スピリチュアルなテーマは、ちょっとだけお休みして、
愛犬メリーの続編を掲載しますね。
すてきよメリー。尊厳ある最期のときを共に過ごそう。
メリーは前回帰る少し前くらいからご飯を残すようになった。
この18年間のうちで初めてのことだった。
メリーはご飯が大好きで、芸として「ゴーハーンー」って
言えるくらいに、がっついているメリちゃんなのだ。
お家に帰ったメリーはその後も食欲は減り、
本来の量の1/3くらいになっていたらしい。
今回こちらに来た翌日から食欲は益々減り、
しばらく安定していたはずのお腹をくだし、酷い下痢が復活してしまった。
今回メリーの様子は、12月に危篤になった状態を既に超えていた。
ゼリー状の血便を過ぎて、その先は血便も出ないほどの、
透明なゼリー状の便になった。
これ以上もっとひどくなると、
まるで、墨汁そっくりの真っ黒な、水液状の下痢になってしまった。
ご飯を一切拒否すること10日間、
メリーは水と、ほんの少量の蜂蜜を舐めたが、
とうとう、大好きなハチミツまでも、横を向いてしまった。
一日中、殆ど横たわったいる。
でも、ちゃんと朝夕の散歩はふらつきながらも一生懸命に歩いた。
どんどん衰弱していくのは目に見えてわかるので、
道ですれ違う犬の飼い主さんは、メリーに
「( ゚ー゚)ノ)”ガンバレ、(,,゚Д゚) ガンガレ!」
ってエールを送ってくれた。
きっと痛々しく見えたのかもしれない。
私は、メリーの部屋に入るとき、じっとお腹の上下を確認する。
「あっ、まだ息してる。良かった!」
アイスノンを枕にして、目を半開きに私を見ている。
夜中にメリーが一人で息を引き取るのは忍びないので、
ベッドをメリーの部屋に移動し、添い寝した。
私はちょっとだけでもメリーが動くたびにドキドキした。
御岳山の武蔵御獄神社にお参りに行ったことは以前のブログで
書きましたが、そこに犬の祈願をする専門家の「大口真神様」が、
本殿の重要な位置におられるとは全く知らなかった。
しかし、大口真神様にお参りしたその日から、
メリーの下痢は止まった。
何も食べていないのだから、出るものもないし、
そんなの当たり前か…。
<続く>
HP 笑顔 クオーレ