
土地に対する執着、
家柄、身分格差、支配関係、

が出てきます。

 

こういったドロドロした想いの渦が、
集合意識に深く刻まれているようです。

 

で〜〜〜、
その先を書きたかったのだけど、
長くなったからまた今度。

 

(続く)

 

 

 

 

(前回からの続き)

9月になっても
成美ちゃんからセッションの予約はなかった。

 

成美ちゃんは8月に田舎に帰って、
すでに亡くなってしまっているのに、

おばあちゃんちの居間に
まだ居続けている150年前の先祖・・。

白い服の女性と小さな男の子・アキラ君の霊を
供養しに行っているはずだ。

それはタロットを通して、
先祖の白い服の女性に約束したからだ。

あんなにしっかり約束をして
いたのだから、行かない訳はないだろうし・・。

逆に行かなきゃマズイだろうし、

でも、行ったとしても、
結構ヤバい顔真っ青かもしれないなぁ。

 

・・・・・・・・・・う〜ん。

 

ちと不安。。顔

 

 

その後どうなったんやろか?????

気になるなぁ。。。

 

そわそわ。。。

 

気になる

(大丈夫かな〜、成美ちゃん)

 

そうこうしていると、
ようやっと予約のメールが入った。

成美ちゃんは10月末になってセッションに来てくれて、
とんでもない事を話し出した。

 

成美:
「実は那旺先生のところに9月に伺うと言って
いたのですが、
お盆に帰った時に、

スズメバチに刺されて
私たち意識不明になって救急で運ばれちゃったんです。

多分、白い女の人の最後のあがきかと。。」

 

那旺:
「私たちって・・・あなた。。」

 

ブヴぇ〜〜〜

 

奥目

ビックリたまげて奥目になってまう

 

成美ちゃんのセッションの後、

成美ちゃんの家族に何が起きたかというと・・・、

 

お母さんがが神懸かりというか、
お母さんの守護霊がとうとう動き出した。

 

そもそもお母さんの守護霊はお母さんのおばあちゃん
だそうで・・。

これも変な話なんでが、成美ちゃんのお父さんが
そういうのがわかるらしく、

結婚したてくらいの時に、おばあちゃんの写真を見て、
成美父上:
「この人だよ、あなたの守護霊は」

っと、
お母さんは伝えられたそうだ。
ととう・・父ちゃんも!スピリチュアルなのですか〜〜。。

 

わわわわ。。っとくるりゃ、スタコラサッサ(意味不明)

 

奇妙な一家だよね〜〜。

 

3

(わわわわ。。家族3人ともですかぁ??)

 

しかし、当時のお母さんは、それをあまり気にかけては
いなかった。

 

それがセッションが終わってすぐに、
守護霊のおばあさんが突然「ドン!」

と入り、色々とアドバイスをしだしたのだ。

 

例えば、

「田舎に一緒に行くメンバーは誰と誰」とか。

成美母ばあ:
「この人は連れて行ってはいけない」
とか。

「向こうに行ってから、こんなことをしなさい!」

とか・・、

霊を鎮めるための手立てを具体的に
伝え出したそうだ。

 

お母さんの妹、成美ちゃんの叔母さんは、
霊を感じる人なのだが、そちらにはメッセージは
入らなかった。

今回は、成美母上のお役目なんだろう。

 

そんな状況の中、
成美ちゃんの家族3人と叔母さん夫婦、叔父さん、
成美ちゃんのおばあちゃん
計7人が守護霊に選ばれたそうです。

 

ゴーストバスターズ顔イェ〜い
(ふざけてはいけませぬ。はい

 

いやはや、1回のタロットリーディングが、
こんな大掛かりなことになろうとは、

成美ちゃんがタロットを封印していた
意味がわかるような気がする。

 

そもそも私がタロットで
何を聞いたかは覚えてないけど、

先祖の霊にアクセスする、
秘密の扉を開けるような質問を

投げかけちゃったのかなぁ。。

 

 

そういえば、うちのセッションでは、
先祖供養の儀式みたいのが
よ〜〜く出てくるんです。

 

(続く)

 

成美ちゃんの進路を決めるために占った
タロットだったが、

とんだ方向に話は進んでいってしまった

 

タロットリーディングは1時間程度だったが、
まるで1日中、古〜い映画を見ながら
温泉に浸かっていたくらいの怠さがあり、

未だに頭に湯気が出ている感覚だった。

 

温泉

(あふ〜〜。。達成感。。)

 

タロットをリーディングしている空間が、
異次元と混在しているからだろう。

 

 

成美:
「那旺先生、私これで一切の迷いがなくなりました。

学校も通います。
そして、まさか私がタロットでプロとして
やっていくなんて、考えもしなかったけど、

私はこれが一番やりたかったことなんだと、
やっと気がつきました。

未来が決まった以上、前に進むしかありません。

今・・・・私、嬉しくて仕方ないんです。

今日、ここにこさせて貰って本当に良かった。
那旺先生を紹介してくださったS先生、
那旺先生、

ここまで導いて
貰ったことに感謝しています。顔

 

クライアントさんの殆どは、私のことを那旺さんと
呼ぶが、

やっぱり先生繋がりだと、那旺先生が呼びやすいのかなぁ。

私は、那旺さんでも那旺っちでも
なおなおでも、なんでもいいんだけどね。

スンマセン、話をそらしてしまいやした〜。

 

那旺:
「何言っとるのよ。
自分でリーディングしたんじゃないの。

私はただ、必要な質問をしただけ。
へへへ〜、こう見えても質問の専門家だからね〜顔

それにしてもさ〜、成美ちゃんのタロットって、
占いの範疇を遥かに超えてるわ。

 

