「猫のご恩返し」 と言われてもねえ〜、まだオチには到達できね〜なぁ。 私のカウンセリングツールの中で、「ビリーフチェンジ」というセッションがある。 名前のまんま、そのセッションの醍醐味は、その人の問題、つまり、生きづらさの原因となるビリーフを、まんまとっ変えちまうのであります。 その中で、猫のミャもビリーフがあるわけで、とりわけショック＆恐怖に結びつたビリーフは、かなり集中してやらねばならぬ。セッション中の私は、一見リラックスしている様に見えるが、内心、息を呑む超集中モードでやっています。崖に落ちかけた人の命を救うくらいのつもりでやっているので、洞察の取りこぼしは許されない。（ジィッとエネルギーを観る） ミャのビリーフ（信念）は、「人を信じてはいけない」です。 でも、ミャは信じてはいけない人間に「おまんま」を頂かなきゃならないっちゅう大変な任務が待っているのだ〜。 ミャはご飯を食べている間も、気を抜かない。食べている間に、捕らえられたら命取りだから、私に体のちょっとさえも触らせない。 一瞬、「お主、恩を仇で返すのか〜」とぺぺぺっという気持ちになるが、那旺さん落ち着いてくださいませ。   （コイツ〜と思っても、いやいや敵はこの子のビリーフじゃ）   ミャのビリーフは、「人を信じてはいけない」ですが、仲間のはずの「猫」も同様に信じちゃいけないぜぃ！！であった。 私はミャを段々、他人（猫）とは思えなくなってしまった。ミャは気が弱く、鳴き声もニャ〜ヴォーンとか、グェギャオ〜ンとか他の猫みたいに迫力のある発声は出来なくて、「ミャミャミャ」しか言えない。そんなヘナチョコ猫なもので、「喧嘩をする！」なんつぅ〜大それた事は滅相もない話であります。 でも、どこの世にもいじめっ子はおるでな〜。いじめっ子は「ジャイアンという名（勝手に命名）」のドラ猫がいまして、そいつがめちゃデカくて猫相の悪いやさぐれ猫なんっす。戸越八幡神社でご飯を貰っている奴で、奴も地域猫＝去勢の印として耳がちょんぎられている。神社に常駐していても、性格は良くならないもんなんすね！で、そのジャイアン猫が、ミャを目の敵にしていじめるのだ。大抵は夜中の丑三つ時に奴は現れやがる。で、私はその凶暴な鳴き声に目を覚まし、慌てて寝室の階段を駆け降りて戸外に出るのです。（一度寝ぼけて墜ちかけましたが、ギリ手すりにぶ〜らんして助けられた） 床から飛び起きてメガネをかけ忘れちゃうと、０.０１以下の視力の私は何にも見えない中、どこに敵がいるかは判らないまま、とりあえず足をバタバタさせてジャイアンを追い払う。実は、昼間に、一度そのイジメの光景を見たときに私はゾゾゾとした。ミャが塀に追い詰められて、ジャイアンに食べられそう（？？）になった時に、ミャは余りの怖さとストレスにフリーズ。口から泡を吐いていた。それも滝のようにジャージャーと泡を垂らし、数分吐いていた。当然、ワシがジャイアンを追い払うわけじゃが（ジジイの言い方になっておるぜ） 「わわワッ！ストレスでこんな白い泡が大量に出るモノなんだ！」私はそれからというものミャが心配で心配で、、、。とりあえず、うちのウッドデッキにミャのお家を作って〜、とにかくミャが襲撃された時には、直ぐに対応できる様にしよう。。 などと対策は立てたが、ミャが普通の生活を送っているだけで、ミャのお家にもジャイアンは襲撃する様になった。 ジャイアンは八幡神社でおマンマを喰いそびれる事は無いのに、何故に、ミャに固執するのか！ このままでは、ミャは生きてはおれないだろう。（…