私は今まで、タロットを4回習ったことがあるけど、
全然心が動かなくてね・・、
結局はあまりリーディングはしなくなってしまった。

で、上手と言われていた人のタロットリーディングも
何度か受けてみたんだけど・・、

あまりしっくりこなかったんだ〜。

 

やっぱりさ〜、どうしてもその人のフィルターを通って
しまっているので、
なんかね〜・・・そこが気になっちゃって・・。。

決して悪くはないんだけど、いまいち透明じゃない感じがして。

そんなら自分でやりゃあ良いじゃないかと
思ってはみたが、

どうしても突き動くものがなかった。

でもね、でもね、

成美ちゃんよ〜く聞いて。

成美ちゃんのタロットは、占いじゃなくて、
完全にタロットの精霊天使ちゃんと繋がっているんだよ。

こんなリーディングができる人なんて
滅多にいやしない。

成美ちゃんは誰からもタロットを習ったことが
ないって言っていたけど、

小さいころからタロットの精霊天使ちゃんたちと
遊んできたんじゃなぁい?
それが、見ていてよ〜くわかったの。

全然濁りがない。

これは占いなんかじゃなくて、
宇宙からのギフトを成美ちゃんが貰っているんだと思うのね。

成美ちゃんがタロットを封印しなくて
本当によかった。

もったいないよ〜。
あなたは宇宙がくれた宝物なんだから。」

 

いい子

(封印しないでくれて、ありがと。宇宙の宝物さん)

 

成美:
「那旺先生、私嬉しいです。
私、やり遂げます。
まだ誰も気づいてないタロットを

伝えていきます。私の使命を生きます。

9月にまたセッションを受けに来ます。

8月に田舎に帰って、
亡くなっているのにおばあちゃんちの居間に
まだ居続けている150年前の私の先祖・・。

あの白い服の女性と小さな男の子・アキラ君の霊を
供養してきます。」

 

 

と言って、丁寧に頭を下げて帰って行った。

 

頭下げる

(ご丁寧に・・も〜、あんさんありがとさん)

 

やれやれ、それにしてもとんでもないセッションが
最近はよく続くなぁ。。
・・・・・・・

 

しかし、9月になっても10月になっても
成美ちゃんからセッションの予約はなかった。

 

おかしいなぁ。。。

 

(続く)

「世にも奇妙な物語」って、
那旺さん、やけにもったいぶっちゃ
いませぬか?(視聴者の声)

前回の続きです~~~。

 

タロットを色々と展開させていくうちに、

突然、
成美ちゃんが高校3年生の時に、
「首から白いものが入られた」と言い出した。

 

しろ

(なぬなぬ???)

しろ2

(白いのって、どうちたの??)

 

成美:
「あ~、あの時、私の首の・・ここのところから
入った正体が・・今やっと・・分りました。

白い服を着た私と同じ年くらいの
若い女の人の
霊です。

そうです。あの時から私は体が病気がちになって
しまった。

この人・・・私の先祖です。

凄~い怒ってる。。

あ~~~~、ごめんなさい。
私の先祖が貴女に酷い事をしたのね!

本当に酷い。酷すぎる。
私の先祖があんなに醜い事をするなんて

ごめんなさい。。ごめんなさい。。」

 

勘弁

(うぇ~ん。。ごめんなさい。。
先祖が・・・・・)

 

成美ちゃんは、恐怖と罪悪感と
悲しみの中に怯えていた。

私はその様子を観察するだけで、
じっと待った。

 

成美:
「貴女のその悔しい気持ち、
よくわかります。痛いほどわかる。」

 

那旺:
「むかし、何があったの?
この女性は何年くらい前の人なの?」

 

成美:
「もう150年くらい前のことです。

母方の先祖にあたる若い女の人です。

その女性はお嫁にきて働かされ、
虐められた挙句に

子供が出来ないという理由で家を
追い出されてしまったんです。

その後にまた次の嫁を貰い、
その人は男の子を
産んだけれど、

その子を産んですぐに亡くなってしまった。

残された子供を育てなくては
ならなくなってしまったお婆さん(姑)は、
育てきれずに、

とうとうアキラ君という名の男の子を
口を塞いで殺してしまった。

 

最初に家を出された白い服を着た女性は、
その後の半生も辛いことばかりが続き、

「この家の子孫を7代まで呪ってやる!」
と言って、

藁人形を作り恨みながら一生を過ごしたんです。」

 

実は後で聞いてわかったのだが、
このストーリーは成美ちゃんの
叔母さんがすでにリーディングしていたそうで、

成美ちゃんも同じ光景をこの時のタロットによって
見る羽目になったのだった。

 

成美:
「那旺先生、この白い女性と小さな男の子は、
福島にあるお祖母ちゃんの家の居間で暮らしています。

男の子は居間でグルグル回って
遊んでいるんです。

私、前からあの居間には入れなかったんです。
とっても嫌な~感じがして。

その意味が分かりました。

那旺先生、私、夏休みになったら行きます。
この二人を救いに」

 

那旺:
「大丈夫なの??」

 

成美:
「はい、これは私がやらなければならない
ことです。先祖から託されたのだと思うんです。

うちの家系は子供が出来にくい上に、
代々男の子が生まれないのも
この白い女性の呪いのせいだと思うんです。

 

と言って成美ちゃんはまたカードに
集中した。

 

成美:
「私、必ず貴女を救いに行くから待っていて
ください。

必ず約束するから。

そしてうちの先祖の悪行をお許しください。
先祖に代わってお詫びいたします。」

 

成美ちゃんは丁寧に手を併せて、
深くお辞儀をした。

 

(その後も世にも奇妙な話はまだ続く)